Babson MBA Life

Babson CollegeのTwo-Year MBA Programに通う学生達の日記です。

Silicon Valley 1日目

2005年03月24日 | Entrepreneurship
今までシリコンバレーには行ったことがなかったので、
シリコンバレーに行こうと思い立ち、
一人で視察旅行に出かけた。

色々、これまでにお世話になった人などのおかげで、
 ○こちらで自分のビジネスを立ち上げて頑張ってらっしゃる方、
 ○ベンチャー企業のサポートをするビジネスに従事してらっしゃる方、
 ○米系ベンチャーキャピタルのベンチャーキャピタリスト、
 ○スタンフォードGSBの学生の方
に会うアポイントメントがとれた。

とりあえず、以下、記録

6:30AM
ボストン・ローガン空港に到着し、屋外の立体駐車場に車を停める。
東の空がうっすらとまだ赤みがかっている。
西の空は、曇っていた。

11:00AM
デンバー空港で乗り換え。
しかし、スケジュールが遅れている様子。
外は小雨。

2:00PM
San Jose Int'l空港に到着。
雨。思ったより暑くない。どちらかというと肌寒い。

既に予約済みのレンタカーを借りる。
Expediaを通した予約時には車の確保だけで、
保険のオプションなどを入れる項目もなかった。

結局、保険などのオプションを入れると、結構な額に。

とりあえず、Palo Altoに向かう。

車はDodge Stratus Sedan。
そういえば、確かシカゴの友人もDodgeに乗っていた。


3:00PM
Palo Altoのホテルに到着。
予約を確認してもらうも、名前がない。。。
Webで予約した際のコピーを見せる・・・

どうやら、予約の際に、3月と4月を間違って入力した様子。
このホテルには空きはないとのこと。
他の近所のホテルの空き状態を聞いてくれる。
しかし、この時期スタンフォードで色々な会議・カンファレンスなどが開催されているとのことで
どこも一杯。

・・困った。。
とりあえず、翌日会う予定のVenture Accessという
ビジネスをしていらっしゃる安藤社長に電話したところ、
安藤社長が泊めてくださるとのお返事。

大変ありがたい。
本当に安藤社長には、お世話になる。

とりあえず、安藤社長のオフィス兼自宅に向かう。

オフィスに到着。。。
凄い。。。ゴルフコースに隣接している高級コンドミニアム。
ドライブウェイが長々と続き、途中でGateがあり、そこに暗証番号を入れないと開かない仕組み。

その晩、安藤さんに色々話を聞くが、
その話は、次の稿に回したい。

Hiro

J-REX/ The Japanese Resource Exchange

2005年03月21日 | Entrepreneurship
日曜日の夜、J-REX (http://www.jrex.us/) という、日系のスモールビジネス経営者の方々の異業種交流会に参加。
今回は、2回目の参加である。

前回も様々なヒトに出会い刺激を受けた。
前回は立食式パーティだったのだが、今回はメンバーの一人が経営するお寿司屋さんでの、着席(?)式だった。

もともと僕は、こういうパーティでは、名刺を手裏剣のように、片っ端からばら撒くよりは、何人かのヒトとじっくり話すことが多い。
とくに、着席式だと、一度も席を替わらないということもしばしばである。
というのも、ついつい席を替わるとお話をしていたヒトに失礼かな?という、余計な心配をしてしまうからである。
(でも、よくよく考えてみれば、話が面白くないときは、席を替わったりしてるかも。。。)


今回は、たまたま近くに座った人たちが楽しいヒトが多く、話が盛り上がり、席は一度も変わらなかった。


その中で、今回一番印象に残った言葉は、、
『事業で成功したいなら、ヒトを見抜く能力を磨くこと』

これは、Soft Servo Systems, Inc. (http://www.softservo.com/index.php) という会社のFournder and CEOのヤンさんの言葉。

確かに、以前、Cambridge Innovation CenterのCEO ティムさんに話を聞いたときも、
「事業が成功するかどうかは、ヒトにかかっている。大事なのは、経営者の人間力だ。」
といっていらっしゃった。
(人間力という言葉ではなかったけど、ここでは、人柄、魅力、能力、情熱などを全てまとめて、「人間力」と言う言葉にしておきます。)

