敵国を滅ぼすのに武器はいらない

敵国を滅ぼすのに原子爆弾はいらない。意に添わない国を（例えば）5年で滅ぼすような方法をAIに考えさせればよい。AIは遠くない将来人知を超えてしまうと言われている。相手に分からないような方法で経済を衰えさせ、弱小国にすればよい。このように考える国は、いくらでも出てくるのではないか。核や毒ガスなど武器は必要無い。人を殺す必要はない。ただどの国にも負けない最高技術のAIが有ればよい。AIは5年で望ましからざる相手国（仮想敵国）を経済的に弱小国となす事ができるだろう。世界最高のAIは人知を越えてしまっている。その攻撃を受けた国は、何故自国が衰えたのか、有識者にもすぐにはわからない。20年後ぐらいに、敵の策略だったことにやっと気づくが、時既に遅し。国は衰えてしまって再起不能になってしまった。
敵国を滅ぼす戦略、例えば昔で言えば、アヘン戦争などは、麻薬をその社会に浸透させ、その国を崩壊させた。また経済的には勝ち組と負け組を二極化させて国の分断をはかる。人種差別を助長させてその国を分断し、最終的に滅ぼす。今の日本が陥っているように、敵国にデフレを蔓延させて抜け出せないようにする。これらは、人間である私の記憶で拾い挙げたものだが、しかしＡＩはもっと巧みに分からないように敵国を滅ぼす戦略を考え出すだろう。
では逆に、日本がそういう攻撃を受けない様にする為にはどうすればよいか？それには世界最高のAIを持つしかない。国のトップが良く考えて、技術立国に向けてお金を使うしかないと思う。そして世界の国々が、自国中心から、世界人類の為に行動するようになるまでは、日本は何とか生き延びて行かなければならないと思う。