(WBOオリエンタル王座を防衛したプンルアン)
とんでもなく疲労させられた7月6日のワンソンチャイ・プーケット興行。往復35時間はきついわ…今回遠征した選手が(疲れからか?)軒並み苦戦した中安定した戦いを見せたWBOオリエンタル王者のプンルアン・ソー・シンユーは安定した力を見せました。そのプンルアンはホルヘ・アルセが返上したWBOバンタム級王座をフィリピンのAJバナルと争うことがほぼ決まり現在交渉中です。
タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
(愚連隊の一言)プーケットでもナイトンビーチは寂しいビーチにゃ…
しかしついこの間まで(主催発表4万5千人、警察発表1万1千人になるまで)
ほんとんど完無視していたメディアが今更のごとく反原発デモをとりあげてますが
ホントメディアは権力寄りってのがはっきりしましたね。しかも関電は大飯原発を動かしたら火力発電8箇所を停止して供給力を200万キロワット以上減らすそうです。
電気が足りないっていう理由はどーした!!!!!!
さて今回の興行なんですが、なんやかやで
「プーケットいく?」
「行く!」
「んじゃ、明日夜10時に事務所ね」
と
まさに二つ返事!!!
で決まったプーケット行き。(実際はその前にも話してるけどね)もうワンソンチャイチームに半分くらい取り込まれてます。(翌日のスポーツ新聞の試合写真も(メインも含め)半分くらいはあたしの撮った写真だし)
さてまずは今回の結論を申しておきましょう!!!
プーケットいくなら暑季にいこうよ…(哀願)←おいおい
暑くもないし、波めっちゃ高いし、人少ないし…(しくしく)
可愛い子ちゃん激写計画が…(すな)
今回は試合経過をお話しておいて、次回に女子ボクサー特集やることにしますね♪
[[ 2012年07月06日 ]] ワンソンチャイ・プーケット興行
場所:タイ南部プーケット県
▼第1試合:女子ノンタイトル、6回戦
サイナムドーイ・ピタックロンガーン(タイ) VS バイトーン・スマリー(コスタリカ)
OPBFフェザー級王者サイナムドーイの相手はコスタリカ出身で在タイ2年のコスタリカ人バイトーン。序盤にサイナムドーイが見せたきれいなジャブで「ああ、まあこりゃ決まりかな?」と思っていて、逆にどう見てもムエタイ的なパンチのバイトーンのパンチを見て
ああ、ありゃ受けてても効いていないよなあ…早く反撃すればいいのに…
っと思ってたら
<攻めるサイナムドーイ>
わざと受けてるんじゃなくて
マジに効いてるみたい!?(驚)
しかもうまくパンチ合わされてるし!?
とうとうコーナーに詰まって連打を食うまでに…
全ラウンド終了後タイ人のセコンドが
「これで判定負けはないよなーー????」
と大きな声でアピールしたんですが
結果、判定でサイナムドーイが判定負け…
判定を聞いて斜め下に座っていた美人プロモーターのパリヤコーン女史と
:(
という顔を付き合わせたバンコク愚連隊でした。(マジ)
▼第2試合:ノンタイトル、6回戦、Sフライ級
クワンピチッ・13リエンエキスプレス(タイ) VS ノリ・モラレス(フィリピン)
WBOオリエンタル王者でもありムエタイでも有名なクワンピチッなんですが今回はフィリピン人モラレスに大苦戦。手数では圧倒的にモラレス。クワンピチッは手数は少ないものの右ストレートをモラレスの顔面に決めるなど反抗をしますが、フィリピンでやれば相手が勝ってもおかしくない内容でした。
判定でクワンピチッ勝利
▼第3試合:WBOオリエンタル・バンタム級タイトルマッチ
王者:プンルアン・ソー・シンユー(タイ) VS リカルド・ロア(フィリピン)
いつものタイトルマッチの儀式が進んでるとヘリの飛んでくる音がして…
<空軍さんがチャンピオンベルト持ってきたーーーーーーー!!!>
今回安定した強さを見せたのはメインのプンルアン・ソー・シンユー。ロアも懸命に攻めたんですがそのガードが揺るがず。特にロアのオーバーヘッドのストレートは一見ガードの上から頭に当たっているんですが、よく見ると皆プンルアンのまさに「頭」に当たっていてほとんど「顔」には入ってません。そして頭に当たってもプンルアンの頭は微動だにせず、そのまま前へ進んでパンチを振るってきます。この試合ではストレートが良かったプンルアンは2Rにコーナーに詰めての連打でダウンを奪います。
しかしその後気合を入れなおしたロアの反撃もあり仕留める事はできず。しかしヒッティングでロアが目の上をカット。5Rにロアに2度目のドクターチェックが入ったところでレフェリーが試合を止めました。
5R1分46秒TKOでプンルアンが勝利
ロアはよく積極的にパンチを振るったものの徹底してガードし、クリーンヒットを許さなかったぷんルアンはまさに「格上」の感がありました。
このプンルアン、現在WBOバンタム級の世界ランキング2位にいるんですが、早くからWBOは同級王者だったホルヘ・アルセの返上の話を念頭に、ランキング1位フィリピンのAJバナルとの次期王者決定戦を指示していた(パリヤコーン女史)とのことで、今回やっとアルセが返上したことを受けてすでにワンソンチャイ側とAJバナル側で折衝中です。しかしどちらも自国開催を狙っていることから「ファイトマネーが思っていた以上に上がって交渉は難航中。」(同上)とのこと。
しかし今回フィリピン人選手を連れてきたマネージャーでも「タイで現在数少ない(汗)世界王者を狙える選手」と認めるプンルアンですので、プロモーター共々頑張って世界王者の座について欲しいです!!!