ティムさんの友達である Jim Coch[Boston Beer Company, Founder](ビールのSam Adamsの会社と言った方が分かりやすいかも)が成功したのも、
「おいしいビールを造りたいというJimの情熱が一番のKSF(Key Success Factor)だったともいっていた。

また、本を読んでいても、ベンチャーキャピタルが投資するかどうかの一つの大きなポイントが経営陣の人間力だという記載を多々目にする。

しかし、案外、「人間力」を見抜くのは難しい。

ヤンさんからは、「BABSONは、アントレの学校だから、そういう授業はあるんじゃない?」と聞かれ、確かに、そうだよなと思う。

調べてみたけど、現時点では、ないような気がする。
確かに、「ヒトを見抜く」という観点の授業はないので、面白いかも。
「ヒトを育てる」なら、コーチングなどを絡めた授業もあるだろうけど。

とまあ、そんなことを話しながら、第3回目J-REXは閉幕した。


・・・明日からシリコンバレーに行ってきます。

Hiro

Group Exam.

2005年03月21日 | By 06 -On Campus
Babson Collegeはユニークなスタイルの授業やテストが多い。

Group Exam.も割とユニークなのではと思う。
Group Exam.はその名前の通り、
解答をグループで作成し、提出するというもの。

しかも、今回は、28時間耐久テスト。
(もちろん、時間配分はグループ次第)

前回は、僕のグループでは、
二日目にメンバーの一人が来ない(最終的には来た)という問題が発生した。

しかし、今回はテスト前からそういった種類の心配は不要だった。
なぜなら、これまでの授業の中でのグループワークを通じて、
メンバー全員がチームにContributionしようと考えているのが分かっていたからだ。

実際、テストの前日には、リーダー格のJeffから「今回のテストでは、このフレームワークを使おう。ITは、これこれ、組織論はこれこれ。。追加情報があったら、皆で付け足そう」という旨のメールと添付ファイルが届き、皆がそれぞれ授業のアイデアを出し合っていた。

今回は珍しく、担当箇所をほとんど分けずに、ケース分析から解答の方向性まで、
全てをチーム全員でディスカッションした。

ディスカッション中に、文章をまとめるのがうまいLindseyが議論をWordに落とし込んでいた。

Markusは、細かいところをチェックするのが得意なので、
数字の分析や、数字の必要な資料などについて、意見を出していた。

Kumiは、いつもどおり頭のよさを発揮して、
議論に矛盾点があると、それを随時指摘していた。

Sethは、Jeffと同様IT関係には強いので、Jeffと違った方向からの
アプローチを試みて、チームの意見にChallengeしていた。

僕はといえば、細かいところでは、議論のスピードに追いついていけなかったので、
大枠で、問題を捉えようとし、抜けている論点があるときには、適宜発言していた。

それでも、議論がそれほど的外れな方向に行くことは少なく、
また、概ね必要なポイントを全てカバーしていたので、黙って聞いていることが多かったため、
KumiやLindseyからは、しょっちゅう、Hiro,議論は分かるか?と聞かれていた。。

一日目の夕方には、ほぼ解答が終わっていて、
ここで初めて、作成チャートを各担当者に割り振って終わった。

二日目は、最終的なチェックを行い、未作成のチャートを確認し、
提出前に、全員で解答を2度Reviewした。


1点、面白いことに気づいたのだが、
物理的な環境によって、チームの作業効率が大きく変わるということだ。

1日目・2日目とも図書館のディスカッショングループを予約して、
個室でディスカッションしていたのだが、
それぞれの部屋の設備などは、まったく違っていた。

1日目には、部屋は大きく、二つの壁に窓があり、
大きな模造紙を張り出すスペースは十分あった。
あわせて、ホワイトボード、PC画面を映し出すスクリーンもある。

ディスカッションは、模造紙に意見をどしどし書き出しながら、
スクリーンでPCに打ち込まれた内容を検討しながら進んだ。
非常に建設的に効率的に進んだ。

2日目は、旧式の黒板だけがある小さな部屋だった。
窓もなく、暗い。
まず、スクリーンがないため、PCの入力画面を皆で確認することが難しく、
PC入力担当の画面を隣のメンバーが覗き込むというようなスタイル。
残りのメンバーは、ついつい別のことをしがちになる。

