疲れすぎないように生きたい

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入院日記08 2021年8月15日

2021年11月11日 | コロナ禍の一般病棟入院日記

2021年 8月15日 (入院13日目)
朝6時
切断。とか言ってる。手足。
いろんな現実(リアル)があるなぁ。

また仕切り越しの「ちくしょうめ!!gdyjzs」+壁叩き?が始まった。
何か慣れてきてしまった。自分もやろうかな。
その時は「大っきらいだバーカ!」も付け加えよう。

ゲームのアイデア練らなきゃ。入院前から考えていた、
カッパとタヌキとプルーンミキとか、この奇妙な環境で。

歯のレントゲンを撮られ、虫歯を指摘される。
個人的に「ちくしょーめ!」である。
ちなみに病院内でも歯科だけは会計が別のよう(入院費に入らず)

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病棟外への一人歩き。正攻法の申請の方がチェックきびしいなぁ。
検査帰りは「勝手に帰ってきてね」なのに。
(これは迎えに行くのが面倒なんだろうが…)

93才のおじいちゃん元小学校の教頭先生だった。
4月に飼い犬が亡くなって今一人暮らし。施設に入ろうと思ったとか。

畑を、工場2つに貸していると。お金持ちかね。

おじいさん、息子に持たされたはずのケータイの
充電器が無いと騒ぐ。そうそう充電器はヤバイ。
現代の命綱である。どんな人も年取るんだな。

ここではよく、痛みはどうですか?
「10段階のうちどれくらいですか?」

と聞かれるので
「3か4かなー」

などと答えるのだけど正直3と4の違いが分からない。
この10段階ってどう? 5段階ぐらいじゃだめなのか。

しかしボールペンって逆さだと書けなかったな。
寝ながら書きづらい

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トイレは入るときトビラの『使用中です』
の札をひっくり返して入る。
じゃないと、93才のおじいちゃんが無理やり入ろうとガチャガチャやりだす。
鍵はかかるんだけど。
そしておじいちゃんはトイレが済んだら自分の部屋を見失ってうろうろする。

部屋の前にはさり気なく目印のパンダが置かれる。
それでも迷っちゃうんだな。遠くのトイレに行った帰りとか。

終戦記念日。93才さんに看護師さんが話を振る。
”あまり思い出さない。
無いと言ってるけど実際、食べ物は結構食べていた。
学校には行けなかった。工場行っていた。そんぐらいかなぁー”と

意外とあっさり。実際はこんなもんなのかも知れないな。
終戦時17才?


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93才さんの一人語りに聞き入る。
小学校卒業して福島から東京へ。
戦争終わる間際、予科練に志願。(17才位?)
帰ってきた頃与太者扱い。しごかれた反動で昼から酒飲んでたと。

敵の飛行機の鉄砲から逃げた。空襲のサイレンで灯消す。
勉強できなかった。友達ささえ。ひたすら仕事した…



同じ歳の頃、MSXでグラディウスだのやってた人間
とは接点がない。

実際、敵の戦闘機から逃げていたっていう人間とゲームで
レーザーだのミサイルだの言ってる人間では違いがありすぎる。って…
今はフラフラのおじいちゃんだけど。

Twitterでは、#コロナ禍の一般病棟」のタグを付けています。

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