(写真は祝福を受けるテーパリッ・シンワンチャー)
今回楽しかったのと自分が注目している選手だったのとでだいぶ写真を多く載せようとしているので長くなってすいません。文章は短いんですが…(おいおい)さて、第2試合も注目の選手の一人。テーパリッ・シンワンチャーの登場です。しかし彼もまた…(ええ?)
以下試合内容です。
▼第2試合:PABAフライ級暫定王者決定戦
同級11位:テーパリッ・シンワンチャー(Tepparith Singwancha)(タイ) VS 同級9位:ニ-ニョ・スエロ(Nino Suelo)(フィリピン)
VS
これまた日本だったら思い切り批判される11位対9位の決定戦。テーパリッにはちょっと早すぎる気もするんですが…方やニ-ニョも12勝14敗2分けの選手。
なおこの階級は12月31日にギャラクシーのフォンルアンが前々王者のレイ・ミグリーニョと正規王座決定戦を行う予定になっており、パイパロップの返上によって空位のところに先に暫定王者が出来る、という話になってしまします。ギャラクシーがうまくパイパロップ返上の話の後に押し込んだ感がありますが、これで正規フォンルアン、暫定テーパリッになった場合に統一戦が行われるか、いやない(反語)という感じでPABAの王座も親のWBAに劣らず混沌としてきましたね。
<対峙する両者>
第1試合のマーバオの善戦に刺激されたのか、この試合はニ-ニョが1R出だしからいきなり猛攻!!これにはテーパリッもマジに焦ったんじゃないでしょうか?すさまじい勢いでコーナーから飛び出して連打連打!!
<序盤から動いたニーニョ。すごい速攻だったんですが…>
ここでいいのを一発喰ってぐらついたテーパリッでしたがそこから盛り返してカウンターを返しますが採点ではニーニョのラウンドだったでしょう。2R以降も果敢に初っ端から打って出るニーニョだったんですが2Rはテーパリッの右を一発食って失速、またその後のボディー攻撃でスピードが殺されました。
<ワンツーが有効だったんですが、どちらかというとフックに頼ってしまったテーパリッ>
3,4Rとテーパリッがペースを握ったかと思ったところで5R中盤にニーニョのショートフックとアッパーを受けたテーパリッが再びぐらつかされます。しかしここは距離をとってボディーストレートで牽制して難を逃れます。6R以降はそれまでの攻防からの疲れか両者手数が減りましたが若干テーパリッに分があるか?ただテーパリッも疲れからかガードが下がってきてニーニョのワンツーをもろに顔面や胸に受ける場面もしばしば。
<テーパリッが正面から被弾。これが多かったのはちょっと…>
8Rはテーパリッの右ロングフックからボディーの連打につなげてロープ際に追い詰めたものの倒せず。9Rも打ってきたニーニョに右ストレートでテーパリッが応戦、いいのをもらったニーニョがちょっと間をおいてからぐらついた(フラッシュ?)んですがここも倒すまで行かず。。10,11Rはどちらも手数が減って攻防的にはつまらなくなりました。ニーニョは9Rくらいから鼻血がひどく息苦しくなってましたね。
結果:108-101,107-102,109-100でテーパリッの判定勝ち
ニーニョは良く戦ったとはいえ、あの戦法を継続するにはスタミナが足りなかったですね。勝機も無くは無かったんですがテーパリッがかろうじてかわしたという感じでした。
一方のテーパリッは最初の試合を見た時は「いいワンツーを決める選手」というイメージだったんですが、今回はそれよりフック系のパンチが多くなりちょっと失望。それと前回のエントリーでチャンプ氏が指摘した、と言ったとおり正中線の防御が甘いですね。顔、そして胸の真ん中にかなり被弾をしていました。ガードの腕が開いていること、打つときに防御がおろそかになること、腕の力がもたないのか後半に行くにつれて腕が下がり最後はノーガードに近い感じに(以前見たウィサヌがこんな感じでしたね)。あれは直さないと強打者が相手では危ないし、長いボクシング人生を考えた場合に後人生に影響しますからトレーナー陣にはきちんと指導して欲しいですね。
<初の戴冠となったテーパリッ・シンワンチャー>
タイのボクシング界の将来を担える一人とは思いますが昨日はちとあたしの中で評価を下げました。
▼第3試合:契約体重142ポンド
プラウェーッ・シンワンチャー(Prawet Singwancha)(タイ) VS イマーム・サフィー(Imam Safi)(フィリピン)
KOREAN TARO様いわく「彼はちゃんと練習すれば強い」というプラウェーッ。おなかの状態は相変わらずでした…(汗)
<対峙する二人。右がプラウェーッ、左がイマーム>
プラウェーッは相変わらず力強いパンチを振るってイマームを攻め、2Rに2回ダウンを取ります。しかしその後さらにパンチが大振りになったためにかなり大きい動作のダッキングでよけられたりもします。たださすがなのは相手のパンチの初動に合わせてパンチを叩き込むことも出来る点。この辺はKOREAN TARO様もおっしゃるようにセンスでしょうね。
<うまいタイミングでパンチを打つことも出来るんですが…>
ただ試合の中で不用意にパンチを食らうことも非常に多く、彼のケースも「自分より腕力がある選手とあたったときにどうなるか?」という疑問があります。
<これは相打ちの場面>
試合はイマームが最後まで粘ったもののプラウェーッが判定勝ち。
<なんとなくかっちょいいアングルで撮れました♪>
<プラウェーッ・シンワンチャー。左後ろがトレーナーのエカラック氏>
▼第4試合:6回戦、契約体重116ポンド
デチャポン・ゴーキェットジム(Dechapol Bankluaygym)(タイ) VS ポーンペッ・ソー・センサック(タイ)
三つ子ボクサー、デチャー、デチョーそしてこのデチャポン(次男らしい)。記者会見資料に「摩訶不思議な…(マハーサッチャン)」と書いてありますが、世界でも例がないのでは?