議論も1日目ほど滑らかに進まない。
暗い狭い部屋のせいか、心理的にも乗らないようだ。

同じメンバーで、かつ、ほぼ方向性が決まっているのにも関わらず、
二日目の議論は、イマイチだった。

どう考えても、設備の問題としか考えられない。

こうした設備がアウトプットに大きく影響する(という僕の仮説)ことを
改めて気づかされたテストだった。


なお、今回も他のグループではドラマがあったらしく、
二日目に一人のメンバーが最後まで現れなかったというグループもあったとのこと。

Hiro

宿泊施設のご紹介

2005年03月21日 | By 07 -Off Campus
多くのApplicantの方よりお問い合わせいただきますので、
学内宿泊施設の情報をちょっとアップしておきます。

Babson Executive Center

http://www.aramarkharrisonlodging.com/properties/babson/index.html



上記HPでは24時間部屋の予約を受け付けていて、一泊朝食付きで$140(税抜き)らしいです。

朝食はビュッフェスタイル(美味!らしい)で7~9時の間施設内のレストランで提供されています。

また、ミネラルウォータ他、飲み物や簡単なお菓子が施設内数箇所に設置されているカウンターで提供されていてもらっていって良い事になっています。→飲み物の心配をしなくてすみ便利。

チェックアウトについては受付で確認したところ基本的には11:30ですが、レイトチェックアウトも可との事でした。いづれにしても荷物は預けておけるはずです。

もちろんインターネット完備です。(部屋にLANが引いてあります)

とても綺麗な建物ですよ~。というか、バブソンの建物は全部きれいですね。。。

RRL

学校選びの基準

2005年03月20日 | By 07 -Off Campus
学校選びの際、街の有無なんて項目も挙がってくると思います。

僕の場合、多少気になったのが、ベンチャーが勃興している地
かどうかということでした。そういう意味で西のシリコンバレーか
東のボストンと言われるくらいのぴったりの土地柄でした。

しかし、とても大きな利点が隠れていることについ最近身をもって
感じました。

それは、志ある近隣の学校からの友人とのつながりでした。
これは、本当に大きいです。とくに、つながりが多いのは、Havard
、BU、BC、MITなどです。日本人の学生の会も定期的にあり、
本当に思ってもみないような勉強をされている人、まったく違った
目標を持った方々と出会うことが出来ます。

これは、本当に今後のビジネスのみならず、人生のおいても大きな
意味を成しそうな気がします。

RRL

Toughなテスト

2005年03月20日 | By 07 -Off Campus
先週で、3つ目のModuleが終わりました。今回の最大の山場は
最後の最後のテストである SCS/TOM(Cost Accounting/Operation)
でした。一日目の午前8時に配布され、学校でも自宅でもどこ
でもいいし、OpenBook、OpenNoteでいいからとにかく、終わらせて
2日目の午後1時までに提出しなさいというものでした。

いくら、ややこしいCost Accountingでも2日も時間は要らないだ
ろうと高をくくっていた僕は、友達と『1日目で終わらせて、一足早い
春休みに買い物でも行こう!』とはなしていました。

しかし、テストが予想以上に難しく、TimeConsumingでとうとう、
リミットギリギリまでやることになってしまいました。まいったまいった。

僕は余裕で寝たりしていましたが、同級生の中には相当苦労をして
というか、力をいれて、寝てない人、ほとんど寝てない人が相当
いたようでした。。。。

終わったときの疲労感はちょっと今まで感じたことのないような疲労感
でした。
たぶん、ずーと休みなく、数字を追っていたからでしょうねえ。

自分にお疲れ様。

RRL

商品ライフサイクル

2005年03月19日 | No Category
先日のローテク・ハイテクの日記にコメントを載せてくれていた人がいた。
それを読んでいて、ふと思ったのが、日本とアメリカの商品サイクルの違いだ。

