還暦ホノルルマラソンを夢見て

メタボを改善し、還暦から新しい人生目指して、あくなきチャレンジをブログります。

長丁場

2020年05月17日 | 日記
 COVIDー19禍による世界的、かつ長期にわたる対応が求めれれていますが、説明で良く、”長丁場”と言いいますね。”長丁場”はて、良く使うけど語源は何かな?宿屋なんかで、宴会が延々と続き、料理人の皆さんが夜中まで、肴や酒やらを膳立てしなければならい状態?とか、ぼんやりと想像しました。勝手な想像は得意です。でも、調べてみました。”長丁場”。以下、日本語不思議辞典(https://wisdom-box.com/)さんから引用。

 「東海道五十三次」でも有名ですが、昔の東海道には、53箇所もの次(宿場町)があり、 この宿場と宿場との間の距離を「丁場」(「町場」「帳場」とも書く)と呼んでいました。各々の宿場町との距離も険しい山道や川などで隔てられ、 遠かったり近かったりと様々で、距離が長い宿場間のことを「長丁場」と呼んでいました。
そして、長い距離は時間もかかることから、仕事などで長時間かかることも「長丁場」と言うようになったそうです。(引用終り)

 なるほどです。丁場は台所と思ってました。じゃあ、そんなに宿場間は遠かったのかと思ったら、ほぼ3里(11.8km)以内です。これを超える宿場間は東海道では8区間しかありません。江戸側から順に、大磯ー小田原(4里)、小田原ー箱根(4里8町)、箱根ー三島(3里28町)、原ー吉原(3里22町)、見付ー浜松(4里7町)、岡崎ー池鯉鮒(3里29町)、宮ー桑名(7里)、水口ー石部(3.5里)、草津ー大津(3里24町)です。

 毎回、ハーフをやり出したあやパパから見ると、10kmほどの距離でへこたれるのは情けなし、と思いましたが、良く考えると、旅人は多くの荷物やらななやらを携えての行程のはず。まあ、大変ですよね。ここでも納得。

 長丁場、9個あるじゃあないか!と、おっしゃる皆さん。良くみておられます。大したものです。ぼーっとみてませんね。その通り。一番長い、宮(熱田神宮)ー桑名(7里)間は、ボートを使うんですね。やりぃ。ぼーっとみてた人も正解になりますね。

 さあ、なんでここだけ海路でしょうか。それすなわち、大井川なんかと同じで、江戸防衛の対策だったようです。桑名の港は「七里の渡し」と言うとか。あやパパは、知りませんでした。皆さんご存知?

 これにあやかって、ホノルルまでの1642.5里を渡してもらうために、長丁場の練習は7里に決定です。写真は、広重の”桑名 七里渡"です。素晴らしい構図、その昔、永谷園さんのお茶漬けに東海道五三次カードがおまけで付いてきて、相当集めましたが、何故か同じやつばかりが続いてしまったので、興味がなくなってしまいました。それは、"庄野 白雨"。桑名から、3番目(京都側)にあります。夕立に見舞われた坂道を五人が上り、一人が駆け下る図です。広重最高傑作の一つとされています。

 旅人の 七里を帆掛け ゆくなみま ときの流れに ゆれてゆられて あやパパ