<デチャポン・ゴーキェットジム>
ただ体格の大きいデチャー(135ポンド)とデチョー(130ポンド)とはことなり体は小さめのデチャポンです。しかも…
顔も似てねえ~!?Σ( ̄□ ̄;)
↓ みんなで比較してみよう!(おいおい)
←これがデチャー ←これがデチョー
ちなみにあたしは髪型以外でデチャーとデチョーの違いが分かりませんでした。もしこの二人が同じ髪型にしたら判別不可…(マジ)
<対峙する二人>
しかし小柄なデチャポンもファイトスタイルは他の二人に負けないパワーファイトを展開!フックが大振りなのもそっくりやね…(汗)
<顔がら空き…(汗)>
しかし相手のポーンペッはたぶんムエタイの選手らしく(ガードが高い)力負けしたいましたね。
<がんばって戦ったポーンペッでしたが…>
結果:2RTKOでデチャポンの勝利
すみません、大トリの正木純子さんの試合は次のエントリーに続きます(汗)
(続く)
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今回楽しかったのと自分が注目している選手だったのとでだいぶ写真を多く載せようとしているので長くなってすいません。文章は短いんですが…(おいおい)さて、第2試合も注目の選手の一人。テーパリッ・シンワンチャーの登場です。しかし彼もまた…(ええ?)
以下試合内容です。
▼第2試合:PABAフライ級暫定王者決定戦
同級11位:テーパリッ・シンワンチャー(Tepparith Singwancha)(タイ) VS 同級9位:ニ-ニョ・スエロ(Nino Suelo)(フィリピン)
VS
これまた日本だったら思い切り批判される11位対9位の決定戦。テーパリッにはちょっと早すぎる気もするんですが…方やニ-ニョも12勝14敗2分けの選手。
なおこの階級は12月31日にギャラクシーのフォンルアンが前々王者のレイ・ミグリーニョと正規王座決定戦を行う予定になっており、パイパロップの返上によって空位のところに先に暫定王者が出来る、という話になってしまします。ギャラクシーがうまくパイパロップ返上の話の後に押し込んだ感がありますが、これで正規フォンルアン、暫定テーパリッになった場合に統一戦が行われるか、いやない(反語)という感じでPABAの王座も親のWBAに劣らず混沌としてきましたね。
<対峙する両者>
第1試合のマーバオの善戦に刺激されたのか、この試合はニ-ニョが1R出だしからいきなり猛攻!!これにはテーパリッもマジに焦ったんじゃないでしょうか?すさまじい勢いでコーナーから飛び出して連打連打!!
