行って来たよ～

やっと行って来た、美容院。

しかも会社の数軒先のトコ

今迄なんで行かなかったのぉ？って声もおありかと思いますが・・・・・・・・・・・・・

勇気を振り絞って自動ドアを超えました

「あの～　予約を入れさせていただいたbaniramamaですぅ」

「どうぞ、こちらへ」言われたままにイスに付く

「シャンプーとカットお願いします」

「・・・・・・・・・」　髪をいじりだす・・・って言うかブラッシングする

 

静寂だけが支配する空間・・あたし、どうも馴染めていないようね

目の前のヘアー雑誌を開いてひきこもり・・・おとなしくしている

「どうします？」

思わず開いたページのヘアースタイルを指し、

「コレみたく　したいのですがぁ・・・」

トップにボリュームを出しつつ、顔まわりのボリュームを控えめ

やさしいシルエットに仕上げたスタイル。

髪全体にクセ毛風のボディパーマをプラスした感じ・・・・

 

・・だがっ・・・モデルと格差がありすぎるので控えめに言ってみる

敵はチラッと見てうなずく

困ったなぁ　まさかこんな無愛想だとは無理を言ったかなぁ・・ドキドキし始める


そこで、「あの～　パーマお願い出来ます？コレみたく」

時間は４時半・・、いきなりコース変更で、すみません状態


「ハイ・・・・・・」

「あの～　カラーも・・・」

「両方は出来ません、髪によくありませんから」

「そうですよね　ではパーマは後日にします」　素直なあたしである

 

そこへ先生が登場。

これまた、とても無口、無愛想、無表情と三拍子そろってらっしゃる

黙々と作業を始める

困ったなぁ・・・持参の文庫本を開く・・・が身に入らない


その後も　カットしててもずぅっと無言状態

ついに髪を染め始めた

刷毛に染料をつけ全体になでつける

ソレを見ていて　おかしくなってきた・・・ふふふ・・・ははは・・・

「ナンか仏像みたいになっちゃったネ」

せんせっ、ぷっ！と吹き出し「そうね　髪をなでつけるからね」

それからはだんだん仲良くなれた　気持ちよく出来た

よかったなぁ　

 

帰りがけには髪の毛を褒めていただいて上機嫌なあたし。

鏡の中のあたしがこちらを見て微笑んでる　うれちぃ

 

暗くなってきたので会社まで急いで帰る

 

バニラは狂った様に喜びをあらわす　

髪にお鼻をつっこんでかきまわしてるぅ



夫は練習中だった楽器を置いて

 

口を手でふさいで「クッ、クッ、クッ・・・」

ええー　そんなヘン？

「なかなかいいじゃん」　って言ってくれた

こんな言葉、最近ではいつ言ってもらったかなぁ・・って言うか

最後はいつだったかなぁ

 

まっ　いいや・・・褒められちゃったぁ

 

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