青山航士さんが、12月に東京と大阪で上演されるミュージカル『ALL SHOOK UP』に出演されるということがわかりました。早速事務所様のHPを拝見しました。情報をありがとうございました。31日に届いた『SHOW店街組曲』のDVDを観て(青山さんのソロは何度観ても、素敵ですね!
)、『All SHOOK UP』についてあちらこちらをネット散歩していましたら、すっかり記事のアップが遅くなってしまいました~。
さて、この『ALL SHOOK UP』は、全編Elvis Presleyの曲で綴られ、1950年代のアメリカ中西部を舞台にした作品だそうです。また、シェイクスピアの『十二夜』を翻案した作品だそうで、50’sの香りのするハッピーな歌とダンスが溢れるなか、どんなラブ・コメディーになるのか、今から期待が高まりますね~。アメリカの公式HPで見られる映像、および教えていただいたYou Tubeの画像(ありがとうございました)を見ただけですが、躍動感溢れるダンスシーンもかなりありそうで、これを青山さんが踊ったら・・・?今回の日本版の演出・振り付けは、BW版のものとは異なるそうですが、間違いなく、素敵なステージになりそうですね。しかも、主演は、坂本昌行さん!坂本さんが歌うエルヴィスの名曲もものすごく楽しみです。少し前に坂本さん主演のこのミュージカルのことを知って、実はとても気になっていました。エルヴィスの曲で踊る青山さんを観られたら、すごく素敵だろうなあ、と思っていたところだったのです。そんなことを考えながら、ROCKIN’ Broadwayのレポを書き、31日には『SHOW店街組曲』のDVDも届くなあ~と楽しみにしていたら、『ALL SHOOK UP』のご出演情報!本当にありがとうございました。12月がとても楽しみです。
ところで、この作品は、ある特定のアーティストの既存の曲を再構成してひとつのストーリーをつくる“jukebox musical”。『ボーイ・フロム・オズ』も、ピーター・アレンの楽曲を使った“jukebox musical”ですが、シーンごとに散りばめられた25にも及ぶ曲によって、ピーターの人生が見事に語られてゆくうちに、彼の波乱に満ちた人生に、いつの間にか観客も深く入り込んでいってしまっているという感覚が、とても心地のよいものでした。そんなOZという作品において、青山さんたちアンサンブルの果たしていた役割は、とても大きなものであったように思います。今回の『ALL SHOOK UP』は、エルヴィス自身の人生を描いた作品ではないということですが、ストーリーの中に、彼の映画や彼が演じた役柄などとの共通点を見出せるところも多いということです。主人公Chadを演じる坂本さんの歌声も楽しみですが、花影アリスさんや湖月わたるさんが、女性として、エルヴィスの歌をどんなふうに聞かせてくださるのかも、とても楽しみです。
BW版の公式HPのトップページは、画面左下の”jukebox”をクリックすると、革のライダースジャケットを着たChadが、バイクに乗ってこちらに走ってくる仕組みになっています。Rock’n’ Roll、バイク、革のライダースジャケット・・・。1950年代のアメリカのティーンエイジャーにとって、これらのアイテムは、「反逆・反抗」のしるしであると同時に、「あこがれ」のしるしでもあったのかもしれません。一方、当時の大人/親たちが、これらのアイテムに象徴されるような「悪しき道」に子供たちを引き入れた犯人と考えていたのは、1954年に”That's All Right”で鮮烈なデビューを飾ったElvis Presleyだったそうです。今でこそエルヴィスには、古きよき時代のアメリカを代表するようなKing of Rock’n’ Rollというイメージが定着していますが、彼が登場した当時、その存在は、非常にセンセーショナルなものであったようです。彼の音楽は、黒人のブルースと白人のフォークを融合させたと言われています。エルヴィスの代名詞、「型」ともなっているような、腰をひねる(hip-swiveling)動き、これも当時の若者にはセックス・アピールとして映り、彼らが熱狂の渦に巻き込まれる大きな要因だったようです。しかし、人種差別の意識が根深かった50年代においては、黒人のダンスをまねたようなこうした動きは、下品なものとして、多くの大人の反感を買ったといいます。
