昨日に続き上野公園スケッチです。 2枚目は、上野大仏を描きました。そう、上野にも大仏があるのです。残念ながら顔だけですが・・・。経緯は大正12年の関東大震災により仏像の頭部が落ち、さらに第二次大戦の時には 軍の供出令により身体部分を失い、現在では顔面部のみがレリーフとして保存されている状態です。幾多の悲しい災難を乗り越えた大仏の顔をよく見ると、頬に涙の粒のような跡が見られます。現在では、「これ以上落ちることはない」という思いから受験合格にご利益があると言われるようになりました。また、同敷地内に建てられたパゴダは、釈迦がいなくなって以来、「釈迦に代わるもの」、「釈迦の住む家」という意味があるそうです。今回は、売店の横から描きましたが、ここから描くと 大仏の後方に「時の鐘」が入る構図になり ちょっと感動しました。
F4 2018/11/04
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