Babson MBA Life

Babson CollegeのTwo-Year MBA Programに通う学生達の日記です。

Asian Business Forum Director by RRL

2005年04月30日 | By 06 -On Campus
昨日のブログで書いたAsian Business Forumという、一年制、2年制、パートタイム問わず、MBA在校生でアジアのビジネスに興味のある学生のクラブのDirectorに選ばれました。当初、枠があるということで二人とか三人とか前任者に言われていました。立候補者の顔ぶれは、中国からのグレン、タイからのジミー、インドからのディーシャと僕(韓国・日本?)ということでした。熱いということを除いて、僕とは違い、非常に優秀な候補者が集まったと思ったので、前任者に掛け合って、この立候補者全員でチームを組ましてほしい、来年の陣容は僕らの代で決めたいと主張したところ、折り合いがついて、この4人でチームを組むことになりました。個人的にも、どの国ともいいNWがほしいところ、もっともっとこの3カ国を知りたかったので、メリットがあると感じています。

ほかにもやりたいことはいろいろありますが、来年は自分の起業プランや勉強のほかは、このアジアクラブに力を入れていきたいと思います。あくまでも希望であり、計画ではありますが、下記のようなことをぶち上げておきました。計画性を持ってやっていきたいです。

1. Speaker series such as Toyota VP Toyoda Akio, and AEON CEO Okada Motoya

2. Networking event with Asian from Harvard, MIT, BU, BC, Hult.............

3. Study group about Asian economy and business

4. Business plan competition about Asia markets

このチームももちろん大事ですが、このクラブを盛り上げていくためには、クラブのDirector以外のメンバーの協力が不可欠です。同期のみんなの力を借りたいです。

RRL

久しぶり

2005年04月30日 | By 07 -Off Campus
久々に書き込みます。HIROさん維持してくれてありがとうございます。

まったく忙しさにかまけて、自分のほかのブログにかかっていて、完全にこちらがおろそかになりました。

書きたいこととは山ほどあるのですが、相変わらずのばたばた生活なので、ばらばらと書きます。。

日本から友達が来ました。そのだんなさんやその後友人とLegalSeafoodで食事をしました。ベンチャー企業で働く彼らの話を聞くだけでMotivationが高まってきます。人間が気持ちを維持するのは難しいことです。常にそういう場所に自分をおいておくことが大切なような気がします。

今日で試験を除いて、BabsonMBAの一年目の授業が終了しました。ゆっくり振り返るのはもう少し先になります。試験がやってくるからです。苦手な科目でも嫌いな教科でもないので、楽しんで勉強できると思うのですが、時間がないのが問題です。今日も同じBCAPのメンバーの誕生会があり、Crazyなナイトになると思います。なにせ、ほとんどの出席者がアメリカ人で30人くらいになるだろうと思います。アジアからは一人なので、飲み負けないようにがんばらなきゃ。

アジアクラブのDirectorに立候補しました。予想外の立候補者乱立で選挙になるようですが、みなに選んでもらえるといいと思います。目標などをPitchしての投票になるようですが、単なる人気投票にならないようにしてほしいと思います。しかし、一方で人数を決めてかかることには反対なので、立候補者がすべて代表になれるよう掛け合ってみるつもりです。

また、ブログをつける気持ちになってきました。さあ、あと一息、がんばるか。

RRL

Selling to the Poor

2005年04月26日 | By 06 -On Campus
4/26/2005

今日のAV(Analyzing Values)の授業はなかなか面白かった。

授業のタイトルは、「貧しい人を相手にしたビジネス」

MBAの学生たちが考えるビジネスというのは、
えてして富裕顧客層を狙うというものになりがちのような気がするのだけど、
今回はその逆を考えようというものだった。

クラスで、各スタディ・グループにいくつかの企業のケースが割り当てられ
僕のチームが扱ったのは、ボリビアのNPO。

ボリビアでNPOとして、小口金融を行っている。
彼らのターゲット顧客のほとんどは、文字が読めない、PIN(ID)というものを知らないというような人たち。

このような人たち(マーケット)に対して、営利企業として新にそのマーケットに参入するか否か、
すなわち。このNPOと競合してでも新規参入するか否か
というのが僕たちに与えられたテーマ。