1950年代は、若者たちの反抗・反逆の時代と言われていますが、そんな時代を象徴するのが、エルヴィスやジェームス・ディーンですよね。1961年に映画化された『ウエスト・サイド・ストーリー』は、50年代半ばに都市部で問題となりつつあった人種間の対立をテーマにした悲劇の物語で、その軋轢のなかで生きる若者たちの姿が描かれていました。そして、どこに向かわせたらよいかわからない、彼らの内に秘められたエネルギーが、ダンスによって描かれていました。映画版では、トニー役は、Richard Beymerが演じていますが、当初このトニー役は、エルヴィスがねらっていたのだとか(舞台版では、アーサー・ロレンツが、ジェームス・ディーンを候補にあげたということをどこかで読んだことがあります。映画版では、他にWarren Beattyなどの名前があがったようです)。映画の大ヒットを受けて、エルヴィスは映画に出演しなかったことをとても後悔したそうです。マリア役は、ナタリー・ウッドですが、オードリー・ヘップバーンなどの名前があがった、というのもどこかで読んだ気がします。「もしも」のキャストの様々なバリエーションを想像するのは、とても楽しいですね。エルヴィスがもしトニー役をしていたら?マリア役がオードリーだったら?映画『ウエスト・サイド物語』もまた少し違った印象になっていたかもしれません。映画『ウエストサイド物語』のこんな制作秘話を聞くと、エルヴィスの曲でつづられる今回の『All Shook Up』に登場する女の子の名前が、Natalieであるという話もまた面白く聞こえてきますね。(ナタリー役は花影アリスさんが演じられるそうです。)
ついこのあいだ2004年夏の少年隊版の『ウエスト・サイド・ストーリー』の話をしたばかりですが、その年の冬の嵐版『ウエスト・サイド・ストーリー』が上演されたのも、今回の『ALL SHOOK UP』東京公演が行われる青山劇場においてでした。『ウエスト・サイド・ストーリー』は、50年代のニューヨークに生きる若者たちが悲劇に向かって追い詰められてゆく物語でしたが、今回の『ALL SHOOK UP』は、バイクに乗ってRock’n’ Rollを歌う「反逆児(?)」Chadが、保守的な価値観に支配された中西部の街の人々を、愛と自由で開放していくラブ・コメディーのようです。時代的には、若者たちを取り巻く状況が、『ウエスト・サイド・ストーリー』へと行き着く一歩手前、「若者たちの反抗の時代」と言われる50年代の原点を扱っている感じでしょうか。『ウエスト・サイド・ストーリー』も素晴らしかったですが、そんな50’sの原点にいたエルヴィスの音楽とイメージを散りばめた『ALL SHOOK UP』、ハッピーな歌とダンスで思う存分楽しめそうなミュージカルですね。
一説によると、“jukebox”の“juke”という言葉は、“dance”を意味するアフリカ系アメリカ人のスラング“jook”から来ているということですが、今回の作品も、ステージに音楽が流れれば、ダンスもあふれ出す・・・、そんなふうになればいいな、と期待してしまいます。今年の青山さんは、ROCKがテーマの作品に出演されることが多かったですが、Rock’n’ Rollのクラシック、エルヴィスの曲を踊りまくる青山さんのダンスが、本当にファンとして楽しみでなりません。実際に、”C’mon Everybody”を歌うシーンでは、Chadが壊れたジュークボックスに触れると、そのジュークボックスが息を吹き返すというシーンがあるそうです(←YouTubeにあったのは、こちらのシーンですね、実際に見られてよかったです)。“no loud music, no indecent behavior”が当たり前であった街に、バイクに乗ってやってきたChadが、Rock’n’ Rollでかける魔法はどんなものなのでしょう。

画像は、今読んでいる『denim』という本と、青山さんがタイガー役で出演された2004年夏・冬の『ウエスト・サイド・ストーリー』、二つのパンフレットです。このときの青山さんのタイガーの衣裳は、タンクトップに、濃いブルーのデニム(客席からはそう見えました)でした。あのタイガーを観て以来、私の中で青山さんのダンスに一番似合う衣裳は、ブルージーンズという図式ができあがってしまっています。ジーンズを着て踊る青山さんは、本当に素敵ですよね。
