バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

就労への道⑨就労継続支援B型サービス利用希望のためのアセスメント

2020年12月10日 | 社会的自立に向けて
 12月に入って、今度は作業所での実習が3日間。

これは卒業後、就労継続支援B型(いわゆる作業所)サービスを利用を
希望する生徒のアセスメントのために行われるもの。
B型を利用することを希望しない人は受けなくていいけれど
バンビみたいな子はお世話になる可能性もあるので
高2のこの時期に受けることになっている。
(でも、これも自治体によるみたいで 隣の区にはない制度らしい。)

 で、バンビは自宅から徒歩20分強のところにあるB型作業所
(区が割り振るので自分では選べない)にお世話になることになった。

ここは 私も何年か前に一度見学に行ってるので、中の様子は大体わかる。
就労A型と就労移行支援も併設なんだけど
A型は主に聴覚障害の方向けの作業内容(大きな音がする工場)なんだよね。

前回の企業実習と同じように 事前に保護者も一緒に面談をして
最終日にまた総括というカンジ。
(学校は直接関係ないので、担任の先生は同席しない)

いやほんと、保護者も何かと忙しい。フルタイム勤務の人は大変だよね。

で、作業所なので企業に比べれば ゆったりした雰囲気だし
年代の近い利用者さんもいるので バンビにとっては楽しかったみたい。

ここは実習性も食堂で給食を食べられるので 私としては助かった。
バンビは自分で「ご飯を少なめでお願いします。」と言えるんだけど
量的にはそれでも多かったみたいで おなかいっぱいになったーと嬉しそうだった。

さて、ここでの振り返りでも 前回の企業と同じようなカンジで...

帰りは挨拶できるのに、朝は恥ずかしいのか自主的にはできなかった。
ノリの良い作業とそうでないものがあって、集中力にムラがあった。
誰にでも得意不得意はあるけど、できればバランスよく仕事ができたらいいですね というお話。そりゃそうだ。

協調性はあるし、チャイムが鳴るので時間を意識した行動もできていた。
情緒も安定していたし、体力的にもOK とのこと。

担当の支援員さんがとても感じの良い方なので
「最後に何かありますか?」と言われた時に 思わず
”将来の進路について悩んでます。” みたいな相談になってしまったんだけど...。

B型利用は問題ないと思うが、就労移行でいけるかどうかは
まだ2年生なので 様子を見てからになると思う。
(3年になってぐっと伸びる子もいるので。)
ただ、就労移行は2年しかないから 焦らず最初はB型でスタートして
慣れたら就労移行にシフトするのもありですよ とのこと。
もちろん、B型から就労につながる方もいるし、この作業所ではそういう実例があるそう。

うーん、今 こんなコロナ禍の状況で、ただでさえ企業就労は厳しいし
就労移行の2年をどのタイミングで使うかもなかなか判断が難しい。

ほんと 何事につけ、運と縁とタイミング なのよねー。

別に何がなんでも企業就労とは思ってないし
今のバンビにはそれが厳しいのはわかってるつもりだし
でも 親の欲というのかなぁ... 
どうせ働くならお給料いい方がいいし
作業所より企業の方が 本人もやりがい感じられるんじゃないか などと
ついつい思ってしまうんだよね。
(実際には そんなことなくて、それぞれなんだってことはわかっていても)

そこは何て言うんだろう、就学の時の
行けるものなら あわよくば普通級で みたいな
親のジタバタさ加減が出ちゃうというか

私もまだまだだなぁ と思うけど
あと1年でこの辺り変わってくる(どこかで諦めというか踏ん切りがつく)のかなぁ...。

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