具体的に日米でどのくらいの期間の違いがあるのかについての記述を
これまで見かけたことがないのだが、生活をしている限りでは、
日本のほうがプロダクトライフサイクルが短い気がする。

プロダクトライフサイクルの違いと捉えていいのか分からないが、
日本人として、違和感を感じるものは多い。
「POP song」「車」「家」など、明らかに違うと思われる。

「POP ソング」
昨年の7月にアメリカに来たのだけど、
そのころ頻繁にラジオで流れていた曲が、
今でも頻繁に流れている。

しかも、一つの曲だけが息が長いのではなく、
昨年頻繁に流れていた複数の曲が今でも流れている。

「車」
明らかに車への考え方が違うと思われる。
アメリカでは、中古車は、日本ほど値下がりしない。
下手をすると、日本車などは、2年間乗っても、
買値とほぼ同じ値で売却できる例があるくらいだ。
(という話を聞いた。)

実際、Buyサイドで考えると中古車は思ったほど安くない。
Sellサイドで考えると、結構、良い値で売れたりする。

「家」
家も、車同様、あまり値下がりしないようだ。
先日、BCAPのメンバーで家についての話をしていて、
日本では、「家」は30年、40年住むと、
ほとんど価値がなくなるいう話をしたら、
「そんなこと、信じられない」と驚いていた。

Angusにいたっては、長く住めば住むほど、
色々便利なように改築するから、
値段が上がるはずだという始末。


この日記を書く前に、どうしてこういうことが起こるのか
少し考えてみたのだが、あまりいい考え・理由が浮かんでこない。

今度、改めて考えてみたいと思う。

とりあえず、今日は
オチなしということで。

Hiro

Entrepreneur 4月号

2005年03月17日 | Entrepreneurship
試験期間中なので、図書館で勉強していた。

たまたま休憩中に、
月刊誌「Entrepreneur」の4月号が出ていたのを発見。

そういえば、昨年のこの時期、L.A.に短期滞在していたのだけど、
UCLAの図書館でこの雑誌を見つけて、
学校のランキング"Colleges for Entrepreneurs"の部分をコピーしたのを思い出した。

さて、今年もランキングが載っていたので、
とりあえず、Babson Collegeをチェック。

Program Directors、Faculty、卒業生による
National/Regional Programsでは、
1位にランキングされていた。

リサーチ会社調査による
Top 50 Programs/nationalでは、
1st Tierにランキングされていた。

また、
Program Directorsによる
Top 5 Program Directorsでは、
次の3人のBabson Collegeの教授が1位にランキングされていた。
・Prof. Bill Bygrave
・Prof. Stephen Spinelli
・Prof. Jeff Timmmons

どれも学校ではカンバン教授といわれている教授たちだ。

とりあえず、明日試験があるので、今日はこの辺で。。。

Hiro

Low Tech. &High Tech.

2005年03月14日 | Entrepreneurship
RRL君のがこのブログで書いていた
For the Old Economyを読んでいて、ふと思った。


僕が以前から考えているビジネスのキモは、
(って言うほどたいしたものじゃないけど・・・)
『Front Low Tech., Back High Tech.』である。
顧客に見える、顧客とのインターフェイスは、できるだけLow Tech.で
顧客に見えないバックオフィスはHigh Tech.を駆使するというものである。

これの象徴は、コンビニエンスストア
もっと突っ込んで言えば、「セブンイレブン」だと思っている。

コンビニエンスストア自体は、昔ながらのお店と変わらない形態である。
「お客さんが棚にあるものを選んで、レジでお金を払って買う」
どこのお店でもやっている形態である。

しかし、お客さんから見えないところでは、
数週間前からの天候・気温のデータを基にした発注作業、
顧客データなどPOSデータの分析、メッシュ分析を駆使した店舗出店政策など
(High tech.というイメージのあまりしっくりした例ではないけれども。。)
高度な技術を使いこなして、革新的なビジネスに育ってきた。