<序盤から動いたニーニョ。すごい速攻だったんですが…>
ここでいいのを一発喰ってぐらついたテーパリッでしたがそこから盛り返してカウンターを返しますが採点ではニーニョのラウンドだったでしょう。2R以降も果敢に初っ端から打って出るニーニョだったんですが2Rはテーパリッの右を一発食って失速、またその後のボディー攻撃でスピードが殺されました。
<ワンツーが有効だったんですが、どちらかというとフックに頼ってしまったテーパリッ>
3,4Rとテーパリッがペースを握ったかと思ったところで5R中盤にニーニョのショートフックとアッパーを受けたテーパリッが再びぐらつかされます。しかしここは距離をとってボディーストレートで牽制して難を逃れます。6R以降はそれまでの攻防からの疲れか両者手数が減りましたが若干テーパリッに分があるか?ただテーパリッも疲れからかガードが下がってきてニーニョのワンツーをもろに顔面や胸に受ける場面もしばしば。
<テーパリッが正面から被弾。これが多かったのはちょっと…>
8Rはテーパリッの右ロングフックからボディーの連打につなげてロープ際に追い詰めたものの倒せず。9Rも打ってきたニーニョに右ストレートでテーパリッが応戦、いいのをもらったニーニョがちょっと間をおいてからぐらついた(フラッシュ?)んですがここも倒すまで行かず。。10,11Rはどちらも手数が減って攻防的にはつまらなくなりました。ニーニョは9Rくらいから鼻血がひどく息苦しくなってましたね。
結果:108-101,107-102,109-100でテーパリッの判定勝ち
ニーニョは良く戦ったとはいえ、あの戦法を継続するにはスタミナが足りなかったですね。勝機も無くは無かったんですがテーパリッがかろうじてかわしたという感じでした。
一方のテーパリッは最初の試合を見た時は「いいワンツーを決める選手」というイメージだったんですが、今回はそれよりフック系のパンチが多くなりちょっと失望。それと前回のエントリーでチャンプ氏が指摘した、と言ったとおり正中線の防御が甘いですね。顔、そして胸の真ん中にかなり被弾をしていました。ガードの腕が開いていること、打つときに防御がおろそかになること、腕の力がもたないのか後半に行くにつれて腕が下がり最後はノーガードに近い感じに(以前見たウィサヌがこんな感じでしたね)。あれは直さないと強打者が相手では危ないし、長いボクシング人生を考えた場合に後人生に影響しますからトレーナー陣にはきちんと指導して欲しいですね。
<初の戴冠となったテーパリッ・シンワンチャー>
タイのボクシング界の将来を担える一人とは思いますが昨日はちとあたしの中で評価を下げました。
▼第3試合:契約体重142ポンド
プラウェーッ・シンワンチャー(Prawet Singwancha)(タイ) VS イマーム・サフィー(Imam Safi)(フィリピン)
KOREAN TARO様いわく「彼はちゃんと練習すれば強い」というプラウェーッ。おなかの状態は相変わらずでした…(汗)
<対峙する二人。右がプラウェーッ、左がイマーム>
プラウェーッは相変わらず力強いパンチを振るってイマームを攻め、2Rに2回ダウンを取ります。しかしその後さらにパンチが大振りになったためにかなり大きい動作のダッキングでよけられたりもします。たださすがなのは相手のパンチの初動に合わせてパンチを叩き込むことも出来る点。この辺はKOREAN TARO様もおっしゃるようにセンスでしょうね。
<うまいタイミングでパンチを打つことも出来るんですが…>
ただ試合の中で不用意にパンチを食らうことも非常に多く、彼のケースも「自分より腕力がある選手とあたったときにどうなるか?」という疑問があります。
<これは相打ちの場面>
試合はイマームが最後まで粘ったもののプラウェーッが判定勝ち。
<なんとなくかっちょいいアングルで撮れました♪>
<プラウェーッ・シンワンチャー。左後ろがトレーナーのエカラック氏>
▼第4試合:6回戦、契約体重116ポンド
デチャポン・ゴーキェットジム(Dechapol Bankluaygym)(タイ) VS ポーンペッ・ソー・センサック(タイ)
三つ子ボクサー、デチャー、デチョーそしてこのデチャポン(次男らしい)。記者会見資料に「摩訶不思議な…(マハーサッチャン)」と書いてありますが、世界でも例がないのでは?
<デチャポン・ゴーキェットジム>
ただ体格の大きいデチャー(135ポンド)とデチョー(130ポンド)とはことなり体は小さめのデチャポンです。しかも…
顔も似てねえ~!?Σ( ̄□ ̄;)
↓ みんなで比較してみよう!(おいおい)
←これがデチャー ←これがデチョー
ちなみにあたしは髪型以外でデチャーとデチョーの違いが分かりませんでした。もしこの二人が同じ髪型にしたら判別不可…(マジ)
<対峙する二人>
しかし小柄なデチャポンもファイトスタイルは他の二人に負けないパワーファイトを展開!フックが大振りなのもそっくりやね…(汗)
<顔がら空き…(汗)>
しかし相手のポーンペッはたぶんムエタイの選手らしく(ガードが高い)力負けしたいましたね。
<がんばって戦ったポーンペッでしたが…>
結果:2RTKOでデチャポンの勝利
すみません、大トリの正木純子さんの試合は次のエントリーに続きます(汗)
(続く)
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