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スタジオに来ました~

スタジオに来ました~
西海さん渡辺さんとともにです。



独りでしみじみしたいときのBGM

http://musicshelf.jp/playlist/667020

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戦力外

ジャイアンツが優勝をしました。
温かい応援をほんとうにありがとうございました。
クライマックスシリーズもがんばります。


さて、そんなニュースの影で、
今年も各球団から戦力外通告を受けた選手の話題が
小さく紙面に載る時期になった。


例年のことだけれど今年も20代や30代の選手たちが
何人も何人も野球界を去っていく。


ケガに泣いた選手も多いと思うし、
運やツキのようなものを恨めしく思うこともあるのではないかと思う。
本当はもっとできたはずだったのにと思うだろう。
実際に、ほんの少し何かが違っていれば、
ほんのちょっとだけ何かが変わっていれば、
まったく違う選手生活になったケースもあると思う。
余力を残してそしてたぶんたくさんの悔いを残して、
たくさんの選手が静かに去っていく。


戦力外。



なんとも厳しい響きだ。
「アナタはもう必要がない」。ほんとうに厳しい響きだ。
しかしながらそんな厳しさがあるからこその美しさがある。とも思う。
こう言ってはなんだけれど、戦力外という言葉にどこか気持ちの良ささえ感じてしまう。
スポーツの世界だからなおさらだろうか。
なんでもそうだけれどそんなに簡単じゃないということ。
厳しく、だから美しい。だからこそ輝ける日々があり、感動がある。


明日はジャイアンツの優勝のニュースがスポーツ紙の一面を飾り、
明後日は高校生ドラフトのニュースが紙面を飾るだろう。
18歳の高校生たちがはちきれんばかりの希望を胸に
目映いばかりの光を浴びて、少年の頃からの夢であり、
その野球生活の最後のステージへのスタートラインに立つ。


そしてその影で、かつてのルーキー、いつかのルーキーたちも、また、
新しいスタートラインへと向かい歩き出す。
ムネを張って欲しいと思う。


報われることのなかった汗や、
どこかに辿り着くことのなかった小さなトライやチャレンジを
グラウンドの土の中にそっと眠らせる後ろ姿を、
静かに見守る誰かの優しい眼差しがそこにあって欲しいと心から思う。

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