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政治家の献金騒動と日本。

2010-01-29 00:40:43 | 日記
政治家献金騒動と日本。

自民党に献金疑惑が起きれば、民主党が、鬼の首をとったように、国会で問い詰めた。
民主党に献金疑惑が起きれば、自民党が、鬼の首を取ったように、国会で問い詰める。
互いに攻守所を変えて、得意になって問い詰めることを、これまで何回も繰り返してきている。
攻守所を変えた途端に、過去に自分たちが持たれた政治的疑惑が全くなかったか御ように問い詰める。
自分自身の奢(おご)り、相手に対しての貶(おとし)め、政治宣伝ショー以外の何物でもない。
宣伝は票のためであり、すなわち自分や党の利権のためである。(*1)

政治家自身が自分でしっかり自分自身をきちんと律すれば、国会でこんな攻め合いをする必要はない。
これは、与党野党を問わす政治家自身の問題であり、国民から見れば、国民をほっといて政治家同士が、非難し合っているに過ぎない。
もっと国民の為の議論ができないのだろうか。今困っている人がいっぱいいるのだから。そういう人のことを思わないのだろうか。
そういう意思が、われわれに伝われば、いくらでも応援するのに。選挙でも容易に勝てると思うのだけれど。

目を世界に転じてみると、日本が、内輪もめで、何も決められずにいる一方、中国は、国内ばかりでなく
外国へどんどん進出している。対照的ではないだろうか?国会が内輪もめで終始しているような状態では世界から取り残されても仕方がない。

こじんまりした島国の中で、小競り合いを繰り返しているようなところは、戦国時代の日本と変わらない。
国内の勢力争いに終始しているだけで世界を見ていない。

世界の中で日本という国をどうしようという議論ができないだろうか。


*1.政治家は口では、自己利益のためだとは絶対に言うわけがない。報道番組がいくら政治家の考えを聞き出そうとしても
表向きのことばしか出てこない。当たり前だと思う。*2
客観的に(言動ではなく)行動を分析すれば、国民のためよりも、自分の利益のために動いていることが容易わかると思う。
政治家だけを言うのは酷で、人間はほとんとそうなんだろうけど、しかし政治家はそうあってほしくない。日本がだめになってしまう。


*2.現在の報道が言動に対してあまりにも一喜一憂していないだろうか?
それ自体(言動:客観的分析のない言動)を商品としている報道も多いのではないだろうか?

スーパーコンピュータは1番じゃないとだめなの?

2010-01-17 16:32:11 | 日記
スーパーコンピュータは1番じゃないとだめなの?2番じゃだめなの?
事業仕分けでの議論
2つの意味で重要と思う。

1).先進技術力の維持向上。
技術的観点からすると国の技術発展の根幹。コンピュータは技術立国としての基礎。
スーパーコンピュータは、車や飛行機など重厚長大なシステムの設計・技術開発にますます重要になってきている。
今後益々開発しなければならないシステムが複雑化する中で、逐一物を作って確かめながらの作っていくという
やり方は、コストや効率悪化が幾何級数的に高まって、膨大な時間が必要になってくる。
スーパーコンピュータなしでは開発が成り立たない。しかも先頭を切らないと、競争にも勝てない。遅れをとってしまう。

技術立国でしか生きていけない日本にとっては、世界の競争についていけなくなれば死活問題と思う。
技術が一流だから、経済大国であるのだと思う。
最初から2番目を目指したら、技術二流国になり、二流国になった時点で、資源のない日本は世界の経済発展から取り残され
今の経済危機状態よりもっと貧しい国になって、国民の生活も更に苦しいものになってしまうと思う。

技術立国を標榜する日本は、技術が資源であり、
技術が資源ということは、人が資源ということにほかならない。
この人々のモチベーションを高めるものは、2番めの目標でいいのだろうか。

2).技術立国としてのモチベーション
1番は必要なくて、2番目でよいとはどういう事か?

どこに2番目でよいという社長がいるだろうか。
そういう会社は、つぶれてもしょうがない。国だって同じと思う。

あのWBC、始めから、「優勝しなくてよい。2番目を目指せばいい」と言われたら、
野球で世界一になったあの感動と日本人としての誇りと一体感はもたらされただろうか。
高校野球で優勝しなくて良い準優勝を目指そうと言われたら。高校生かわいそうだよ。

大相撲の魁皇が新記録を作った。地元の人や、日本国中での盛り上がり。
ほんとにみんな自分のことのように喜んで感動して、みんな一緒になって喜んだ。
これが、”一番”ということなのだろう。
「新記録なんか作んなくていいよ!」と言われたらどうやってモチベーションを維持できるのか。意欲のない日本ができるだけではないか。
どれだけ人々を、勇気づけ、励ますか。地元出身地の人にどれだけ郷里の誇をもたらすか。

