きょうも映画館通い by Banzong

わたしたちは世界一の映画の街に住んでいる!

2018.4.7 正式オープンした「シネマハウス大塚」へ行く。トークショー面白かった。

2018-04-07 | 映画レビュー
7日、正式オープンした「シネマハウス大塚」へ行く。インディーズ映画の新しい拠点として期待されているスペース。大塚、といえば大塚名画座、鈴本キネマ。懐かしい場所です。北口、都電をまたいで、左折し折戸通りを5分ほど、文京高校前のビルの一階です。キャパは56。こじんまりとしています。

オープン企画は『1968年とニッポン監督特集大島渚』(15日まで)。今日のお目当ては、14時からの『夏の妹』上映後のトークイベントです。大島監督のご次男、プロデューサでもある大島新さんと、監督と知己があり『大島渚のすべて』という著書もある映画評論家樋口尚文さんがゲストです。

大島渚監督というのは伝説の多い人で、そのどれをきいても面白い。でも、会うと怖い。新さんによれば「外・ヌーヴェル・ヴァーグ、内・松竹大船。家族思いのいい父親だったが、人をキンチョーさせる。僕も面と向かうとキンチョーするので、あまり話をしなかった」とか。創造社の面々の話、松竹大船同期の山田洋次さんほかとの関係、なぜ素人役者を使ったかなどなど。大島全作品のさわりが編集されて収録されている、樋口さんの著作『大島渚のすべて』のために作られた貴重なPVも上映。本当にユニークなフィルモグラフィーだな、と痛感しました。

このスペースの経営者のひとりが『東京战争戦後秘話』で主演した後藤和夫さん。『東京战争…』は18時から上映でしたが、そちらは失礼しました。1970年作品。高校生の映画グループと大島さんが映画を作るということで当時話題になりました。そのグループの人たちが、シネマハウス大塚作りに関係しているんだそうです。後藤さん、ロビーにいらしたけれどおヒゲは白く、いまや老紳士でした。


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2018.4.7 4月第1週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週公開は18本。『ダンガル きっと、つよくなる』は必ず観ます。

2018-04-07 | 映画レビュー
4月第1週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週公開は18本。結構観たい作品が多いです。

今週必ず観ます、という一本は。
『ダンガル きっと、つよくなる』
レスリングがテーマのインド映画です。同じアミール・カーン主演の『きっと、うまくいく』が好きな人は観てね、というタイトルですね。毎日の評「インド製ど真ん中のスポ根もの。…昭和の香りがカレー風味で復活である」なるほど。

気になる作品は。
『クソ野郎と美しき世界』
たぶん試写がまにあわず、新聞各紙は無視してますが、元SMAPのあの3人のオムニバス。山内ケンジx香取慎吾『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』、太田光×草なぎ剛『光へ、航る』は観てみたい。2週間限定興行で館数が少ないので混んでるだろうな。

『ワンダーストラック』
子どもが主演ですが、ニューヨークの映画ですね。ニューヨークのジオラマが効果的に使われるなんて
興味そそられます。『キャロル』のトッド・ヘインズ監督作品。

『ラブレス』
ロシア映画。それぞれに恋人を作って別れる寸前の夫婦、一人息子を押しつけあって…、とちょっとやりきれない設定。結末が知りたい。

『港町』
評判のドキュメンタリスト、想田和弘の作品をいちど観てみましょう。

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル
予告を死ぬほど観ました。観ているあいだはきっちり楽しませてくれる映画、と思います。よくできたゲームのように。



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