綾錦の織りなすままに

日頃の出来事を綴ります

第5回 莫高窟(敦煌)

2017-10-29 14:53:22 | 日記

 敦煌一番の名所 莫高窟に来ました。 リンクをはっていますので、wクリックで、大きくして見て下さい。

 

 

 

 

 

  現地添乗員と私達

 9窟

 

 莫高窟の中は 撮影禁止です。
私の写真で枠の黒いのは、インターネット又はTV からです。

窟の中は下の275窟のような菩薩像で、建物の天井いっぱいの高さの巨大サイズで、驚きました。則天武后だそうです。彼女の権力を感じました。
 

 

 

 275窟 広脚菩薩 最古のもので、ガンダーラの影響

 

 45窟 私が最も見たかった窟ですが、入って貰えませんでした。

 

 

 

 

 美しいですね!

帰国後、NHKで 丝绸之路 シルクロードの旅 の特集 がありました。その情報です。

  57窟
 小動物、カビなどによる劣化がはじまっているそうです。

 

 

 

 東京藝術大学のグループが、57窟の 立体3D復元 をしました。
実物どおり歪みもつける。

  特殊発泡スチロールで土台作りをする。

 

 土を塗り、和紙に印刷されたものをはる。

 

 

 後、手描きで色付けしけたり、傷をつける。
 金箔もはる。立体的にもなる。

 それぞれの工程で、大変な作業です。

左 平山郁夫の敦煌での恋人です。

 塑像も作りました。中国人(仏師)日本人で。

 

 東京藝術大学美術館で見ることができるのでしょうか?
是非 みたいものです

法隆寺に立派な壁画が伝わっているのを忘れてはいけません。
このグループは ウルムチ から更に西のクチャ地方の復元も手掛けています。更に複雑な作業をこなしています。すご~い!!

                             次は 陽関(狼煙台)です。王維が出てきます。少し簡単です。


第4回 鳴沙山、月牙泉で、ラクダに乗る(敦煌)

2017-10-22 14:52:41 | 日記

 

敦煌は甘粛省の西端に位置するオアシスです。漢代には西域に対する最前線の軍事拠点でした。
敦煌は東西の人々が行きかい、文化が花開いたシルクロードの交差点です。

鳴沙山は敦煌の南5kmに位置し、東西約40km,南北約50kmの広大な砂の峰です。
砂の色が、以降のトルファン、ウルムチの灰色に比べ、とても美しいでした。

月牙泉は鳴沙山の谷あいに湧く三日月型の泉です。その横に楼閣があります。

 

 

 


 
みんな砂除け靴下をはきました。

 

 
家が何頭かずつ飼い、合計約1,600頭いるそうです。

 

 

 up,dawnもあり、腰を痛めるかとおもいました。
今読んでいる「中元の虹」の駱駝隊の凄さを感じました。
40分乗り、力を抜くのを覚えた頃 終りました。

 元気な人は鳴沙山に登りました。

 

 

 
楼閣( 復元されたもの)

 

 
月牙泉

 絵はインターネットからです

 

 

 
ホテルの庭はとても美しく、庭師の小屋もありました。
梨の収穫中で、道行く人々も頂きました。
みずみずしいでした。厨房の方々がでしょう。

 

 

 
ホテルの服務員さん、眉が美しく天平美人です。
上司の許可も得て,撮らせて頂きました。
微笑んでくれました。

 びゃんびゃん めん と読みます。

 

 
夜市に出かけ、値切り合戦を楽しみました。
便宜、再便宜!干しぶどう、黒クコの実を買いました。
少しピリ辛で、とても美味しいでした。

 

 

 

 

 

 次はいよいよ敦煌の名所莫高窟です。見て下さい。

 

 

 

 


第3回 秦始皇兵馬俑坑博物館 (西安)

2017-10-15 14:18:09 | 日記

兵馬俑
始皇帝の陵墓を守る副葬品として造られた兵士や馬の陶製の像です。
兵士の平均身長は178cmで等身大であり、顔の表情も一体ずつ異なっています。

坑内は奥まで見て歩けるようになっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
プラスチックの箱には、それぞれの 体の部分 が入っているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
出口に近い所ですが、修理しているのか、事務所になっているのか以前にない風景でした。

 服装で位がわかる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外では、ザクロの収穫期でした。 

次回は飛行機で、敦煌へ行きます。
鳴沙山、月牙泉で、ラクダに乗ります。

見てくださいね。

 

 

 

 

 

 


第2回 大雁塔(慈恩寺)(西安)

2017-10-14 23:14:35 | 日記

 この慈恩寺は唐の第3代皇帝高宗(皇后は則天武后)母の供養のために建てた仏教寺院です。

 大慈恩寺


 

 唐末の戦乱で、大雁塔だけになりました。

 大雁塔は、玄奘三蔵がインドから持ち帰った大量の
サンスクリット語の経典や仏像などを保存するために建立されました。

塔に登ってみました。

 

 

 

 経典

 

 

 舎利子

 

 窓からの景色

 窓からの景色

 

 

 

 

 

 

 

 左 は般若心経です。これを見た途端、ぐっと身近になりました。


次の敦煌へ行く飛行機の中で、隣の席の人に「旅行ですか?」と聞きました。彼女は「美術館 西安博物院 小雁塔」書いてくれました。わおー!話したいことはいっぱいありましたが、言葉が続きませんでした。


次回は兵馬俑です。是非ご覧ください!

 

 

 

 


中国 シルクロードの旅 第1回 西の城門(西安) 2017-9-20

2017-10-14 10:45:35 | 日記

   昔からの「シルクロード」と言う憧れの響きで、団体旅行に参加しました。
         約4,000kmの旅でした。

     

     西安の空港 「一帯一路」の看板のお出迎えです。
                              今では、カザフスタンからポーランド、ドイツまで
                              伸びているようです。

第1回 西安城門
 朝、10時に関空出発で、午後3時半に、もう観光です。

    中の赤い四角が今の西安の城壁   周囲13kmです。
    大きいギザギザ城壁マークが昔の長安の城壁です。

 

 

  渋い青と緑が美しい!

 

  安定門(西の城門)

 

 

 

  城壁に上がると、道幅の広いのに驚く。

 

 

 

 

  この地域は、外観は昔風に統一されていますが、
 中はホテルや商業施設です。

 遠方の高層ビルとマッチし、足元のレンガも整えられ、
夕風に吹かれて、気持ちよく散歩しました。

 

 夕方のライトアップ

  ホテルへ帰るバスの中から

 

 

 

 

 

 ✿ 第2回は大雁塔、第3回は兵馬俑と続きます。
   どうぞ、見て下さい‼