7日、正式オープンした「シネマハウス大塚」へ行く。インディーズ映画の新しい拠点として期待されているスペース。大塚、といえば大塚名画座、鈴本キネマ。懐かしい場所です。北口、都電をまたいで、左折し折戸通りを5分ほど、文京高校前のビルの一階です。キャパは56。こじんまりとしています。
オープン企画は『1968年とニッポン監督特集大島渚』(15日まで)。今日のお目当ては、14時からの『夏の妹』上映後のトークイベントです。大島監督のご次男、プロデューサでもある大島新さんと、監督と知己があり『大島渚のすべて』という著書もある映画評論家樋口尚文さんがゲストです。
大島渚監督というのは伝説の多い人で、そのどれをきいても面白い。でも、会うと怖い。新さんによれば「外・ヌーヴェル・ヴァーグ、内・松竹大船。家族思いのいい父親だったが、人をキンチョーさせる。僕も面と向かうとキンチョーするので、あまり話をしなかった」とか。創造社の面々の話、松竹大船同期の山田洋次さんほかとの関係、なぜ素人役者を使ったかなどなど。大島全作品のさわりが編集されて収録されている、樋口さんの著作『大島渚のすべて』のために作られた貴重なPVも上映。本当にユニークなフィルモグラフィーだな、と痛感しました。
このスペースの経営者のひとりが『東京战争戦後秘話』で主演した後藤和夫さん。『東京战争…』は18時から上映でしたが、そちらは失礼しました。1970年作品。高校生の映画グループと大島さんが映画を作るということで当時話題になりました。そのグループの人たちが、シネマハウス大塚作りに関係しているんだそうです。後藤さん、ロビーにいらしたけれどおヒゲは白く、いまや老紳士でした。
オープン企画は『1968年とニッポン監督特集大島渚』(15日まで)。今日のお目当ては、14時からの『夏の妹』上映後のトークイベントです。大島監督のご次男、プロデューサでもある大島新さんと、監督と知己があり『大島渚のすべて』という著書もある映画評論家樋口尚文さんがゲストです。
大島渚監督というのは伝説の多い人で、そのどれをきいても面白い。でも、会うと怖い。新さんによれば「外・ヌーヴェル・ヴァーグ、内・松竹大船。家族思いのいい父親だったが、人をキンチョーさせる。僕も面と向かうとキンチョーするので、あまり話をしなかった」とか。創造社の面々の話、松竹大船同期の山田洋次さんほかとの関係、なぜ素人役者を使ったかなどなど。大島全作品のさわりが編集されて収録されている、樋口さんの著作『大島渚のすべて』のために作られた貴重なPVも上映。本当にユニークなフィルモグラフィーだな、と痛感しました。
このスペースの経営者のひとりが『東京战争戦後秘話』で主演した後藤和夫さん。『東京战争…』は18時から上映でしたが、そちらは失礼しました。1970年作品。高校生の映画グループと大島さんが映画を作るということで当時話題になりました。そのグループの人たちが、シネマハウス大塚作りに関係しているんだそうです。後藤さん、ロビーにいらしたけれどおヒゲは白く、いまや老紳士でした。
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