結局僕のグループは積極派と消極派の二つの意見に分かれた。

競争を導入することで、より効率的な、
顧客に便利なサービスを提供できるようになるという考え方。

一方で、NPOと争うのは、感情的にも、ビジネス的にも好ましくないという考え方。
感情的というのは、NPOの仕事を営利企業が奪うというような構図になってしまい、批判を受ける可能性があるということ。

ビジネスとしては、非課税メリットを享受しているNPOと争えるのか?マーケットのサイズは?
というものだった。

授業中にケースを渡され、30分程度の議論の後に発表するというスタイルだったので、
分析が浅いことは否めない。

しかし、こうしたことを考えさせる機会を持たせるという意味では
なかなか面白いものだった。

--------
今年、バブソンをキャンパスビジットをされた方などに話を伺って、
思いのほか、Social Entrepreneurshipに興味がある人が多いのに少なからず驚いた。
近い将来、社会のトレンドの一つとして、
Social Entrepreneurshipが脚光を浴びることになるのだろうか。

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社会起業家とは?
・・・医療・福祉・環境などの社会サービスをボランティアでなく
「事業」として行うのが「社会起業家」である。

Amazon.co.jp
『社会起業家―「よい社会」をつくる人たち』町田 洋次 (著)
(内容紹介より)


Hiro

注釈

2005年04月21日 | By 06 -Off Campus
前回のブログの終りに

「風呂は?はみがきは?等の突っ込みは不要」と書いたのに、
実世界でいちいち突っ込む輩がいたので、注釈。

確かに、あのままだと、風呂も入らず、歯磨きもせず寝てしまったかのような誤解を招く。

歯磨きはちゃんとしました。
でも、風呂は入らず、朝、4時半頃に起きてからシャワーを浴びました。

シャワーの後、速攻で、当日のケースを読みました。
ほとんど、Skimベース。

で、授業で全然発言できかなった。

Skimベースでは、自信を持って発言できないので、
結果的に発言数が激減してしまう。
ときには、発言をできないことも。。

やはり、宿題はきちんとやっておくべし。


・・・今回は、どうでもいいBlog内容ですみません。。

Hiro

"Spirits of the Noh Stage"

2005年04月20日 | By 06 -Off Campus
"Spirits of the Noh Stage"

Haruhisa Kawamura, Kanze School Principal Performer, Leading member of the Kawamura family of Noh actors, Kyoto, Japan

Lowell Lecture Hall, Kirkland and Oxford Streets, Cambridge

Note: Mr. Kawamura will perform two powerful spirit scenes from the Noh theater (Funa Benkei and Aoi no ue) and provide information in English on costuming, movement and musical accompaniment.

Sponsored by the Office for the Arts at Harvard and The Department of East Asian Languages and Civilizations


つうことで、ジャック・ウェルチ氏の講演の後
「能舞台の精神」というレクチャーを聴いて来た。

なかなか、面白い。

Kawamura氏の英語もなかなか堂々としていて、
アメリカ人から笑いも取っていた。

かつ、能の表現などの意味、奥深さなど
知らないことばかりだった。

ちなみに、題名の「Spirits」には
能の「精神」という意味以外に、
きっと、「生霊・霊魂」という意味も引っ掛けてあるのだろう。

なぜなら、
解説つきで演じられた“葵上(Aoi no ue)”には、
光源氏に恋する六条御息所(ろくじょうみやすどころ)の嫉妬が強すぎるあまり
その思いが生霊となって、光源氏の妻である葵上を襲うというストーリーだったから。


例えば、今回、お勉強したことでは、
能の本舞台には、4つの柱が立っている。
この柱の意義について。

ちなみに、観客から見ると、これらの柱は邪魔。

邪魔にならない正面・横の席は、相対的に高額。柱が邪魔になるところは相対的に低額。
(で、斜め前に陣取っているお客さんに向かって、
「そこは、安い場所!」と言って笑いを取っていた。)

大相撲は、柱は邪魔なので、土俵の上の屋根は取り払われている。
現在、屋根は釣ってある。

なぜ、能舞台は屋内であっても四方に柱があるのか?

答え:
柱があることで、役者が位置感覚を確認しやすくし、
舞台から転げ落ちるのを防げるから。

ちなみにKawamura氏は一度落ちたことがあるらしい。
(笑いを取る)

なぜそんなに落ちるの?
答え:お面をかぶっていて、視野が狭いから。

しかし、やはり能役者といえ、関西人(ほんまか?)。
英語であろうとまじめな内容であろうと、「笑い」を取りに行く精神は立派。


その後、
HBSのT氏絶賛のpizza屋さんで
ステーキ&チーズサブロールを頬張る。

うまい!!