こうした、
『Front Low Tech., Back High Tech.』
で将来は事業を作り上げて生きたいと、密かに思っている次第である。
(Blogに書いた時点で、「密かに」という形容詞はおかしいなどというLogicalな突っ込みは要りません。)

シカゴのKちゃんが取り上げていた、
表の競争力・裏の競争力も、似たコンセプトかもしれない。
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/363443

hiro

忙中閑なし

2005年03月13日 | By 06 -Off Campus
先週今週と忙しくすごし、学校の方は少しおろそかになってしまった。

体力的・精神的にはきつかったが、
なんとかかんとか乗り切った。

とりあえず、活動記録として、簡単にまとめておきたい。

■3/5-6
バーモント州キリントンにスキー旅行。
メンバーは、ハーバードビジネススクール,マサチューセッツ工科大学,ボストン大学の諸学生、ハーバードデザインスクール卒業生、ハーバードメデイカルスクールの研究員といった面々。
HBSのT君と部屋が一緒だったので、夜遅くまで話をした。
いや、しかし、前々からすごいなと思っていたが、やはり今回も彼のすごさを実感。
彼は、現在世界でトップといわれているPEへの入社をめざし、活動中。
ほんと、そのモチベーションの高さには、恐れ入ります。

■3/9
先般J-REXというボストンの異業種交流会で知り合ったJazz Vocalist阿部さん()の公演に友達と一緒に行く。ケンブリッジにある由緒正しい(だそうです)Jazzバーは、なかなかしゃれている。
阿部さんのJazz Vocal GroupのWebsiteはこちら
http://www.jazzsyncopation.com/
CDはこちら
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000657NXG/qid%3D1110688231/250-5656283-4642614

■3/10
MITのそばにあるインキュベーションセンター
Cambridge Innovation Center(CIC) を訪問。
山口大学のインキュベーション施設の所長や、山大の学生たちに動向。
CICはFor-profitであり、事業は現時点では成功を収めているとのこと。

CEOのTim氏が言った、
事業で最も大切なのは「経営陣の能力」
事業のKey Success Factorは「Passion」
という言葉は、バブソンでも同じことを言われているので、興味深かった。

http://www.cambridgeincubator.com/dynamic_frame.html?http://www.cambridgeincubator.com/

なお、CICは入居企業には、あえてあれこれ口を出さない方針であるそうである。
当初は、他のインキュベーションと同様にアドバイスをしていたそうだが、あまりうまくいかなかったそう。その後、弁護士事務所や広告代理店、VCなども同じフロアへ誘致したところ、自然とコミュニケーションが始まり、それらが無二のアドバイスになっていったとのこと。

「良いビジネスプランは、自然発生する。それは、事前に書かれたプランとはまったく異なるものである。」というTim氏の言葉が印象的だった。

■3/11
はたまた以前の異業種交流会で知り合ったベンチャー・キャピタルで働くK氏のオフィスを訪問。
このベンチャーキャピタルは、HBSのケースにもなっている。
http://harvardbusinessonline.hbsp.harvard.edu/b01/en/common/item_detail.jhtml?id=899099

やはり既にIndustryとして、ステイタスの高い米国のVCだけあって、パートナーの個人の経営能力、資金力を感じた。

K氏の「日本のVCには、まだまだ経営実績のある人は少ないね」という言葉を聞き、昔思っていた、「経営の経験を持っているVCになりたい」という思いを思い出した。最近、僕は、そのことを忘れていた。

■3/11
VC訪問の夜BUのM氏のお宅に訪問。
こちらでは、MIT.SloanのM氏、Tufts.FletcherのYさん、BrandeisMBAのNさんと歓談。
いや、肩の凝らない話で盛り上がりました。

■Spring Break

上記の合間に、春休みの「シリコンバレー一人視察旅行」の段取り。
とりあえず、二日間にベンチャービジネス、VC、スタンフォードMBAの人など4人の方たちと会えることになった。