『ALL SHOOK UP』で話題になっているエルヴィスは、ステージ衣裳として、ジーンズを着ることは少なかったそうです。ロックンロールとジーンズって、結びついているイメージがあるので、このことはちょっと意外でした。「黒人音楽の洗礼を受けて育った」エルヴィスにとって、ジーンズは「綿花畑と小作労働を彷彿させるもの」であり、「(ワークウエアとしてのジーンズは)少年時代の貧しさを連想させるもの」、つまり「普段着」だったそうです。
ロックンロールにジーンズを取り入れたのは、黒人音楽の影響を強く受けたエルヴィスではなく、ロカビリースターであるEddie Cochranたちだったそうです。3月の『TOMMY』、カーテンコールのスペシャルライブで演奏されていたのは、The WhoのSummertime Bluesでしたが、そういえば、この曲は、Cochranが作ったものでした。
この本の50’sのジーンズを扱った“What've you got?rebels,rockabillies and other menaces to society”の章には、『ALL SHOOK UP』のChadのように、革のライダースジャケットに、ブラックあるいはブルージーンズをはき、バイクにまたがった当時の若者たちの写真がたくさん掲載されていて、興味深いです。エルヴィスもプライベートでは、当然ジーンズをはいていたそうで、ジーンズをはいてファンにサインをする彼の写真が掲載されています。
3年前に鮮烈な青山さんのタイガーを観て以来、ブルージーンズと『ウエスト・サイド・ストーリー』周辺の50年代~60年代アメリカのイメージとの関係には、ちょっと興味を引かれています。そのへんのところに関しては、安易に扱えるようなテーマではないのですが、いつの日か、そんなことも、青山さんのタイガーを観た記念として、書けたらよいなあ~なんて思ったりしています。あ~、話がどんどん脱線していくので、今日はこのへんで。本文とはあまり関係ないかもしれませんが、最近ちょこっと読んだ本の内容を、エルヴィスに関連して書き足しておきます。まだまだ勉強不足~、わからないことだらけなので、どなたか、教えてくださいませ!

さて、この『ALL SHOOK UP』は、全編Elvis Presleyの曲で綴られ、1950年代のアメリカ中西部を舞台にした作品だそうです。また、シェイクスピアの『十二夜』を翻案した作品だそうで、50’sの香りのするハッピーな歌とダンスが溢れるなか、どんなラブ・コメディーになるのか、今から期待が高まりますね~。アメリカの公式HPで見られる映像、および教えていただいたYou Tubeの画像(ありがとうございました)を見ただけですが、躍動感溢れるダンスシーンもかなりありそうで、これを青山さんが踊ったら・・・?今回の日本版の演出・振り付けは、BW版のものとは異なるそうですが、間違いなく、素敵なステージになりそうですね。しかも、主演は、坂本昌行さん!坂本さんが歌うエルヴィスの名曲もものすごく楽しみです。少し前に坂本さん主演のこのミュージカルのことを知って、実はとても気になっていました。エルヴィスの曲で踊る青山さんを観られたら、すごく素敵だろうなあ、と思っていたところだったのです。そんなことを考えながら、ROCKIN’ Broadwayのレポを書き、31日には『SHOW店街組曲』のDVDも届くなあ~と楽しみにしていたら、『ALL SHOOK UP』のご出演情報!本当にありがとうございました。12月がとても楽しみです。
ところで、この作品は、ある特定のアーティストの既存の曲を再構成してひとつのストーリーをつくる“jukebox musical”。『ボーイ・フロム・オズ』も、ピーター・アレンの楽曲を使った“jukebox musical”ですが、シーンごとに散りばめられた25にも及ぶ曲によって、ピーターの人生が見事に語られてゆくうちに、彼の波乱に満ちた人生に、いつの間にか観客も深く入り込んでいってしまっているという感覚が、とても心地のよいものでした。そんなOZという作品において、青山さんたちアンサンブルの果たしていた役割は、とても大きなものであったように思います。今回の『ALL SHOOK UP』は、エルヴィス自身の人生を描いた作品ではないということですが、ストーリーの中に、彼の映画や彼が演じた役柄などとの共通点を見出せるところも多いということです。主人公Chadを演じる坂本さんの歌声も楽しみですが、花影アリスさんや湖月わたるさんが、女性として、エルヴィスの歌をどんなふうに聞かせてくださるのかも、とても楽しみです。