Harvardスクエアに行ったならば、
一度は行くべし。

ちなみにそのとき仲間は、HarvardデザインスクールのN氏、M.I.TスローンのY氏、
Kennedy SchoolのH氏。

なかなか愉快な仲間たちである。

・・・結局、pizzaだけでは物足りないという意見が大勢をしめて、
更に、【軽く】飲みに行くことに。

帰ってきて、宿題をやろうと思っていたが、
結局そのままベッドに向かった。
(ふろは?歯磨きは?など、どうでもいいつっこみは不要。)

Hiro

Jack Welch

2005年04月20日 | By 06 -On Campus
Babson College Presidential Lecture Series にJack Welchがきた。

まあ、Winningという新しい本を出したということで、
その出版記念講演みたいなのを全米の各学校で行っている様子。
(それとも単なるプロモーションか?)

僕の聞いている限りでも
シカゴGSB、Kellogg、MITでも行っている。

スタイルは、パネラーが質問をして、
ジャック・ウェルチがそれに答えるというもの。

MITの友人に聞いたところ、
MITでも同じスタイルだったとのこと。

さて、やはりリーダーシップに関する質問の答えは、
なかなかのものであった。

例えば、リーダーシップをいかに養うかという質問に対し、

「成功体験を数多く積むこと。」
「リーダーシップの養成は、雪だるまを作るのに似ている。
最初は小さくても、転がしているうちに、だんだん大きくなっていく。
同じように最初は小さなものでも、少しづつ成功体験を身に付けていくうちに
大きなリーダーが出来上がる。」

また、リーダーの役割は、すごくシンプルだと。

 「ゴールのセッティング」
 「メンバーのinspiring」
 「ゴールの達成」

これだけだと言っていた。


確かに、シンプルでわかりやすい。
何かの本で、ジャック・ウェルチの一つの魅力は、
誰にでもわかりやすいように話ができる点だというようなことが書いてあったが、
その通りだった。

Hiro

International Potluck Party 【準備編】

2005年04月17日 | By 06 -On Campus
17日(土)に一年生のN社からの派遣できているN氏の家に集合。

目的は、「International Potluck Party」に出す料理の試作。

※バフーナリーで、リハーサルの大切さを思い知ったのであります。。。
※Potluck
【@】ポットラック、
【形】^食事[料理]持ち寄りの
【名】ポットラックパーティー(potluck party)◆あり合わせの料理・食べ物を持ち寄って行う
・・・英辞郎より

各留学生がお国の郷土料理(っていうのかな?)を持ち寄るというパーティ。

日本人一年生は、3人チームを2つにして、2品出すことに。
僕のチームは、お好み焼き
もう一方のチームは、日本カレー。

「あれ?バブソンの日本人一年生は7人じゃなかったっけ?」
っと思われた方、相当のバブソン通ですな。・・・そんな人いないか。。

実は、一年生のOさんは、
奥さんが台湾系アメリカ人ということで、
台湾チームと組むと言って、
今回は日本チームには入っていないのです。


で、N氏の家賃2千ドル/Monthのapartmentに集合した後
ボストンの日本食スーパーに行って、
長いもやら、キャベツやら、てんかすなどを買い込んで早速調理。

(僕はついでに亀田の柿の種も購入)

S君は、どうやらお好み焼きをひっくり返すのが珍しいらしく
全ての試作品をひっくり返していた。

関西人の僕はといえば、
お好み焼きつくりなので、ぜひひっくり返したかったが、
大人のふりをして、黙っていた(笑)
(といっても、わざと失敗して笑いを取ろうという魂胆が見え見え。。。)

とりあえず3、4枚作ってみた。
一枚目は、若干水が少なかったためか
少し粉っぽい。でもまあ、許容範囲。

その他は、上々の出来。

<あとがき1>
N氏の奥さんが、サラダとタレ付き冷奴を作ってくれていたのが、
とても美味しかった。

ちなみに、N氏は、「冷奴を作るから豆腐を買ってきて」と頼まれたのに
すき焼き用?の焦げ付き豆腐を買ってきて、
奥さんから叱られていた。


<あとがき2>
買出しは、S君Porsche(自称) Civicに乗っていったのだが、
帰りに警察に捕まった。
どうやら黄色信号を加速して通過したのが
信号無視と取られた様子。。
ショック・・・

