両界橋？ この奇妙な橋名の意味は何なのか？ 周囲には多くの霊園が点在し、そして武蔵野陵と高尾山。もしかして この世とあの世に架かる橋なのでしょうか？ また、下を流れる南浅川、その上を甲州街道が通り、さらにその上をJR中央本線の第一浅川橋梁がまたがるという3本のラインが一点に重なる場所。やはり冥界への入口なのでしょうか？ ちょっと怖い橋名の由来は諸説あるようです。じつはこの先に2つの川の合流があり、そこから南浅川が始まるのですが、その2つの川（小仏川と案内川）の合流こそが橋名の由来だそうです。しかし、昔の人たちはこの川の吸い込まれそうな深い淵を見下ろして 怖い話を語り継いできたのでしょう。長野色の国鉄近郊形211系もまだまだ頑張って走っています。中には「高尾発→長野行」なんて列車も一日一本走っているんですよ。所要時間は約5時間です｡
F4 2022/03/26 （国鉄211系 相模湖－高尾 間）