斑入り植物の葉の模様「縞」を「コートメ最上」や「櫛目最上」と言うことがあります。櫛目最上は櫛目のように均一に縞模様になっている良いさまでしょう。
しかし「コートメ(最上)」の意味が分かりません
パッと見た目は分からないけど細かい縞が葉に現れている様子と思っていました。そして語源も不明
しかし「コートメ(最上)」の意味が分かりません
パッと見た目は分からないけど細かい縞が葉に現れている様子と思っていました。そして語源も不明
この言葉ができた時にコート(外套や上着)に素敵な模様が入ったものが流行したのでしょうか
謎です
意味も分からず、コートメと言えないので調べてみました
まずは言葉を分解。櫛目とあるので
「コート」+「メ(目)」+「最上」
広辞苑で調べてみました。コートの音引き「ー」は「う」が変化したと推測しました。お、発見
こうと<公道(コウトウの転) 本来の意は公平。はででないこと。けばけばしくないこと。じみ。質素」>
め<目(め) 目に映る、物の姿・形・様子。一列に並んだ(筋状の)凹凸やすきま。もしくは形容詞の語幹に付いて、そのような性質や傾向をもっている意を表す。>
最上(さいじょう) いちばんすぐれていること。この上ないこと。
公道目最上(こうと・め・さいじょう)は質素で一番優れていること、となりました。
意味も分からず、コートメと言えないので調べてみました
まずは言葉を分解。櫛目とあるので
「コート」+「メ(目)」+「最上」
広辞苑で調べてみました。コートの音引き「ー」は「う」が変化したと推測しました。お、発見
こうと<公道(コウトウの転) 本来の意は公平。はででないこと。けばけばしくないこと。じみ。質素」>
め<目(め) 目に映る、物の姿・形・様子。一列に並んだ(筋状の)凹凸やすきま。もしくは形容詞の語幹に付いて、そのような性質や傾向をもっている意を表す。>
最上(さいじょう) いちばんすぐれていること。この上ないこと。
公道目最上(こうと・め・さいじょう)は質素で一番優れていること、となりました。
漢字で記載すると暴走族みたい
もうちょっと
「こうと」をインターネットで検索してみると京言葉のようでした
京都に知人はいません
ん。gooブログのフォロワーに京都園芸倶楽部のブログ様がいることを思い出しました
コメント欄に質問すると以下のご回答をいただきました。ありがとうございます
京都園芸倶楽部のブログ様のコメント「『コートメ』は京言葉の『こうと』に由来するものだと思われます。漢字では「公道」と書き、地味で質素でありながらも上品さを醸し出しているさまを表現する言葉と言えばよいでしょうか。
いわゆる「はんなり」の対義語になります。「はんなり」は「華なり」のことで、明るくて華やかなさまを表現する言葉です。
京都でも「はんなり」に比べると「こうと」を日常会話で使うことはかなり少ないと思います」(一部要約)
ということで、まとめますと
コートメ
↑
こうと目
↑
こうとう目
↑
公道目=地味で質素でありながら上品さを醸し出しているさま
例「この木はコートメ(こうと目)最上の縞です」
→この木は地味で質素でありながら上品さを醸し出している最上の縞です」
例「この木は櫛目最上の縞です」
→この木は櫛目のように筋状に均一になっている最上の縞です」
コートメ(こうとめ)と櫛目は同意語と思っていました
あとはコートメと記載がある古書を探せば完璧ですが、それは宿題としておきます。
ということで、まとめますと
コートメ
↑
こうと目
↑
こうとう目
↑
公道目=地味で質素でありながら上品さを醸し出しているさま
例「この木はコートメ(こうと目)最上の縞です」
→この木は地味で質素でありながら上品さを醸し出している最上の縞です」
例「この木は櫛目最上の縞です」
→この木は櫛目のように筋状に均一になっている最上の縞です」
コートメ(こうとめ)と櫛目は同意語と思っていました
あとはコートメと記載がある古書を探せば完璧ですが、それは宿題としておきます。
まだまだ寒いので
こうとなコート着てます。