この件で色々お世話になった方、ありがとうございます。

■Exam.
来週オペレーション・原価管理・組織行動学・ITのテストですが、まだ何もやってません。

Hiro

リーボックスピーカー

2005年03月10日 | By 07 -Off Campus
Paul B. Fireman Chairman & CEO @ Reebok International LTD 03/08/05

おかしいかもしれないですが、あまり感じたことのないオーラを感じました。うまく伝えることが出来なくて残念ですが、こうしたExecutiveは自然となのか、作為的なのか、オーラを放っていると思いました。

様々なことをざっくばらんに話してくれましたが、その中でやはり頭に残ったのは、この言葉です。
Listen to others’ opinions, and do not think about the things from the defensive side.

当たり前のことですが、成功者から出ることはとても思いと感じました。少しずつでも実践したいと改めて思いました。

ひとつ付け加えると、こういう方はお話が面白いですね。

RRL

講演の連続

2005年03月10日 | By 07 -Off Campus
講演が続きました。

Donkin' DonutsのVPとReebokのCEOです。

このブログは最初のが終わって書いています。Reebokは後で書くかもしれません。

ケンタッキーフライドチキンなどで数々のマーケティングを成功させ、Consumer Productのマーケティングの世界では名の知れているVPのJohn Gilbert氏の講演でした。
Donkin’ Donutsのマーケティング戦略でした。具体的にどのようにマーケティング
戦略を立案したかを詳しく説明していました。

基本的な戦略はBiggest coffee shop? or Donuts brand? 完全にコーヒーにフォーカスして行くことが必要だと力説していらっしゃいました。

基本的な彼らのマーケティング戦略の枠組みは以下の4点でした。
1)True consumer need
2)Crystal clear focus
3)Provocative product
4)Talented, committed people

1)では、
busy--->need ritual that provides personal ballast--->need daily rituals to keep them sane
というようなストーリーを考え出して、

2)にうつり、下記のようなPositioningを考え出しているということでした。

For real people busy living, Dunkin' Donuts is the everyday-easy coffee stop that, by
serving the best tasting coffee, inspires rituals that revive 

また、成長分野をデータで把握してコーヒーという視点から、18-24歳の若者、特に、Hispanicを狙っているという話をしていました。

ただし、顧客からのみた彼らというのは、マクドナルドやスターバックスに比べ、未だあいまいなブランドイメージ名部分があるのが反省点ということでした。

総じて、面白いプレゼンテーションでしたが、学生に対して少々、非謙虚な態度が目に付きました。

僕が『マーケティング戦略の見直しの頻度と成果のMeasurementについて』質問しましたが、適当に答えているような気がしました。

学生といえども潜在顧客です。常に謙虚な姿勢を見せることが上級幹部のするべきことではないでしょうか?

こういうことも学べますね。

RRL

For the Old Economy

2005年03月08日 | By 07 -Off Campus
先日、北海道のある大学機関のベンチャーの研究者の方がお越しになり、
意見交換をしました。その中で、彼から見た面白いトレンドとしては、
バブソンはマーケティングに以前よりも力を入れているということで
した。

彼の認識としては、マーケティングに心理学を応用するような流れが
日米問わずあるということでした。マーケティングはフレームワークはあるもの
の、結局は心理学に非常に近いところがあるとは思っておりましてので、
納得できました。

また、同席したEmkunは、今までのバブソンでの経験を踏まえると、
バブソンはOld Economyに強いEntrepreneur育成に力を入れているという
印象を聞きました。これも非常に納得できる議論であると思います。

効率的・革新的経営術は何も最新のサービス、製品を擁する企業でなく
とも有効活用でき、成功可能性が十分あるといっていいのでしょう!