もし、お好み焼き作りに関して、
何か、秘伝・ちょこっとアイデアがあれば、ぜひコメントを。

Hiro

バフーナリー顛末記

2005年04月15日 | By 06 -On Campus
バフーナリー顛末記

<前日まで>

平日は宿題に追われまくって、準備ができなかった。

前日までにしたのは、大まかな粗筋だけの打ち合わせ。

ようやく前日になって、時間がとれた。
とりあえず、もう一人出演者を増やそうということで、
タイ人のJimmyを加える。

ストーリーを固めつつ、練習を始め、
さらにもう一人アメリカ人が欲しいということになり、
とりあえず、アンガスに電話してお願いした。

結局、一通りストーリーを固め終わったのは、3時過ぎだった。
しかし、まだ完全に出来上がってない。


<当日>

朝からのBCAPのミーティング。
それは、お昼過ぎに終わった。

そこからストーリーの最終の仕上げにかかった。

しかし、メンバーのスケジュールが合わず、
通しての練習ができない。。


<リハーサル>

アンガスが用事のため一旦家に帰ったところ、
渋滞に巻き込まれて、学校に来れない。

結局、通しの練習を一回もしないまま、
相当遅れてリハーサルへ。

もともと、寸劇をしている背景で
スクリーンにパワーポイントのスライドを
順次映し出す予定だったのだが、
スライドを操るのが、イベント開催者サイドであり、
うまくタイミングよくスライドを操ることができないことが判明。

かつ、一度も通しの練習を行っていないために
寸劇も呼吸が合わない。。

結局、リハーサルも途中でストップ。

一部のメンバーから、「今回は取り止めては?」の声がでる。

そして、メンバー同士で話し合った結果、
今回は、出演キャンセルすることになった。


<エピローグ>

よくよく考えてみれば、一度やろうとしたことを
途中でこのような形で取り止めたのは、
初めてのような気がする。
少なくとも、大学を卒業してこの方、
このような形でGive upしたことはなかった。

それだけに、「中止」を決めることは、
僕には重い決断だった。。。

その後、メンバーとともに
イベント開始までの時間
キャンパス内のパブにのみに行くことに。。

いくら飲んでも酔いは回らず。

イベントが終わったあと、
更にインターナショナルオフィスの担当者が学校を去るということで、送別会に参加。

家路に着いたのは、2:00am過ぎ。

その夜、運転しながら西の空に見えた月は、
なぜか、いつもにまして大きく、
物悲しくも美しく見えた。

Hiro

残念・・・心機一転-->Buffoonery

2005年04月14日 | By 06 -On Campus
残念ながらGSA(学生会)の選挙の方は、落選でした。

ラテン人脈の組織票を固めたアルフォンソが当選しました。

昨年もラテン系の学生がこの役員をやっていたので、
ラテン陣にとっては、なんとしても守りたいという感じでした。

アルゼンチン出身の友達や、
ペールー出身の友達などからも、
「Hiro,今回はとラテン・マフィアとアジアン・ヤクザの抗争だ」
「アジアの票は、もう固めた?」などと声を掛けられたり。

なんにせよ、
「残念」半分、「安心」半分というところでしょうか。

明日は、「Buffoonery」というバブソンの行事です。

buffoon
【@】バフーン、【変化】《複》buffoons、
【名】下品な冗談を言う者、下品なおどけ者、粗野な人、道化、道化師、ばか(fool)、あほ
【自動】おどける
<英辞郎より>

まあ、言葉の意味を見ていただいたらわかるように、
どれだけ観衆を笑わせることができるかという演芸大会です。

でも、まだ練習ができてない。。。

まあ、アドリブでなんとかなるかな。。

ひろ

Director of International Affairs

2005年04月11日 | By 06 -On Campus
GSAのDirector of International Affairsに立候補した。

GSAとは、Graduate Students Associationの略で、いわば学校の学生会。

Direcotor of International Affairsは、
学生会における、International Studentsに関する
行事・イベントなどを取り仕切る役員である。

先週、候補者のスピーチを行った。
とりあえず、何とか無難にこなした。
(笑いも取った。)