以下の試合は簡単に紹介。追って女子ボクサーの紹介共々詳細報告します。
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、フェザー級
ブアルアン・ソー・シンユー(タイ) VS サクシー・ペッツインジム(タイ)
かつて井岡弘樹と戦ったマイ・トンブリファームのおっちゃんから散々プッシュされているのがブアルアン。今回の相手のサクシーとは
まさに実力伯仲!!!
ただブアルアンは攻めがボディーへのフック攻撃に偏って、しかも頭のガードががら空きなのはいけませんね。あれではフィリピンや日本のボクサーと戦った場合は厳しいでしょう。
結果、判定でブアルアンの勝ち
▼第5試合:女子ノンタイトル、6回戦、ミニマム級
ナパポン・スーパーチャンプ(タイ) VS ブア-ンガーン・キェッソンバッ(タイ)
体重の割りに上背のあるブア-ンガーンがその体格差を生かすよりも闘志あふれる接近戦での打ち合いに応じるブア-ンガーンに手数の少ないナパポンが不利になって
判定でブア-ンガーンが勝利
生き残り戦に敗れたナパポンは今後厳しくなりますね。
▼第6試合:女子ノンタイトル、4回戦、ライトフライ級
ノンブア・ルークプライアリー(タイ) VS ブアゲオ・キェッソンバッ(タイ)
急遽4回戦に変更になったこの試合。なんかえらい「男らしく」変貌してしまったブアゲオが上背のあるノンブアの懐に飛び込んでボディーを連打。
3Rくらいにはノンブアがダウンするんじゃないかと思ったけれど4Rに意地の大逆襲。
しかしそれまで失ったポイントもあって
判定でブアゲオの勝利
南海の女雄ブア-ンガーン、ブアゲオのキエッソンバット勢が連勝。さすがに王者を狙うにはまだ技術的につたなさはあるけど、それを補う気迫での勝利ですね。
結局遠征したサイナムドーイ、ナパポン、ノンブアが全員敗れる結果になりました。しかしタイ女史ボクシング界としてはブア-ンガーン、ブアゲオに将来性が見えたのは収穫。一度日本に連れて行ってみたい素材です。
ではまた
皆さん、クリックお願いね♪♪
とんでもなく疲労させられた7月6日のワンソンチャイ・プーケット興行。往復35時間はきついわ…今回遠征した選手が(疲れからか?)軒並み苦戦した中安定した戦いを見せたWBOオリエンタル王者のプンルアン・ソー・シンユーは安定した力を見せました。そのプンルアンはホルヘ・アルセが返上したWBOバンタム級王座をフィリピンのAJバナルと争うことがほぼ決まり現在交渉中です。
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しかしついこの間まで(主催発表4万5千人、警察発表1万1千人になるまで)
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ホントメディアは権力寄りってのがはっきりしましたね。しかも関電は大飯原発を動かしたら火力発電8箇所を停止して供給力を200万キロワット以上減らすそうです。
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さて今回の興行なんですが、なんやかやで
「プーケットいく?」
「行く!」
「んじゃ、明日夜10時に事務所ね」
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まさに二つ返事!!!
で決まったプーケット行き。(実際はその前にも話してるけどね)もうワンソンチャイチームに半分くらい取り込まれてます。(翌日のスポーツ新聞の試合写真も(メインも含め)半分くらいはあたしの撮った写真だし)
さてまずは今回の結論を申しておきましょう!!!
プーケットいくなら暑季にいこうよ…(哀願)←おいおい
暑くもないし、波めっちゃ高いし、人少ないし…(しくしく)
可愛い子ちゃん激写計画が…(すな)
今回は試合経過をお話しておいて、次回に女子ボクサー特集やることにしますね♪
[[ 2012年07月06日 ]] ワンソンチャイ・プーケット興行
場所:タイ南部プーケット県
▼第1試合:女子ノンタイトル、6回戦
サイナムドーイ・ピタックロンガーン(タイ) VS バイトーン・スマリー(コスタリカ)
OPBFフェザー級王者サイナムドーイの相手はコスタリカ出身で在タイ2年のコスタリカ人バイトーン。序盤にサイナムドーイが見せたきれいなジャブで「ああ、まあこりゃ決まりかな?」と思っていて、逆にどう見てもムエタイ的なパンチのバイトーンのパンチを見て
ああ、ありゃ受けてても効いていないよなあ…早く反撃すればいいのに…
っと思ってたら
<攻めるサイナムドーイ>
わざと受けてるんじゃなくて
マジに効いてるみたい!?(驚)
しかもうまくパンチ合わされてるし!?