RRL

Exam1/3終了

2005年03月05日 | By 06 -On Campus
昨日は、マーケティングとファイナンスのExamがあった。
他のMBAではどんな形式かわからないが、まず、概要を説明します。
試験はケースが前日に渡され、当日(昨日)問題が配られる。同じケースで、マーケティングとファイナンスのそれぞれの問題が設定されている。それぜれ2問ずつで計4問。朝8時開始で夕方5時に提出。場所はどこでやってもよい、もちろん何を見てもいいし、インターネットをしたければしてもいい。でも、あくまで個人でやる。

僕はBCAPルームに朝7時15分くらいから陣取った。なんと自宅からプリンターも持って来て気合を入れた。(プリンターの部屋と行ったり着たりするのがイヤだったので)
もちろん教科書とかもってきたが、実際は全然見なかった。(暇があんまり無かった)
僕の部屋には僕のほかに一人だけで、小さい部屋だけど割と落ち着いて集中できた。
*先週からIBMのLaptopの調子がすこぶる悪い。画面がいきなり暗くなる。(でもPCは動いてる)これはLCDと本体の接続の問題?そういえば、5年ぐらいまえ、当時上司だった人が、IBMのLaptopは画面部分と本体のI/Fに脆弱性がある、、と言っていた。まだ直っていないのだろうか。。今朝も何回か暗くなった、そのたびにPCをちょこっと傾けたり、たたいてみたりしてます。最悪のケースは強制終了。でも試験中は不思議と再現しなかった。怖かったのでファイルの保存はUSBに、5分おきぐらいにしてた。

僕の作戦は午前中にファイナンスのパートを終わらせるということだった。
2問だけだけど、スプレッドシートでごちゃごちゃとモデルを作らねばならなかったので案外時間がかかる、それでも13時までには終了したと記憶している。

問題はマーケティング。ファイナンスで脳みそを消耗していてあまり集中できなかった。
4時までには大体終わって、4時半には提出した。

これまでもそうだけど、ケースを使った試験は結構面白いし、(ファイナンスの一部を除いて)チーティングのしようがないので、よろしいのではないか。
でも、マーケティングの採点基準はどうなんだろうと思った。(スジが通っていてばいいのかな?)


まあ、3つの試験のうち1つが無事終了したのでほっとしてます。

Emukunn



得るもの

2005年03月03日 | No Category
先日アプリカント時代の友人3人でSkypeった。
(へんな、動詞だなあ。。まあ、語感は「駄弁った」みたいで、ニュアンス的にはいいか。。)

途中で、シカゴのKenちゃんは、スタディグループの打ち合わせがあるからということで
抜けていった。

その後、スイスのMさんとの会話で、
授業でやったことが身についているか否かという話になった。

僕は、あまりにも授業が次々にやってくるので、
授業の準備をするのが精一杯で、
頭の中で整理できていないというのが正直なところ、と
打ち明けた(というほどのものではないけど。)

実際、ほとんど毎日8時から授業が始まり、
平均3コマのクラスがある。

バブソンは、授業の9割程度がケーススタディなので、
ケースを読んでいくだけでも、そこそこの負担になる。

原価計算やファイナンスなどの授業になると、
相当の準備・宿題をする必要が出てくるので、結構な量だ。

そうすると、ひたすら準備に追われて、
授業が終わったあと、頭の中でそれらを整理し
それを将来実社会で応用できるかどうか、
まったく見当がつかない。

そんなことを、つらつらと話していた。

そこで、Mさんが、言った言葉に感心させられた。

「でも、実際の仕事をしてたって、毎日、忙しい中で、
何かを身に付けた実感ってないじゃない?
目の前のものをこなしていかないといけないわけだし。
でも、あとで振り返ると、結局、それが経験となって活きてくるでしょ?
だから、別に、Fさん(僕のこと)みたいに考えなくってもいいんじゃないかなあ」

確かに、その通りなのかもね。
なんとなく、Mさんの一言でこれまでのモヤモヤが少し晴れた気がした。

さすが、年の功ですな。。
・・・おっと、そんなことを言っちゃいけません。
Mさんに失礼です。
ほとんど同い年ですから。
いやいや、見た目は僕より若いですから。
と、あせってフォローを入れているHiroです。

「そんなことより、こんなところで現実逃避していないで、
 テストの準備をしていないことを本気で焦れよ」
などという突っ込みは不要です。

Hiro