BW版の公式HPのトップページは、画面左下の”jukebox”をクリックすると、革のライダースジャケットを着たChadが、バイクに乗ってこちらに走ってくる仕組みになっています。Rock’n’ Roll、バイク、革のライダースジャケット・・・。1950年代のアメリカのティーンエイジャーにとって、これらのアイテムは、「反逆・反抗」のしるしであると同時に、「あこがれ」のしるしでもあったのかもしれません。一方、当時の大人/親たちが、これらのアイテムに象徴されるような「悪しき道」に子供たちを引き入れた犯人と考えていたのは、1954年に”That's All Right”で鮮烈なデビューを飾ったElvis Presleyだったそうです。今でこそエルヴィスには、古きよき時代のアメリカを代表するようなKing of Rock’n’ Rollというイメージが定着していますが、彼が登場した当時、その存在は、非常にセンセーショナルなものであったようです。彼の音楽は、黒人のブルースと白人のフォークを融合させたと言われています。エルヴィスの代名詞、「型」ともなっているような、腰をひねる(hip-swiveling)動き、これも当時の若者にはセックス・アピールとして映り、彼らが熱狂の渦に巻き込まれる大きな要因だったようです。しかし、人種差別の意識が根深かった50年代においては、黒人のダンスをまねたようなこうした動きは、下品なものとして、多くの大人の反感を買ったといいます。
1950年代は、若者たちの反抗・反逆の時代と言われていますが、そんな時代を象徴するのが、エルヴィスやジェームス・ディーンですよね。1961年に映画化された『ウエスト・サイド・ストーリー』は、50年代半ばに都市部で問題となりつつあった人種間の対立をテーマにした悲劇の物語で、その軋轢のなかで生きる若者たちの姿が描かれていました。そして、どこに向かわせたらよいかわからない、彼らの内に秘められたエネルギーが、ダンスによって描かれていました。映画版では、トニー役は、Richard Beymerが演じていますが、当初このトニー役は、エルヴィスがねらっていたのだとか(舞台版では、アーサー・ロレンツが、ジェームス・ディーンを候補にあげたということをどこかで読んだことがあります。映画版では、他にWarren Beattyなどの名前があがったようです)。映画の大ヒットを受けて、エルヴィスは映画に出演しなかったことをとても後悔したそうです。マリア役は、ナタリー・ウッドですが、オードリー・ヘップバーンなどの名前があがった、というのもどこかで読んだ気がします。「もしも」のキャストの様々なバリエーションを想像するのは、とても楽しいですね。エルヴィスがもしトニー役をしていたら?マリア役がオードリーだったら?映画『ウエスト・サイド物語』もまた少し違った印象になっていたかもしれません。映画『ウエストサイド物語』のこんな制作秘話を聞くと、エルヴィスの曲でつづられる今回の『All Shook Up』に登場する女の子の名前が、Natalieであるという話もまた面白く聞こえてきますね。(ナタリー役は花影アリスさんが演じられるそうです。)
ついこのあいだ2004年夏の少年隊版の『ウエスト・サイド・ストーリー』の話をしたばかりですが、その年の冬の嵐版『ウエスト・サイド・ストーリー』が上演されたのも、今回の『ALL SHOOK UP』東京公演が行われる青山劇場においてでした。『ウエスト・サイド・ストーリー』は、50年代のニューヨークに生きる若者たちが悲劇に向かって追い詰められてゆく物語でしたが、今回の『ALL SHOOK UP』は、バイクに乗ってRock’n’ Rollを歌う「反逆児(?)」Chadが、保守的な価値観に支配された中西部の街の人々を、愛と自由で開放していくラブ・コメディーのようです。時代的には、若者たちを取り巻く状況が、『ウエスト・サイド・ストーリー』へと行き着く一歩手前、「若者たちの反抗の時代」と言われる50年代の原点を扱っている感じでしょうか。『ウエスト・サイド・ストーリー』も素晴らしかったですが、そんな50’sの原点にいたエルヴィスの音楽とイメージを散りばめた『ALL SHOOK UP』、ハッピーな歌とダンスで思う存分楽しめそうなミュージカルですね。
