バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) 塀の中から再起へ。パイパロップ・ゴーキェットジム!

2012年09月05日 23時10分32秒 | タイのボクシング
(写真はスパーリングをするパイパロップ(写真右)なおパイパロップの顔には色々あってモザイクを入れてあります。)


今日は朝から中部のロブリ県に遠征。目的はなんと塀の中で復帰のための練習をする選手を取材すること。その選手とは元WBAミニマム級暫定王者パイパロップ・ゴーキェットジムだ!


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  (愚連隊の一言)なんやかやでロブリ行きで丸々1日かかってしまった…


今回ゴーキェットグループのスタッフや記者さん達と訪問したのはタイ中部のロブリ県にある


  チャイバダン郡刑務所



<これが刑務所の建物だ!!>


ここに来た目的は今年1月にジムからバイクで覚せい剤100錠を実家に持ち帰り売ろうとして移動中に現行犯逮捕され、3年6ヶ月の実刑を受けて収監されている


  元WBAミニマム級暫定王者パイパロップ・ゴーキェットジムの復帰についての取材です。


すでに刑務所から特別な外出許可を受けて9月13日にバンコク市兄で試合をすることが決まっています。


まずは会議室で刑務所の方々にご挨拶。



<左から2番目がプロモーターのゴーキェット氏>


そしてここからいよいよ刑務所の中へ。
注意事項は携帯電話と財布は持ち込み禁止。あと撮影も今回の取材に関係のある場所だけ。(知らんで他を撮影しようとして怒られました…汗)



<三重くらいのドアを抜けて刑務所内部へ>



<通路を通って体育館に向かいます。>


ロブリ県は実はパイパロップの所属する「ポー・ノッブノムジム」の地元でもあり、ジムからトレーナーと練習相手(この日はペッボーディンでした)が毎日通って午前中と午後(1時半から4時まで)練習しているとのこと。



<今回同席された方々>


実はパイパロップの「刑務所から行く」復帰戦は早くから計画されていて、最終的に9月13日にバンコク市内のマーブンクロンセンター(MBK)で行われることが決まっています。
このためこの日は記者会見用だけでもミット打ち2R、スパーリング2R、他サンドバッグなどで汗を流しました。



<ミット打ちするパイパロップ。パンチの出し方がいいので写真が撮りにくい…>


元ミニマム級(105ポンド)の王者ですが、さすがに実戦を離れて半年以上ということもあり、体重が絞れていないのでこの日計量の上で112ポンドでの復帰戦を行うことで本決まりとなりました。

ってかミニマムの時には骨と皮だけなくらいにやせていたから個人的にはこのくらいの方がちょうどいいくらいじゃないかと思うんですけどね。(元々PABAのフライ級からタイトルロードに入ったわけだし)
ミット打ちを見ている限り力の入ったパンチは打ててましたが、スパートなるとパンチがあまり出ていなかったのが気になるところ。まあこの辺は本格復帰すれば直ってくるとは思いますが。

WBAの暫定王者となりながらも当座の収入が少ないために覚せい剤の販売に手を染めたパイパロップ。王座を保持していたら井岡との対戦なんてことにもなったかもしれないんですが、パイパロップが失った王座はその後暫定王座決定戦でパイパロップに敗れたヘスス・シルベストレ(メキシコ)が後日行われた決定戦でゲットしています。


さて、パイパロップの今後はどうなりますやら???


ではまた


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