天童温泉松伯亭あづま荘女将四季日記

天童温泉松伯亭あづま荘の女将が四季折々の出来事や感じた事を綴る日記

笑い話

2012-03-12 22:25:30 | 松伯亭あづま荘
今日は我ながら可笑しかった、お客様とのやり取りをご紹介いたします。
私共には年に何回かお出でになるドイツのお客様がいらっしゃいます。
もちろんお仕事で来県されるようですが、とても気さくな女医さんなのです。

夜10時過ぎ彼女からコールが入りました。英語があまり得意でない私は緊張
して受話器を取りました。「ハ~イ!ドクターキャサリンフロントです」と言った途端
早口で単語が流れ、その結果理解出来た言葉は「オープンザ・ウインドウ」
あ~又パソコンの立ち上がりが遅いのかな~と思い見渡せば社長しかいないし
「一寸行ってきて~」と言ったら渋々重い腰を上げアイパッドを片手に持ったので
空かさずキャサリンにコール「フロントボーイがそちらの部屋に行っても良いですか?」
と聞いたらOKとのこと「早く行ってきて!」でもボーイと言ったのにおっさんでびっくりするな~
とか思い一人にやにやしておりました。
そこへ社長が帰ってきて「何聞いてんだ!窓の開け方が解からないだけだった」と仰る
「エ~こんな暗くなってから窓を開けるなんて考えつかないよ~」
私はパソコンのウインドウが立ち上がらないのだと信じて疑わなかった訳です
そんなこんなでキャサリン様には毎度大変ご迷惑をお掛けしているのです。

さて昨日は去年の3・11から丁度一年でしたね~
昼からTVの前で被災地の様子をずっと見ておりました
心の奥底に悲しみを押しこめ明日への重い一歩を
踏み出そうとしている様子が伺えました。
この事は決して風化させてはならないでも早く忘れたい
というのが本音でしょうか
丁度この日にあわせた様に咲いてくれた白椿の横で
2:46分心からの思いを込めて黙祷を捧げました。

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