一説によると、“jukebox”の“juke”という言葉は、“dance”を意味するアフリカ系アメリカ人のスラング“jook”から来ているということですが、今回の作品も、ステージに音楽が流れれば、ダンスもあふれ出す・・・、そんなふうになればいいな、と期待してしまいます。今年の青山さんは、ROCKがテーマの作品に出演されることが多かったですが、Rock’n’ Rollのクラシック、エルヴィスの曲を踊りまくる青山さんのダンスが、本当にファンとして楽しみでなりません。実際に、”C’mon Everybody”を歌うシーンでは、Chadが壊れたジュークボックスに触れると、そのジュークボックスが息を吹き返すというシーンがあるそうです(←YouTubeにあったのは、こちらのシーンですね、実際に見られてよかったです)。“no loud music, no indecent behavior”が当たり前であった街に、バイクに乗ってやってきたChadが、Rock’n’ Rollでかける魔法はどんなものなのでしょう。

画像は、今読んでいる『denim』という本と、青山さんがタイガー役で出演された2004年夏・冬の『ウエスト・サイド・ストーリー』、二つのパンフレットです。このときの青山さんのタイガーの衣裳は、タンクトップに、濃いブルーのデニム(客席からはそう見えました)でした。あのタイガーを観て以来、私の中で青山さんのダンスに一番似合う衣裳は、ブルージーンズという図式ができあがってしまっています。ジーンズを着て踊る青山さんは、本当に素敵ですよね。
『ALL SHOOK UP』で話題になっているエルヴィスは、ステージ衣裳として、ジーンズを着ることは少なかったそうです。ロックンロールとジーンズって、結びついているイメージがあるので、このことはちょっと意外でした。「黒人音楽の洗礼を受けて育った」エルヴィスにとって、ジーンズは「綿花畑と小作労働を彷彿させるもの」であり、「(ワークウエアとしてのジーンズは)少年時代の貧しさを連想させるもの」、つまり「普段着」だったそうです。
ロックンロールにジーンズを取り入れたのは、黒人音楽の影響を強く受けたエルヴィスではなく、ロカビリースターであるEddie Cochranたちだったそうです。3月の『TOMMY』、カーテンコールのスペシャルライブで演奏されていたのは、The WhoのSummertime Bluesでしたが、そういえば、この曲は、Cochranが作ったものでした。
この本の50’sのジーンズを扱った“What've you got?rebels,rockabillies and other menaces to society”の章には、『ALL SHOOK UP』のChadのように、革のライダースジャケットに、ブラックあるいはブルージーンズをはき、バイクにまたがった当時の若者たちの写真がたくさん掲載されていて、興味深いです。エルヴィスもプライベートでは、当然ジーンズをはいていたそうで、ジーンズをはいてファンにサインをする彼の写真が掲載されています。
3年前に鮮烈な青山さんのタイガーを観て以来、ブルージーンズと『ウエスト・サイド・ストーリー』周辺の50年代~60年代アメリカのイメージとの関係には、ちょっと興味を引かれています。そのへんのところに関しては、安易に扱えるようなテーマではないのですが、いつの日か、そんなことも、青山さんのタイガーを観た記念として、書けたらよいなあ~なんて思ったりしています。あ~、話がどんどん脱線していくので、今日はこのへんで。本文とはあまり関係ないかもしれませんが、最近ちょこっと読んだ本の内容を、エルヴィスに関連して書き足しておきます。まだまだ勉強不足~、わからないことだらけなので、どなたか、教えてくださいませ!