天童温泉松伯亭あづま荘女将四季日記

天童温泉松伯亭あづま荘の女将が四季折々の出来事や感じた事を綴る日記

小春日和

2009-10-28 20:58:08 | 観光
今日はマップ作成の為に現場を歩こうと天童市内の主な観光スポットを訪ねてみました。本当にいいお天気で正に小春日和。気がつけば辺りの木々は美しく色付き山々も紅葉真っ盛り!車で移動していると見えない景色が一杯あることに気ずかされました。こうして歩いて見ると天童の街ってつくづく綺麗な街だな~ということ皆で実感いたしました。写真はあづま荘玄関前の秋です。お客様からいただいた蔓梅もどきの赤い実と天童菊愛好会の大輪の菊が皆様をお迎え致します。♪

第21回くちびる美人コンテスト

2009-10-24 22:23:37 | 天童温泉
天童温泉ではお宿をご利用のお客様を対象に毎年6月~9月までくちびる美人コンテストを行っております。芭蕉がこの地で詠んだ「眉刷毛を面影にして紅の花」の句から考えられたイベントで、年齢性別関係なく何方でも応募出来ます。唇に紅を指し所定の応募用紙にキスマークを付けるだけの簡単なものです。今年は約2700名の方々の応募を頂き昨日(10/23)厳選なる審査会が行われました。第21代ベストリップ賞に輝いたのは山形県大石田町の寺崎聡子様(48)・セクシーリップ賞千葉県松沢彰子様・ダンディーリップ賞京都府加島真彦様・その他多数の賞が選ばれました。詳細は温泉組合のホームページをご覧くださいませ。それにしても男性陣のリップマークが年々上手になっているような気が・・・致します。♪

名残りの時

2009-10-21 20:13:16 | 茶道
 庭中の花を通い筒に入れてみました。艶やかでしょ!野紺菊・石蕗・不如帰・藤袴・秋桜・秋名菊・糸薄。こんな風にあっりったけの茶花で遊べるのは今月だから。厳しい冬を前に、美しい自然に感謝と名残りを惜しむ切ない思い。茶人にとって来月は正月にあたり、口切や炉開きなどがあり茶席も改まったものとなります。

さて今月は神無月、日本中の神様が出雲大社にお集まりになり重要な会議をなさるという神話。だから大社が在る島根県では逆に神在り月と呼ぶそうな。長引く不景気や環境汚染、いまいち先が見えない新政権、神様もさぞかし頭の痛いことでしょう。♪

足湯で昔語り

2009-10-18 18:14:08 | 天童温泉
9月に昔語りのお話をしましたが天童温泉組合役員会の会議で急遽「昔語りを足湯でやってみよう!」と話がまとまり、10月からは温泉内の二か所の足湯を交互に会場を設定してスタート致しました。青年部が頑張ってくれて玉こんにゃく振る舞いなどもあり中々の盛況です。夜は寒くなるのでお客様が集まらないのでは?と心配しましたが地元の足湯ファンなどもおり、何より「足湯に入っているので温かで~す」の言葉に安心。旅館のお客様と天童市民が触れ合い湯けむりの中で雰囲気最高です。♪

秋の山寺

2009-10-14 21:37:44 | 茶道
麗らかな秋の日山寺での素敵なお茶席にお邪魔してきました。三席(濃茶・薄茶・立礼)其々の席主が俳聖芭蕉が名句を詠んだ山寺に相応しい室礼で、久し振りに胸が熱くなる様な感銘を覚えました。なかでも濃茶席は亭主が殿方で雄大な中に繊細さもあり本当に心に残るお席でございました。こちらはご家族総動員で、お手前がお嬢様お運びがご子息様水屋は奥様そして亭主が旦那様。こんな茶人家族が世の中に存在するんですね!茶席で一番の話題となったのが浦島草の赤い実。凛と佇むその姿に溜息が聞こえました。帰り際に旅館にと予備を一本頂いてまいりました。花は茶色で先から一m位の細長~い紐が伸びます。それが釣り竿の様で浦島太郎が釣りをしている様を想像した何んとも風情のある名前なのです。早速白い藤袴とフロントに生けさせて頂きました。♪

こんな方が

2009-10-11 23:07:57 | 松伯亭あづま荘
先日当荘の常連様の御紹介で・いとうまいこ様御夫妻・にお泊り頂きました。TVで拝見した時の印象通りで明るくて可愛い方でした。新婚とお聞きしていたしどう見ても20代にしか見えないのですが、キッパリ「45歳です」の言葉に唖然!旦那様はとても優しく素敵な方で最高に幸せそうでした。何時までも錆びない若さの秘訣を聞きたかったけれど最後まで言い出せない私でありました♪

仲秋の名月

2009-10-05 12:41:25 | 日記
10月3日(旧暦8月15日)は俗にいう芋名月でした。夜空に浮かんだ神秘的なその姿に思わず手を合わせました。幼き頃 月にはうさぎがいると信じて疑わなかった。しかし間もなく普通の人さえ月に旅行出来る時代が来るという。古人(いにしえびと)が神や仏と崇めてきたものが科学的に解明されてゆく現代・・・何んとも味気ない世の中になったものである。♪