バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) ターッサックがシルバーベルト獲得!!しかしこちとら元気ナッシング…歌いてぇ…

2010年10月07日 08時49分55秒 | タイのボクシング
(写真はベルトをゲットしたターッサック・プーンインスリージムと指差す福地レフェリー)


あ~~、


  100%ポテンシャル開放して歌いてぇ… 


そんなバンコク愚連隊ですが(おいおい)一昨日コラートで行われたWBCシルバーベルトタイトルマッチは見に行ってきました。結果は試合前の不安を振り払うようなターッサックの圧勝!でタイ人男子で初めてのシルバーベルト獲得となりました。アンダーカードではノンムアイと戦ったアマチュア上がりのリウ・チェンチー(劉成)選手が速いフットワークで非凡な物を見せてくれました。ページの最後におまけ画像あり♪


それにしても民主党政権の一番たちが悪いところは「無責任」「人任せ」「責任転嫁」の三拍子がそろってるところでしょう。鳩山はもちろんそうだし、菅もひどい、仙谷なんて自分が主導しているはずのことも知らん振りしまくって最低、岡田も前原も五十歩百歩だしなあ…
菅はホント何をしにASEMに行ったのか?国会での質疑応答を聞く限りは中国の首相と面談した際に中国政府に逮捕という名目で拉致されているフジタの社員の釈放についての働きかけもしてないそうだ。(稲田議員GJ)一番重要なのは尖閣についての日本の主権主張と理不尽なレアアース輸出規制の解除、そしてフジタの社員という国民の命を守ることじゃないのか???特にフジタの社員の件について熱意が見られないのは外国で働く日本人には脅威になるんじゃないかと思う。


  「何かあっても政府は適当に流しておきますよ」


といってるのに等しいんだから。この点についても相変わらず官房長官(中国共産党付)仙谷はのんきな楽観論しか語らず放置しているし。こんな政権の下じゃ日本人は海外で落ち着いて仕事も出来ないですわね。
中国から抽象的な言葉で煙に巻かれている間にじわじわと尖閣の周辺に既成事実を作り上げていくのが中国のやり方だべさ。この点は右よりの「産経新聞」出さえ、見方が甘い。交渉に乗る振りをして「白樺」なんかだってどんどん掘削しちゃうんじゃないの?どんどん尖閣に中国の漁船が入り、中国の潜水艦が沖縄近海から太平洋にかけての海洋調査を進めちゃうんじゃないの?


  中国ってそういう国だからね…


さて、今回は1年ぶりのバンラーイ寺興行で、昨年のここでの興行でウサナコーン・ゴーキェットジムがWBC女子バンタム級のタイトルを獲りました。今回のメインはWBCスーパーフェザー級シルバーベルト争奪戦で、タイのターッサック・プーンインスリージム(boxrec上はゴーキェットジムになってます。)がアルゼンチンからの刺客を迎えての試合となりました。


[[ 2010年10月04日(月) ]] ゴーキェット・バンラーイ寺興行
場所:ナコンラチャシーマ県ダーンクントット郡バンラーイ寺境内特設会場



<バンラーイ寺の本堂>



<試合前のアトラクションでの伝統的な踊り>


▼第1試合:女子ノンタイトル、6回戦、契約重量120ポンド
WBC女子バンタム級王者:ウサナコーン・ゴーキェットジム(Usanakorn Kokietgym)(タイ) VS チウ・ツーシン(邱志鑫)(中国)



<めっちゃ格好いいウサナコーン>



<今回のダブル美女。左がウサナコーンの彼女です。>


いやあ、赤コーナーの赤のガウンを着たウサナコーンが決まりすぎ!!まじカッケ~~
相手の邱はボーイッシュな女の子。(女の子にもてそうな感じ)マネージャーのジェイク・キム氏いわく、「普段はSフライだから勝てないと思う。」しかし、試合はそれどころじゃなくて及び腰で逃げ回る邱をウサナコーンが捕らえてあっさりTKO勝ち…ちょっと弱すぎ…(汗)


  ウサナコーンが1R1分39秒TKO勝ち…


▼第2試合:女子ノンタイトル、6回戦、契約重量107ポンド
ノンムアイ・ゴーキェットジム(Nongmuay Kokietgym)(タイ) VS リウ・チェンチー(劉成)(中国)

第1試合が速く終わりすぎたので第2試合にお鉢が回ってきたこの試合。
意外や意外、劉選手のフットワークがすごい速い!!出入りといい横への移動といい速いのでノンムアイが1発は入れられても後が入れられない感じ。ただ惜しいかなパンチが軽いかな?女性だし仕方ないのかな?


