少し気を抜くと、すぐに時がたってしまうものです。
何かと忙しい日々が続いております。
以前にも触れましたが、ここ最近も僕の中でのヒットは
Financeの授業です。前回、今回とInvestment Opportunitiesの
評価を行ってきています。使用しているケースは、前回がReebok、
今回がAirbusとなっています。
ReebokのケースはFinanceの授業用に作られたようなケースなので、
Assumptionを立てる必要もなく、非常にStraightForwardなもので
した。一方、Airbusの方は多目的かつ中級者向けでしょうか?いくつかの
Assumptionを立てない限り解けないというものでした。
そもそも、こうしたToolは新製品の市場投入などのシュミレーション
あるいは、企業や部門の事業計画を立てる上で役に立つツールという
ことになると思われます。
僕がこの一連の授業で面白いと感じたのは、Prof.Blissが単なる
計算問題としてケースを行うのではなく、それぞれの市場に対応して
Riskが違う理由やシュミレーションとAssumptionの連動性などを
Discussionする機会を作ってくれたことでした。
Reebokでは、2つの有望と見られる製品投入の投資判断を分析しました。
2つの製品は、初期投資に掛かる費用の違い、投資回収検討期間の違い、
既存市場への新製品と新分野への挑戦などの違いなどを分析すること
によって、投資の有効活用を判断します。
一方、Airbusでは、$13Bもの巨額の投資を未知の新製品分野に投資する
べきかどうかということを分析しました。
僕なりのTakeAwayとしては、
1)キーとなるAssumptionがMarket Size, Investment, Discount Rate,
Product Price, Margin, and term (years)などあげられますが、どれも
多少いじるだけで、結論が大きく変わるということ
2)Assumptionを作る際は、ケースの背景、Assumptionひとつ、ひとつの
意味を知ることによって、妥当なる数字を作り上げることが出来るという
こと
3)たとえ、Assumptionや計算が数学的に論理的に妥当であっても、競争
市場あっての分析という観点を忘れてはならないということ
いつもながら、Financeは非常にわかりやすく、特にワクワクします。
早く実践して、身につけたいところです。
RRL