オリンピック。金メダルが取れる選手に、選手強化のお金が無いので、金メダルじゃなくてよい、銀メダルでよい。
と言われたら、国民一丸となって応援する姿があるだろうか。愛国心が育つだろうか。

民主党も2番目で万年野党でよいということではないか。
選挙で勝つためには、いくらでもお金を使うではないか。

昔、ソ連の人工衛星が最初に飛んで、アメリカは屈辱を味わった。だから月へ行けた。
1番を目指すということは、心身共に物事をやりぬくための原動力ではないだろうか。

研究者や、技術者、世界一を実現できる場を求めて海外流出。
これは一昔前に言われていたような頭脳流出の日本にもどってしまう。

そんな意欲のない日本が、技術立国として成り立つのだろうか?
日本は意欲のない二流国に陥るのは、間違いない。

技術者や研究者は、世界で一番になろう、世の中にないものを
作ろうという意欲であふれている。そういう意欲を損なうような政策であってはいけないと思う。
一番を目指すということは、そういうことではないだろうか。
これはお金より大事なことであると思う。こういったモチベーションを犠牲にしてお金を節約するのではなくて、
誇り、一体化、意欲、といったものを目指すためにお金を使うということだろう。
国威発揚、愛国心、日本人としての誇り、国民一丸となって誇りを持てる国にしていく。
そういったものこそ一番である理由ではないか。

*事業仕分けについって
事業仕分けを公開でやったことはよいことと思う。
こういう議論が、日本中で沸き起こったのは、公開で事業仕分けを実施したことによる大きな成果だと思う。
予算がないのに無尽蔵にお金を使うということではない。お金がないのだから削るところは厳しく削っていくべき。
ないんだったら、苦しくともみんなで助け合うということが本当の国民のあり方だと思う。

事業仕分けの解答者が、官僚だけではなくて、予算を必要とする現場の人々も参加してもらったほうが、よかった。
時間があまりにも短かすぎた。賛成反対もっといろいろな意見を時間をかけて議論したらよいと思う。

中国と日本の政治の決定のスピードの違い

2010-01-04 12:47:20 | 日記
中国と日本の対照的なところ。
 中国の決定と行動の早さ。
 日本の決定決断の遅さ。

日本は世界の中でも、物事を決めるのに最も時間のかかる国ではないだろうか。

逆に中国は物事を決めるのに最も早い国ではなだろうか?行動に出るまでが早いと思う。
例えば、
有人ロケット打ち上げ、環境対策での風車や太陽電池設置の早いこと、新幹線世界最速営業運転すでに開始、資源の確保に見られる海外投資、
みんなすごい勢いで拡大を実現させている。
これらはあっという間に躍進してきたという印象を受ける。

理由として考えられるのは(事の良し悪しは置いといて):
1).体制の違い、一党独裁。
政治の場で賛成反対の対立をする必要がないから決定が早い。
中国のように、非常に大きな人口を抱える国にとっては、政治的には、計らずも適している体制になっているのではないだろうか。
中国の立場で考えるなら、うまくやったと思う。
10憶余の人口を抱える国で、賛成反対とか細かい議論をしていたら、国民が、大混乱してしまう。ロスも多くなるだろう。
報道機関も当然のように党支配。

日本は、与党、野党、多くの党があり、また連立政権内部で必要以上に議論調整を繰り返さなければならない。
マスコミも右左、いろいろある。

2).華僑が持っている遺伝子。
目的の為や、自分の利益になることについて、ストレートに早く行動していく。
IT ソースコード開示要求、核実験(どこの国も同じだが)、軍事拡張、尖閣諸島海底油田開発など
衝突をものともせず、行動を起こす。問題が起きれば、起きてから対応する。
商売のうまさに通ずる遺伝子が、全ての行動の原動力となって応用出来ているのではないか?

日本は、決めないで、ああしたらこうなるだろうか、こうしたらどうなるだろうか心配ばかりしている。
日本人の遺伝子か、奥ゆかしさか、民主党の性格か。
良く言えば、細部にこだわる。
悪く言えば、あまりにも対立を避ける性格のため、決めない。

ドイツも、論理的にきめて行動が早い。”良いことだ”と論理的に判断できることは国民一体となってどんどん進めていく。
論理的にシンプル明確に組み立てられる。ひとつひとつの論理がシンプルだから、大きなものが出来上がる。
ゴミの分別とか、環境対策、日本が設置量で抜かれた太陽光発電設置、
ゲルマンのこういうロジックで物事がどんどん決められていくところが凄いところと思う。

日本人は、細かいところにひとつひとつごちゃごちゃ議論をしてるから、大きなものが(システム)が出来上がらない。
しかも利権がらみでごちゃごちゃしている。

中国は速さ、勢い、断然日本に勝っている印象を受ける。