減価する通貨が導く近代超克への道

自然破壊、戦争、貧困、人心の荒廃・・・近代における様々な問題の根本に、私たちが使う「お金の非自然性」がある

将来社会ビジョン

2006-05-09 18:45:43 | Weblog
1)分散型エネルギーの導入推進と地域社会の復興を基調

2)「金」本位主義からの脱却。生活・仕事の質的・精神的な充足感を重視(GNH)

3)国際的な競争力が求められる分野の人材育成に力を入れる(競争と適材適所は必須)

4)セーフティーネットは個人への経済援助ではなく、地域への公共投資と雇用創出で対応
 -人的ネットワークの活性化を基礎とした農林水産業、地域伝統産業の振興

5)日本ブランド、地域ブランドの振興・創出(「ブランド」の真の価値とはなにか?)
  -地域産業・伝統工芸品などの信頼性、芸術的価値を高める
  -信頼性があって、かつ精神性に訴求力のある製品やサービスの開発

6)戦略的な規制導入が未来の新技術・産業を発展させる
  -省エネ・新エネ技術の振興(エネルギー自給率向上、未来の輸出産業の基盤)
  -エコブランド/サービス振興にも本当に役立つものとしての戦略が必要

7)食料自給率を高める。地元消費が基本。過度な農産物流通・輸入には税金を!

8)農産物・有機廃棄物を利用した燃料生産(MeOH、CH4、H2)および利用技術の開発

9)海洋資源探査・採取/利用技術の開発(レアメタル・メタンハイドレート等)

10)外交力強化(アメリカとの関係は維持、そしてもっと「狡猾」になろう!)

11)自衛力強化(アメリカの力は徐々に低下する。対中国パワーバランスは必須)

12)自然および伝統の保護
  -生活、地域社会の質の維持、未来への資源・資産確保
  -自然災害を回避し、健全な生態系と住環境を維持する
  -守るべき自然と開発が必要な土地の「フェアな」区分

13)教育ルネッサンス
  -「親」の教育・指導強化、婚前契約書の作成(子供のための「親環境」整備)
  -自己実現「夢」からの脱却。義務を果たしてこその権利(本当の「大人」とは?)
  -子供時代に「働く=はたがらくになる」の利他精神を徹底して教える
  -競争は必須。適材適所を知るため、また気骨あるリーダーを生むためにも必須
  -多様な分野での競争を促す。人に役立ち、勝てる「個性」を磨かせる
  -「ノーブリス・オブリージュ」や「武士道」に通じる精神の理解

14)犯罪対策
  -負け犬型には、事前審査・教育による抑制。事後は地域での監視、行動規制の徹底
  -外国人型には、入国規制の強化と地域での監視徹底

15)長期・短期的戦略の使い分け、保守orリベラルはケース・バイ・ケースで柔軟に


すべては、持続可能な日本社会の繁栄に資することを目指して・・・


おのが身は かへりみずして 人のため 
つくすぞ人の つとめなりける     (明治天皇御製)