綾錦の織りなすままに

日頃の出来事を綴ります

『吹田くわいの交流会』に行ってきました。2018-3-21

2018-03-25 16:20:37 | 日記

この日は私にとって大変 感激した日 になりました。
大阪学院大学の講演会「日本の農業」から 吹田くわい交流会 があり、試食会があると聞き、出かけました。

江坂のヴォラーレというレストランです。

吹田くわいの会は、苗の販売、栽培方法、試食会、調理実習などし、継承、発展させていこうと活動されています。

交流会は平成23年(2011)年に発足し、今年で8回目だそうです。

吹田くわいは「なにわの伝統野菜」の一つです。

 

 

吹田くわいは、どんどん株をふやして成長していくものではなく、自然のまま成長したものを 収穫するという野生と栽培の中間である「半栽培植物」です。
その栽培は容易ではありません。

       平野農園の平野紘一さんです。

平野さんは市街区域に低補助金経営による自立型農業されていて、有機無農薬野菜の生産、食育などで社会貢献活動の好循環をもたらしておられます。

         オモダカの写真 
湿地に生息する多年生植物です。     

 

平成14年(2002 )年に描いたものです。                  ボタニカルアートは実物大に描くのが原則です。右下の実と大きくなった葉を見比べて下さい。

市役所で配布されたのが大きな甕で上手く育ちました。

当時は牧野富太郎(植物分類学者)が「吹田くわい」と命名したと聞き、感動したものです。

今回、昭和10年 吹田くわいは オモダカ が日本の肥沃な土地で成長進化したもので,吹田原産であると明確にしたこと、学名も【suitensis】と命名されていたことを知りました。

絵にこの学名を書き込まなくては 

●トマト炒めは くわいが ほっこり して、
ホロ苦みがあり、美味しいでした。 
平野農園の自慢のトマト使用です。

●リゾット くわいは勿論、お米も五穀も豆も入りシェフの腕が光っていました。 

 右の写真はヴォラーレの店長です。吹田くわいと平野農園のトマトのように産地合わせを熱く語っておられました。

 

       右側に座っておられる髭の方は、同じく栽培をされている岡本紀夫さんです。

私の絵の右下の小さな苗を頂きに伺いました。
立派な旧家の大きな庭にびっしりと 吹田くわい を育てておられました。

頂いた内の数個は長野県で立派に育っているそうです。
いつか写真を投稿したいです。

 

 

 

収穫は正月用の12月より、旧正月,春節の頃の寒さを乗り越えた時のほうが甘くて美味しいそうです。

正月の煮物しか知りませんでしたが、色々の料理方法を教えてください。

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