Babson MBA Life

Babson CollegeのTwo-Year MBA Programに通う学生達の日記です。

得るもの

2005年03月03日 | No Category
先日アプリカント時代の友人3人でSkypeった。
(へんな、動詞だなあ。。まあ、語感は「駄弁った」みたいで、ニュアンス的にはいいか。。)

途中で、シカゴのKenちゃんは、スタディグループの打ち合わせがあるからということで
抜けていった。

その後、スイスのMさんとの会話で、
授業でやったことが身についているか否かという話になった。

僕は、あまりにも授業が次々にやってくるので、
授業の準備をするのが精一杯で、
頭の中で整理できていないというのが正直なところ、と
打ち明けた(というほどのものではないけど。)

実際、ほとんど毎日8時から授業が始まり、
平均3コマのクラスがある。

バブソンは、授業の9割程度がケーススタディなので、
ケースを読んでいくだけでも、そこそこの負担になる。

原価計算やファイナンスなどの授業になると、
相当の準備・宿題をする必要が出てくるので、結構な量だ。

そうすると、ひたすら準備に追われて、
授業が終わったあと、頭の中でそれらを整理し
それを将来実社会で応用できるかどうか、
まったく見当がつかない。

そんなことを、つらつらと話していた。

そこで、Mさんが、言った言葉に感心させられた。

「でも、実際の仕事をしてたって、毎日、忙しい中で、
何かを身に付けた実感ってないじゃない?
目の前のものをこなしていかないといけないわけだし。
でも、あとで振り返ると、結局、それが経験となって活きてくるでしょ?
だから、別に、Fさん(僕のこと)みたいに考えなくってもいいんじゃないかなあ」

確かに、その通りなのかもね。
なんとなく、Mさんの一言でこれまでのモヤモヤが少し晴れた気がした。

さすが、年の功ですな。。
・・・おっと、そんなことを言っちゃいけません。
Mさんに失礼です。
ほとんど同い年ですから。
いやいや、見た目は僕より若いですから。
と、あせってフォローを入れているHiroです。

「そんなことより、こんなところで現実逃避していないで、
 テストの準備をしていないことを本気で焦れよ」
などという突っ込みは不要です。

Hiro