同じPWSでも個人差というのはかなりあって
それはやっぱり両方の親から受け継いだ遺伝的要素もあるだろうし
環境とか経験なんかが影響する後天的な要素もあるだろうし...。
で、バンビはPWSの中でも知的な発達は遅めというか、弱いようだ。
N先生に一度そんな話をしたら「いや、バンビはまだいい方だと思うよ。」と笑ってかわされたけど。
でも、実際 同年代のプラちゃんには絵が上手な子、折り紙が得意な子 もたくさんいるのだけど
バンビはどうもそういうことは何1つ、さっぱり ダメなんだよね。
よく言われるジグソーパズルとかもまったくだし。
だからダメ ってことではないんだけど、やっぱり”どうしてなんだろう?” って思わずにはいられなくて。
で、10年近くずっとバンビを見てきて、どうも見え方というか、目に映るものの捉え方 に何か問題がありそうだな ということは薄々感じるようになった。
このブログにも書いてきたけど、元々バンビは遠視と乱視があって
でも幼稚園までそれに気づいてあげることができず
気づいた時には 既に弱視に近い状態になっていたんだよね。
だから、幼少期の大事な時期にかなり歪んだ画像をずっと見続けていたのかもしれなくて
そういうことの影響もあるのかもしれない。
最近の話だけど、バンビは基本毎日日記を書いていて
4月になったので「四」という数字を書くことになったわけ。
でも、何度書いても「四」の”ル”部分が□の上の線にくっつかない。
「”ル”は上の横線にくっつけて書くんだよ。」と書いて見せれば「わかった。」
でも 次に書くとまた下の線にくっつけて書く。
「下じゃなくて、上だよ。下はここ空いてるんだよ。」と言えば「ごめんなさい。」
なぞり書きはできる。
でも、下書きがないとまた同じことの繰り返し。
これを5、6回繰り返されると さすがに私もイライラしてきて
「ちゃんと聞いてる? よく見てよ。上に付くの!」と声が尖ってきてしまう。
「ごめんなさい。」と言いながら書く字は また同じことの繰り返し。
こうなるともう ”こんだけ教えてるのに、何で?”と怒りの気持ちが湧いてきて
「どうしてできないのよ!」と叱ることになる...。
これを繰り返すと バンビは委縮するだけだし、私は疲弊するばかりだし
ダメなことはわかってるんだけどね。
だから自己嫌悪で落ち込んで、余計イライラしちゃって という悪循環にはまってしまう。
バンビは一生懸命やってるんだよね、彼なりに。
決してふざけてるわけでも何でもなくて。
「どうしてできないの?」って聞かれても、彼にわかるわけもなく
逆に、こんなに頑張ってるのに 何でママに怒られるのか くらいに思ってるかもしれない。
この話を STの先生にしたら
バンビのつまずきの原因がどこにあるのかを見極めてあげた方がいい と言って
簡単なテストをしてくれた。
つまり「四」の”ル”が①上に付いてる のと、②と③は同じで、下に付いてる のと
④”ル”が”ll”になって上から下まで付いてる のと
正しいのはどれ? と聞くと、まず①を差し、次に②と③も と答える。
で、④は違う と。
つまり、バンビは「四」を図形としてはちゃんと捉えることができているのだけど
”ル”をどこに配置するか については、曖昧というか意識できないというか
まぁ、そういうところが彼の特性のようなんだよね。
図像をとらえることはできても、配置が曖昧。
あと 地とそこに乗ってる図の区別(境界の見極め)がつきにくい。
空間認知も難しい。
まぁ、絵が描けない、折り紙が折れない、あやとりができない、漢字が書けない。
みんなこの辺に原因がありそう。
つまりPWSで元々知的なレベルが低い上に、LD(学習障害)的な要素も持ち合わせてしまっているような状態なんだろう。
”どうして?”の理由がわかると、親としても多少冷静にいられるようになる。
四のルが上に付いてなくても、まぁいいじゃないか と思えてくるし。
先生によると、こういうのってこの先成長に連れて改善する余地があるらしい。
それにもし治らなくて ずっとうまく書けなくても
例えば、PCなんかに入力ができるようになれば 別に手書きはしなくても済む。
代替の方法はいくらでもあるのだから 今はちゃんと書くことばかりを追及しない方がいい。
それによって、書くことをイヤがるようになる方が問題だから。
と言われた。なるほど、そうだよね。
今後この辺のことは学校の先生にも伝えたりして
バンビが何を苦手としていて、どういう支援してあげたらもっと過ごしやすくなるのか を
考えていこうと思ってます。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp
