綾錦の織りなすままに

日頃の出来事を綴ります

長浜城 と 渡岸寺観音堂(向源寺)十一面観音 2016-10-13

2016-10-18 11:05:07 | 日記

 

 渡岸寺観音堂(向源寺)の十一面観音立像を訪ねてきました。

湖北 北陸本線 高月駅近くです。

姉川の戦い (信長・家康軍 vs 浅井・朝倉 )の戦禍から住職と門徒が土中に埋めて守ったと伝わっています。

今も地元の方々が、携帯電話を 交代でまわして、当番の方が丁寧に説明してくださいます。


 長浜城 

 

 真田信之の息子の兜

 

 

当時の戦いが

しのばれました

 向源寺の正面

 

 

 


 この特徴ある正面を見て

何人かが

来たことある」と

言いました。

 

 

 

 

 

ヒノキの一木造です。

 

 

 

 

 

まず、自分の写真が撮れなかったのが残念です!右側 斜めからが一番美しいでした。 少しだけ見上げる高さでした。

後ろに衣が流れて、片方の足がいまにも前に出て、長い手を差し伸べて下さるような、流れるような 動きを感じました。

後ろからは、細いウエストと衣の流れが、美しいでした。

サムトラケのニケを思い出しました。大きさはちがいますが、衣と羽根が後ろに流れて美しいですね。

日本人の私はこの観音さまにすっかり魅了されてしまいました。 何回もぐるぐるまわりました。

お堂内部の雰囲気や、光のかげんも自然で良かったです。 

                 併せて井上靖の「星と祭」を図書館で借りて読みました。ぜひお勧めです。