5日に一度風が吹き、10日に一度雨が降ること。転じて、風雨その時を得て、農作上好都合で、天下の太平なこと。
世の中、平穏でよかったね、という意味なのだが、文字面からの印象はちょっとちがう。「風」「雨」とあり、それぞれ「五」や「十」がついているから、「荒れ狂う暴風雨」を想像してしまう。5日に一度、10日に一度、ということだったとは。
気象庁の統計を見る。10ミリ以上の雨が降った日を降雨日とすると、東京の降雨日は少ない年で31日(1984年)、多い年で59日(1989年)。だいたい40日から50日の間ぐらいの年が多い。10日に一度ではちょっと足りない。
ラジオの天気予報を聞いていると、雨については「残念ながら」という気持ちが伝わってくる。濡れるし、傘を持たなきゃならないし、秋や冬なら寒いし。でも、雨が降らなきゃ干上がってしまう。傘や雨具、レインブーツのメーカーも、雨が降らないと困るだろう。雨が降って残念な人ばかりではない。
雨具というと、レインコートを着ている人はあまりいない。みんな傘を差している。どうして人気がないのだろう。蒸れるからだろうか。傘を差して自転車に乗っている人も多い。あまり意味があるとは思えない。濡れるのがいやならレインコートを着ればいいのに。
世の中、平穏でよかったね、という意味なのだが、文字面からの印象はちょっとちがう。「風」「雨」とあり、それぞれ「五」や「十」がついているから、「荒れ狂う暴風雨」を想像してしまう。5日に一度、10日に一度、ということだったとは。
気象庁の統計を見る。10ミリ以上の雨が降った日を降雨日とすると、東京の降雨日は少ない年で31日(1984年)、多い年で59日(1989年)。だいたい40日から50日の間ぐらいの年が多い。10日に一度ではちょっと足りない。
ラジオの天気予報を聞いていると、雨については「残念ながら」という気持ちが伝わってくる。濡れるし、傘を持たなきゃならないし、秋や冬なら寒いし。でも、雨が降らなきゃ干上がってしまう。傘や雨具、レインブーツのメーカーも、雨が降らないと困るだろう。雨が降って残念な人ばかりではない。
雨具というと、レインコートを着ている人はあまりいない。みんな傘を差している。どうして人気がないのだろう。蒸れるからだろうか。傘を差して自転車に乗っている人も多い。あまり意味があるとは思えない。濡れるのがいやならレインコートを着ればいいのに。