それはやっぱり両方の親から受け継いだ遺伝的要素もあるだろうし
環境とか経験なんかが影響する後天的な要素もあるだろうし...。
で、バンビはPWSの中でも知的な発達は遅めというか、弱いようだ。
N先生に一度そんな話をしたら「いや、バンビはまだいい方だと思うよ。」と笑ってかわされたけど。
でも、実際 同年代のプラちゃんには絵が上手な子、折り紙が得意な子 もたくさんいるのだけど
バンビはどうもそういうことは何1つ、さっぱり ダメなんだよね。
よく言われるジグソーパズルとかもまったくだし。
だからダメ ってことではないんだけど、やっぱり”どうしてなんだろう?” って思わずにはいられなくて。
で、10年近くずっとバンビを見てきて、どうも見え方というか、目に映るものの捉え方 に何か問題がありそうだな ということは薄々感じるようになった。
このブログにも書いてきたけど、元々バンビは遠視と乱視があって
でも幼稚園までそれに気づいてあげることができず
気づいた時には 既に弱視に近い状態になっていたんだよね。
だから、幼少期の大事な時期にかなり歪んだ画像をずっと見続けていたのかもしれなくて
そういうことの影響もあるのかもしれない。
最近の話だけど、バンビは基本毎日日記を書いていて
4月になったので「四」という数字を書くことになったわけ。
でも、何度書いても「四」の”ル”部分が□の上の線にくっつかない。
「”ル”は上の横線にくっつけて書くんだよ。」と書いて見せれば「わかった。」
でも 次に書くとまた下の線にくっつけて書く。
「下じゃなくて、上だよ。下はここ空いてるんだよ。」と言えば「ごめんなさい。」
なぞり書きはできる。
でも、下書きがないとまた同じことの繰り返し。
これを5、6回繰り返されると さすがに私もイライラしてきて
「ちゃんと聞いてる? よく見てよ。上に付くの!」と声が尖ってきてしまう。
「ごめんなさい。」と言いながら書く字は また同じことの繰り返し。
こうなるともう ”こんだけ教えてるのに、何で?”と怒りの気持ちが湧いてきて
「どうしてできないのよ!」と叱ることになる...。
これを繰り返すと バンビは委縮するだけだし、私は疲弊するばかりだし
ダメなことはわかってるんだけどね。
だから自己嫌悪で落ち込んで、余計イライラしちゃって という悪循環にはまってしまう。
バンビは一生懸命やってるんだよね、彼なりに。
決してふざけてるわけでも何でもなくて。
「どうしてできないの?」って聞かれても、彼にわかるわけもなく
逆に、こんなに頑張ってるのに 何でママに怒られるのか くらいに思ってるかもしれない。
この話を STの先生にしたら
バンビのつまずきの原因がどこにあるのかを見極めてあげた方がいい と言って
簡単なテストをしてくれた。
つまり「四」の”ル”が①上に付いてる のと、②と③は同じで、下に付いてる のと
④”ル”が”ll”になって上から下まで付いてる のと
正しいのはどれ? と聞くと、まず①を差し、次に②と③も と答える。
で、④は違う と。
つまり、バンビは「四」を図形としてはちゃんと捉えることができているのだけど
”ル”をどこに配置するか については、曖昧というか意識できないというか
まぁ、そういうところが彼の特性のようなんだよね。
図像をとらえることはできても、配置が曖昧。
あと 地とそこに乗ってる図の区別(境界の見極め)がつきにくい。
空間認知も難しい。
まぁ、絵が描けない、折り紙が折れない、あやとりができない、漢字が書けない。
みんなこの辺に原因がありそう。
つまりPWSで元々知的なレベルが低い上に、LD(学習障害)的な要素も持ち合わせてしまっているような状態なんだろう。
”どうして?”の理由がわかると、親としても多少冷静にいられるようになる。
四のルが上に付いてなくても、まぁいいじゃないか と思えてくるし。
先生によると、こういうのってこの先成長に連れて改善する余地があるらしい。
それにもし治らなくて ずっとうまく書けなくても
例えば、PCなんかに入力ができるようになれば 別に手書きはしなくても済む。
代替の方法はいくらでもあるのだから 今はちゃんと書くことばかりを追及しない方がいい。
それによって、書くことをイヤがるようになる方が問題だから。
と言われた。なるほど、そうだよね。
今後この辺のことは学校の先生にも伝えたりして
バンビが何を苦手としていて、どういう支援してあげたらもっと過ごしやすくなるのか を
考えていこうと思ってます。
メールはこちらまで → bambi-suzu@mail.goo.ne.jp