その日に播種・植付をするとよく実らないといわれる日。
「1月子・2月午・3月酉の日をいい、4月以後は3カ月ごとにこの順を繰り返す」のだそうだ。『大辞泉』では、東日本でいわれることと書かれている。
どうして1月が子の日で、2月は午の日なのか。季節が悪いという理由ではなさそうだ。
『世界宗教用語大事典』によると、厄日のひとつで、友引や三隣亡、二百十日などと同じらしい。この日は災難にあうから忌み慎まなければならない、と陰陽道では考える。
友引は「友を引く」から、この日は葬式もしないし、火葬場も休みになる。ところが『広辞苑』によると、これは俗信で、もともと暦の考え方では「相引で勝負なし」という日。朝晩は吉で昼は凶。つまり、葬式はいけないというのは、「友引」の字面からの連想のようだ。
三隣亡は、この日に建築すると、火災を起こして近隣三軒が滅んでしまうというから怖い。でも、どういう根拠があるのかというとよくわからない。
厄日だの厄年だのというのは、人を脅かして暦を売りつけたりおはらいさせたりする陰謀じゃないの?
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「1月子・2月午・3月酉の日をいい、4月以後は3カ月ごとにこの順を繰り返す」のだそうだ。『大辞泉』では、東日本でいわれることと書かれている。
どうして1月が子の日で、2月は午の日なのか。季節が悪いという理由ではなさそうだ。
『世界宗教用語大事典』によると、厄日のひとつで、友引や三隣亡、二百十日などと同じらしい。この日は災難にあうから忌み慎まなければならない、と陰陽道では考える。
友引は「友を引く」から、この日は葬式もしないし、火葬場も休みになる。ところが『広辞苑』によると、これは俗信で、もともと暦の考え方では「相引で勝負なし」という日。朝晩は吉で昼は凶。つまり、葬式はいけないというのは、「友引」の字面からの連想のようだ。
三隣亡は、この日に建築すると、火災を起こして近隣三軒が滅んでしまうというから怖い。でも、どういう根拠があるのかというとよくわからない。
厄日だの厄年だのというのは、人を脅かして暦を売りつけたりおはらいさせたりする陰謀じゃないの?