聞いてくれたクラスメートから、
Good Job!とか、Good Speech, I like it!などと言って貰うと
お世辞とは思いながらも、少し嬉しい。

また、その後も、いろんなクラスメートに
廊下やホールで会うたびに
「投票するよ!」などと言われ、
ちょっとだけ小恥ずかしい思いをしている。

たしかに、候補したときは、
「まあ、なんとかなるかな?」
「少しはStretchしないと、成長しないし、やってみよう」
という軽い気持ちだった。

しかし、現実問題として、
英語のあまりできない僕が、学生会の役員としてやっているけるのかどうか、
だんだん不安になってきた。

決して、クラスメートには言えないけど、
自信はない、というのが正直なところ。

ただ、もう賽は投げられた。前に進むしかない。
(背水の陣のような気分でもあるが。。)

まあ、今年もこのポジションを狙って、
ラテン系の学生は、候補者を調整して、一人に絞っており、
アルフォンソが出馬している。
もちろん組織票固めはきちんと行っている様子である。

僕は、あえて、成り行きに任せたいと思っており、
また、最大勢力のアメリカ人の感覚に委ねたいと思っているので、
アジアの友人などの組織票固めの運動は行っていない。

そして、今日がオンラインでの投票締切日。

さて、どうなることやら。

Hiro

KOITO CaseとLivedoor

2005年04月05日 | By 06 -On Campus
最近、なんだかやたらと忙しい。

春休み、ほとんどボストンにいなかったというのも手伝って、
そのツケが回ってきていたと言うのも当たっているが。。。

さて、今日、National Business Systemの授業で、T・ブーン・ピケンズ氏による小糸製作所の買収騒動のケースを扱った。

なんと、驚いたことに授業中に、教授が、「今でも日本では、敵対的買収のようなことは嫌気されていて、フジテレビに対する買収騒動が起こっている、、、云々」と言いだしたのだ。

この教授は、あまりにも軽口が多すぎるために、
授業は面白いものの、重みがないと、学生に言われていたりするのだが、
なかなか、きちんと日本のことなども研究している様子で、
今日、改めて教授のことを見直した。
(非常に失礼な言い方だが。。)

ただ、授業自体は、まだ、2週目ということもあり、
小糸製作所を軸にした日本企業の「Keiretsu」の特徴・長所・短所を紐解くという
基本的なものであった。

もちろん、ここぞとばかりに日本人学生達は、饒舌に。
こんなことは、あまりないことなので、少し快感を味わいつつ。。

そして、ふと思ったのがもう一つ。

バブル経済真っ只中の日本人留学生@ビジネススクールは、
きっと気持ちよかったんだろうなあ、と。


ひろ@風邪引き始め?

Silicon Valley 3日目

2005年04月05日 | Entrepreneurship
シリコンバレー3日目も春の優しい雨の中で始まった。

今日は、午後からシリコンバレーのベンチャーキャピタルで働くKさんにお話を伺い、
夕方、スタンフォードGSBの2年制MBAプログラムに通うAさんに会う予定。

Kさんに会う前に、スタンフォードショッピングセンター(SSC)をぶらっと見てみる。
SSCは、アメリカのモールには珍しく、Open Terraceタイプとでも言うのか、
屋根がなく、開放感に溢れたモールだった。

中を歩いていると、どこかの国の視察団らしきグループを見かけた。
視察なのか、単なる観光なのか定かではないが、
買い物よりも、店舗のファサードや、エクステリアに興味がある様子。

また、Nike Women(だったかな?)という、ナイキの女性をターゲットにした店も発見。
少し入ろうと思ったが、明らかに女性向けの店舗の作りで、
男が一人で入るには少し気が引ける。
言ってみれば、女性下着売り場に入るような感覚。

時間もなくなってきて、しょうがないので、
マクドナルドでさっさと昼食を済ます。

トレーに敷いてある紙の裏に、
全てのマクドナルドのメニューのカロリー表が掲載されていた。

僕の食べたものは、その中でも1番目か2番目に高いカロリーのメニューだった。
まあ、貧乏人にはコストパフォーマンスが良くって、ありがたいのだが。


【午後】
約束の時間にGlobespan Capital PartnersというVCで働くKさんを尋ねる。
Kさんは、以前ボストンに住んでいらっしゃったということもあり、
僕も、知人からKさんにまつわる話を聞いたことがあった。

Kさんは、投資したポートフォリオカンパニーを育成するという
Business Developmentの仕事をされている。

また、このVCでは、インキュベーションというのも行っているということ。
以前投資した先で成功した会社の社長に
新しいビジネスプランを遂行させるということらしい。
なかなか、面白いアイデアだと思う。