とうとうコーナーに詰まって連打を食うまでに…
全ラウンド終了後タイ人のセコンドが
「これで判定負けはないよなーー????」
と大きな声でアピールしたんですが
結果、判定でサイナムドーイが判定負け…
判定を聞いて斜め下に座っていた美人プロモーターのパリヤコーン女史と
:(
という顔を付き合わせたバンコク愚連隊でした。(マジ)
▼第2試合:ノンタイトル、6回戦、Sフライ級
クワンピチッ・13リエンエキスプレス(タイ) VS ノリ・モラレス(フィリピン)
WBOオリエンタル王者でもありムエタイでも有名なクワンピチッなんですが今回はフィリピン人モラレスに大苦戦。手数では圧倒的にモラレス。クワンピチッは手数は少ないものの右ストレートをモラレスの顔面に決めるなど反抗をしますが、フィリピンでやれば相手が勝ってもおかしくない内容でした。
判定でクワンピチッ勝利
▼第3試合:WBOオリエンタル・バンタム級タイトルマッチ
王者:プンルアン・ソー・シンユー(タイ) VS リカルド・ロア(フィリピン)
いつものタイトルマッチの儀式が進んでるとヘリの飛んでくる音がして…
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しかしその後気合を入れなおしたロアの反撃もあり仕留める事はできず。しかしヒッティングでロアが目の上をカット。5Rにロアに2度目のドクターチェックが入ったところでレフェリーが試合を止めました。
5R1分46秒TKOでプンルアンが勝利
ロアはよく積極的にパンチを振るったものの徹底してガードし、クリーンヒットを許さなかったぷんルアンはまさに「格上」の感がありました。
このプンルアン、現在WBOバンタム級の世界ランキング2位にいるんですが、早くからWBOは同級王者だったホルヘ・アルセの返上の話を念頭に、ランキング1位フィリピンのAJバナルとの次期王者決定戦を指示していた(パリヤコーン女史)とのことで、今回やっとアルセが返上したことを受けてすでにワンソンチャイ側とAJバナル側で折衝中です。しかしどちらも自国開催を狙っていることから「ファイトマネーが思っていた以上に上がって交渉は難航中。」(同上)とのこと。
しかし今回フィリピン人選手を連れてきたマネージャーでも「タイで現在数少ない(汗)世界王者を狙える選手」と認めるプンルアンですので、プロモーター共々頑張って世界王者の座について欲しいです!!!
以下の試合は簡単に紹介。追って女子ボクサーの紹介共々詳細報告します。
▼第4試合:ノンタイトル、6回戦、フェザー級
ブアルアン・ソー・シンユー(タイ) VS サクシー・ペッツインジム(タイ)
かつて井岡弘樹と戦ったマイ・トンブリファームのおっちゃんから散々プッシュされているのがブアルアン。今回の相手のサクシーとは
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ただブアルアンは攻めがボディーへのフック攻撃に偏って、しかも頭のガードががら空きなのはいけませんね。あれではフィリピンや日本のボクサーと戦った場合は厳しいでしょう。
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▼第5試合:女子ノンタイトル、6回戦、ミニマム級
ナパポン・スーパーチャンプ(タイ) VS ブア-ンガーン・キェッソンバッ(タイ)
体重の割りに上背のあるブア-ンガーンがその体格差を生かすよりも闘志あふれる接近戦での打ち合いに応じるブア-ンガーンに手数の少ないナパポンが不利になって
判定でブア-ンガーンが勝利
生き残り戦に敗れたナパポンは今後厳しくなりますね。
▼第6試合:女子ノンタイトル、4回戦、ライトフライ級
ノンブア・ルークプライアリー(タイ) VS ブアゲオ・キェッソンバッ(タイ)
急遽4回戦に変更になったこの試合。なんかえらい「男らしく」変貌してしまったブアゲオが上背のあるノンブアの懐に飛び込んでボディーを連打。
3Rくらいにはノンブアがダウンするんじゃないかと思ったけれど4Rに意地の大逆襲。
しかしそれまで失ったポイントもあって
判定でブアゲオの勝利
南海の女雄ブア-ンガーン、ブアゲオのキエッソンバット勢が連勝。さすがに王者を狙うにはまだ技術的につたなさはあるけど、それを補う気迫での勝利ですね。
結局遠征したサイナムドーイ、ナパポン、ノンブアが全員敗れる結果になりました。しかしタイ女史ボクシング界としてはブア-ンガーン、ブアゲオに将来性が見えたのは収穫。一度日本に連れて行ってみたい素材です。
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