  結果は判定(PTS)でノンムアイの勝利。


結果としては妥当でしょう。でも劉のプロデビュー戦としては健闘したことを褒めてあげられますね。


<閑話休題>

なお最近競うように(本当に競いながらやってたりします)boxrecにデータをアップしているあたしと古参のエディター・ダムロン氏なんですが、今回の中国人選手の名前とかプロモーター発表も当てにならないので困ります。ダムロン氏が先にTV&新聞でデータをアップしたようですが、


  そもそもプロモーターの配布した資料で名前が間違ってるから間違うのはやむなし?(汗)


こちらは地道にゴーキェットの中の人たちに中国人選手の「英語名教えろ~~」とせっついていたのに試合日までもらえなかったので、幸い彼女たちの引率が旧知のキム氏だったもんで


  パスポート見させてもらって名前と生年月日確認しました。(現場・現物・現実主義っす♪)


ちなみに本人たちは中国語オンリーなので、筆談で漢字での名前だけ教えてもらいました。

あとに出てくるサイトーンちゃんの生年月日とかも本人から聞きだしているし。(通訳BYブアリムブンちゃん)最後の試合のSIVA選手なんてプロモーターの発表は苗字はもちろん(え?)国まで違ってたりします。(発表はイラン、実際はマレーシア)


  内気で引っ込み思案ですが(ホントです)より正確なデータ作成のためにがんばってます♪


ホントに内気です。信じてください。


  ブアリムブンちゃんとかみたいに何度も会うともう平気なんですけどね♪


今回は結構いろいろ話が出来ました。

<閑話休題 終り>


▼第3試合:WBCスーパーフェザー級シルバーベルト争奪戦
同級9位:ターッサック・プーンインスリージム(Terdsak Kokietgym)(タイ) VS カルロス・リカルド・ロドリゲス(Carlos Ricardo Rodriguez)(アルゼンチン)

女子のノンムアイについで男子としては初めてとなるWBCシルバーベルトに挑むターッサック。「相手の試合のビデオは見ていないからどんな相手かわからない。」というので「南米選手はアクティブに初回から来るかもしれないからこちらも初回から打って行こう」とアドバイス。



<パンチを打っていくターッサック>


しかし試合は意外にもカルロスが出だしから消極的なファイト。なもんでターッサックが積極的に左のボディーストレートを使って攻め込んでいく展開に…そして3Rには早くもダウンを奪います。その後徐々にカルロスが長いリーチを生かしてのボディーストレートを打つようになったものの挽回は出来ず、6Rに2回目のダウン。最後は8Rに3度目のダウンを食らった後立ち上がったものの追いかけるターッサックのパンチをロープ際で受けて戦闘意欲をなくしたような仕草を見せたところで福地レフェリーがストップをかけました。ちょっと早いかなと思ったけど3度目のダウンの後ですからね。



<勝者ターッサックを指差す福地レフェリー>


今回は「内気な」あたしは勇気を奮って福地さんに話しかけて(今まで何回か顔はあわせているけど話をしたことはなかった。富樫ノンムアイの時の公開計量のときに「薬品の種類」を聞かれたくらいかな?)今回はいろいろお話伺えて良かったです。
今回がJBCのレフェリーとしては初めてシルバーベルトのかかった試合を裁くということでしたが「普通でいんじゃないですか?」「そうですよね」という感じで。(それだけかい)


▼第4試合:女子ノンタイトル、6回戦、契約重量104ポンド
ブアリムブンちゃん(Buarimbung Kokietgym)(タイ) VS サイトーン・クワンチャイシリコーッ(Saithong Kwanjaisrikord)(ラオス)

顔に似合わず東北っ子?のブアリムブンちゃん(ラオス国境に近いノンカーイ県ブンコンロン郡の生まれ)と生粋のラオスっ子サイトーンの試合。実は試合前に二人は出身も近く言葉も似ている(タイの東北方言とラオス語は同源)ので試合前にかなり仲良くなってました(汗)。boxrecにアップしたサイトーンのデータもプアリムブンちゃんに通訳してもらって(え?)聞き出してます。



<仲良くなってた二人>


ブアリムブンちゃんのトレーナーの話を聞くと練習ではスムーズにパンチが出るのに実戦になると力が入ってひじを後ろに引いてからパンチを打つんだよね~といってましたが、この癖のおかげで後半はサイトーンにも結構カウンターを食らってましたね。前半はけっこういいストレートが入って「一気にKOか?」ってシーンもあったんですが。


  結果は判定(PTS)でプアリムブンちゃんの勝ち


▼第5試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量132ポンド
デチョー・ゴーキェットジム(Decho Kokietgym)(タイ) VS シワ・ラーッ(Siva Raj)(マレーシア)

デチャー、デチョー、デチャポーン3兄弟のデチョーが登場。
相手のシワはボクシングが好きなんだけどマレーシアでは試合できないのでタイに来たってことでまだタイ滞在1ヶ月。当然プロでの試合はデビュー戦。ラタナチャイがトレーナーとしてついています。そんな彼だったので「デチョーのフックに要注意」とアドバイスしたのにそれ以前のワンツーで押されてあっさり負けちゃいました… 精進せいよ…


  デチョーが1R0分42秒TKO勝ち


まあまあ最後まで楽しめた興行でした。


ターッサックについてはプロモーターのゴーキェット氏は11月のWBC総会で世界王者挑戦の話のアレンジをしたい、といってましたが実現するかどうか?今日の出来は悪くはないけど良くはないって感じで、相手のリーチを意識してかいつも使ってるショートフックがあまり見られませんでした。もっと強いボクシングを出来ると思うのでさらに上を狙って欲しいですね。


最後にプアリムブンちゃんの写真2連発ね♪








ではまた



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サイトウ)
2010-10-07 18:35:31
ごちそうさまでした!
相手のラオスの子もかわいらしいですね!
返信する
サイトウ様 (バンコク愚連隊)
2010-10-08 12:53:44
>相手のラオスの子もかわいらしいですね!

… すみません、ちょっと趣味が違うようで…(爆)
返信する

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