ばばだらのBLUES

ギター、音楽、日常など

寺と遊園地の郷愁

2008年11月23日 | お出かけ
土曜日、日曜日と奈良の実家へ行ってました。

土曜日は実家近くにある法輪寺と法起寺に寄りました。これらのお寺は斑鳩の法隆寺の近くにあるのですが、法隆寺とちがってまともに訪れたのは初めてです。
どちらも観光客が少なく落ち着いた雰囲気で、子どもは退屈そうにしていましたが、大人である私としてはゆっくりできる良い印象を持ちました。
しかし、小さい頃にその近くで友達と釣りをしたことなどを思い出して、秋の夕映え、田んぼの野焼きの匂い、熟れた柿、カラスの鳴き声といった、否が応でも郷愁を誘う状況の中で、はよ実家に行くか、と早々に引き上げました。

そして実家に帰ると、たまたま近所の幼馴染も帰ってきており、懐かしいなあと話をしたのですが、お互いに話題といえば、やれ仕事が忙しい、嫌な上司に苦労している、健康診断で引っかかったなど、どう考えてもおっさんの話題であり、なるほど歳をくったんだなという実感を持ちました。

また、日曜日は大阪と奈良の県境にある生駒山上遊園地に子どもを連れて行ったのですが、その遊園地に行ったのは高校1年生の時(23年前!)以来のため、実際に懐かしいと思うのは当然としても、なんというか遊園地の雰囲気が完全に一昔前のもので、そこに自分が子どもを連れて行くという状況自体に時の流れを痛感せずにはいられず、妙な感傷の中「次、あれ乗ろうぜい!」とわざとテンションを高めてみたりして、なお寂しい気持ちに拍車がかかるといった感じになりました。
寺にしても遊園地にしても、小さい頃に自分が行っていた場所というのは、込み上げる感傷や郷愁を如何ともしがたいですね。
時間の流れを実感する一時です。

写真はかなり昔からあるという飛行塔です。地味ですが山頂という立地条件から、体感高度は高く、なかなかドキドキしました。いわゆる絶叫マシーンは苦手なので、これくらいで充分です。

そういえばここ数日、まともにギターを弾いていない。

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