Globespan CP Website
 
http://www.globespancapital.com/main.html


【夕方】

夕方スタンフォードMBAの2年生のAさんに会う。

Aさんは、バブソンの一年生のNくんと日本の大学院が一緒で、
Nくんが最も尊敬する同期の一人とのこと。
また、僕が昨年冬にあったStanford GSBの卒業生のTさんからも
Aさんに会うようにアドバイスがあるほど。

で、会った感想だが、「なるほど」という感じ。
人当たりが非常によく、しかし、芯の強さを感じる。
そして、それに実績・行動が伴っている。

Aさんは、企業派遣で来られているのだけど、
その言葉は、新鮮で、かつ、僕が完全に同意できるものだった。

「よく、Businessスクールに来る日本人は、将来は起業したいって言うけど、
Businessスクールで学ぶことって、大企業をいかにマネジメントするかということも多いでしょ?
だから、僕は、Businessスクールで学んだことを生かして、
例えば、100人でやっている部署のBusinessを1000人でやるようになるくらい成長させたり、
そうしたことをやって行きたい。」

Aさんの話からは、一種のNoblesse Obligeを強く感じた。

昨今、社費でMBAを取得された人のRetention率などが話題になるが、
ぜひAさんのような人が一人でも多く増えて、
派遣元の会社に戻って、その会社を盛り上げていって欲しいものである。

そうして、そのような人が今後増えていって、
時としてMBAホルダーに向けられる、人々の冷淡な視線を、
熱いものに変える様なインパクトを社会に与えて欲しいものである。

また、僕もいい意味で、他の人たちのRole Modelになるような、
社会にインパクトを与えるような存在になりたいものである。

・・・と、ついAさんの魅力に中てられて、
   大口をたたいてしまったのであった。

Hiro

Silicon Valley 2日目

2005年04月04日 | Entrepreneurship
シリコンバレー二日目も雨で明けた。

【午前中】
昨日は、宿泊先に窮し、
ベンチャーアクセスの安藤社長に泣きついて、
一泊をお願いしたのだが、
その夜の安藤社長のお話は刺激的で、僕を十分興奮させるに足るものだった。

そして、僕がベンチャーキャピタル(VC)に興味があるという話をしたところ、
安藤社長も、渡米当時は、
ベンチャーキャピタルを興そうということを考えていらっしゃったという話も伺った。
そして、現在のVCの影の部分などの話を聞くことができた。

その点については、ここでは伏せておくことにしたい。

Venture Access Website
http://www.ventureaccess.com/

安藤社長の投稿が読めるサイト
http://www.nikkei.co.jp/tento/trend/index.html



【昼】
安藤社長のアドバイスもあり、VCが集積しているSand Hill Roadを見ておくことにした。

Sand Hillの2000番地から3000番地には様々なVCが集積している。

そして、その地に到着。
車を降りて、散策してみるが、得体の知れない雰囲気を感じる。
なんと表現していいのか分からないが、
アメリカのベンチャーSpiritsが、ここから湧き出てきているとでもいう様な
オーラが取り巻いているような気がした。

雨の中に、そこだけが光を受けているような、
なんともいえない雰囲気だ。

特にセコイヤキャピタルを筆頭に多くのVCが集積している
3000 Sand Hill Roadは、そのオーラを強く感じる。

世界中を探しても、
VCがこれほど集積をしているところはないのではないだろうか。
自然とこのようにVCが集積してきたのか、
意図的に集積させているのか分からないが、
社会的に大きなインパクトを与える産業として成り立っている
米国VCの強さの秘訣のようなものを感じた。

【午後】
サンノゼまで車を飛ばして、
ビジネスカフェというベンチャーサポートビジネスを展開している会社の
Oさんに話を聞く。

Oさんも、
「どうせやるなら、起業したほうが面白いし、お金になるよ」と
本当に、根っからシリコンバレーの生き方に浸かってらっしゃる方だった。

確かに、本では、「米国では、優秀な人材は、大企業で働くよりより、起業を選ぶ」など
と書いてあるが、やはりシリコンバレーの住人から
その言葉を直接聞くと、その重みというか実感が違う。

その夕方は、夕食をOさんと一緒にとることになり、
ベンチャー企業に関する話や、「起業」にまつわる話を伺って、
さらにシリコンバレーのVenture Spiritsを強く感じることとなった。

Business Cafe Inc. Website
http://www.business-cafe.com/1_company/mainsub_bci.htm

Hiro