Babson MBA Life

Babson CollegeのTwo-Year MBA Programに通う学生達の日記です。

Flood (By Tom)

2006年05月15日 | By 07 -Off Campus
日曜日の今日も、朝から雨です。今週は1週間、雨が降りっぱなしでした。
今日は、外出の予定がなかったため、引越しの準備とビジネスプランの執筆をダラダラとしていました。

夕方頃に、BCAP MemberのAllanからメールで、チームメイトのJimのCandy Shopが、長雨による洪水で水没したとの連絡がありました。
JimのFamilyは、メーン州で人気のCandy Shopを経営しています。毎年5月に店をオープンするので、Jimは、最近の週末は、ずっとCandy作りの手伝いをしていました。
雪や観光シーズンの兼ね合いで、4月から11月まで店をオープンし、冬の間は店を閉めるというビジネスモデルであるため、この時期の店の水没は、物理的な被害以上のダメージがあると思います。

チームで、彼のために何かできないか尋ねたのですが、現時点では更に水位が上がる可能性もあり、水位が下がるまでは待つしかないようです。Jimは、明日にでも、保険会社と被害額の保障について、協議するそうです。どのような保険契約になっているかは、分かりませんが、繁忙期を逃した損失を全てカバーするのは難しいでしょう。

僕は、ファミリービジネスで働いていた時に、コスト削減の一環で、火災保険の合理化を実施したことがあります。日本では、水害保障は、火災保険の中のオプションになっており、実被害分しか保障されません。操業停止による機会損失については、別途事業利益保証の保険商品を購入する必要があります。

Jimは、水曜日のPresentationには、なんとか行くようにするとメールをくれましたが、僕は、プレゼンのことは気にせず、事態の収拾に専念するようにと、返信しました。他のチームメイトも同じ気持ちだと思います。

とにかく、今は、Jimが心配です。久々に気分が滅入った日曜日の夜でした。

蛇足
中小企業は、自然災害等の突発的要因で一気に倒産の危機に直面してしまいます。僕のファミリービジネスでも、常に鳥インフルエンザや食中毒のリスクが付いて回ります。保険で全てをカバーすること等できません。起業のリスクについて、改めて考えさせられました。

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