還暦ホノルルマラソンを夢見て

メタボを改善し、還暦から新しい人生目指して、あくなきチャレンジをブログります。

たらぎダム湖マラソン一人旅(その4)

2021年06月07日 | ハーフマラソンぐらい
  みなさんこんばんわ。走るには最適なこの土日でしたね。梅雨に入ったばかりですが、中休み?今のうちに、走れるだけ走りましょう。と、言うわけで昨年同様にコロ禁であえなく中止の”たたらぎダム湖マラソン”を一人開催して、ハーフを走ってきました。正確には、6月12日の9時からですが、来週は別のランニングイベントがあるので、一週間前倒しです。

 車を、朝来芸術の森美術館の駐車場に停めていざ出発です。昨年と違うのは、腰に650mℓの水をくくりつけていることぐらいでしょうか。昨年は、6月に多摩川のハーフマラソンの本番があったから、気合が違ったなあ。今年は、まあ体力維持的に活動する感じです。

 出発して、最初の100mのUP。しんどいなあ。もう、歩きたくなって来ました。ハーフやるのに最初の1kmで歩いてたら、先がガタガタになるので、ここは考え方を改めて、”走りながら、休もう”との技を開拓してみては?と、自分に提案。”走りながら、休む”???。ゆっくり歩かない程度に走ること。と、理解してとことん遅く坂を登ります。後でスピード見てみたらキロ8分15秒でした。早歩きに負けているかも知れません。でも、走っているので(多分)気持ちは切れていません。

 このマラソンは、この最初の1kmが曲者です。本番の時に、みんなにつられて、この坂を早く走ったら悲惨なことになりそうです。8分ぐらいのペースで、とぼとぼ登って、後でへばったランナーを追い越す楽しみにエネルギー使う方が健全だー。なーんて事思いながら登りきりました。その後は、予想通り軽快モードに。一番楽しい時間でした。

 バイクのお姉さんが、新緑の中で自分のバイク(スズキ)の写真を撮っていました。ツナギ姿がカッコいいなぁ。バイクも素敵ですが、お姉さんの方がうんと素敵ですよ。知らんぷりの、お姉さんに、思いっきり心の中で大声で語りかけたり。よゆーです。しばらく行くと、関西電力の発電所と変電所。2枚目の写真のトンネルの中に発電所があります。すごいものです。2回見学に行きました。皆さんもどーぞ。

 変電所これもすごいやつ。写真3。トランスなのか、なんなのか、100万V級の設備は格が違います。全てエコエネルギー。今でも日本最大?。その横で、ニシキヘビとアマガエルの卵。田んぼで見かけなくなったけど、こんなとこに元気に共生しています。感電注意です。

 割と軽快に走れるかなと思ったら、15kmすぎからエネルギーが切れました。折り返しの時に、もう、このまま帰ろうかなー。なんて、弱気な事考えた為か、体がもう言うこと聞かない感じです。この辺が一人で走っていると我慢ができない所なのかも知れません。気候もコンデションも悪くないのに、気合が足りない。仕方ないので、歩きつつ、走りつつ終了。課題の残るハーフでありましたが、走ったことは走ったとして、ご褒美はフルセットの缶チューハイロング缶。宝缶チューハイ。走りがダメダメでも、お前の味はいつも格別だぜー。明日も仕事を頑張りそうです。

 時は初夏 雨の合間に ひた走る 澱みもありて 瀬もありなん  あやパパ

あさご芸術の森
地下発電所入り口トンネル
なんか、わからない凄い設備
ヘビ&カエルの卵

怪我に注意(その2)

2020年09月17日 | ハーフマラソンぐらい
 皆さんこんばんわ。春から書いてきた、このボログが今回で100回となりました。皆さんの、”いいね”とかを頂くのを励みにしながら、ここまで来ました。有難うございます。春は、10kmも怪しい感じのあやパパでしたが、桂川を嵐山まで行けるようになりました。感謝です。

 そんな、100回記念の夜。昨日、走れなかった事もあるし、8時すぎに帰宅して早速、青葉台近辺を走りました。10km予定。気温27℃。今まで、30℃切ったら、なんて涼しんだと思っていましたが、今日は暑く感じました。もっと、涼しい方が良いですねー。準備体操して、走り始めて1km、前を走るお姉さんを追い越し、さらに2km、夜間道路工事を始めた交通整理の茶髪のお姉さんに挨拶し、だいぶ体も温まってきました。見ると、自己最速ペース。「さすが、100回。良い報告ができそ」。

 横を、自転車の女子高生が抜かして行きましたが、距離が離れません。これは、いつにないペースです。ご機嫌だー。と思っていたら、いきなり左足首上の辺に痛みが走りました。アイタタター。肉離れかなー、調子が良かった分、非常に残念無念。左足引きずりながら、バス停に。

 さっき、調子良く走ったのに情けない姿を、茶髪姉さんに見せたくありません。うまいこと、すぐにバスが来ました。ランニング姿でバスに乗る、バツの悪さは格別です。しかし、痛いなー。ふくらはぎの下の辺。走り始めた昨年の10月、11月は足が定期的に痛くなりましたが、こんなに痛いのは久しぶりです。一晩、寝てどれぐらい治るかなー。まあ、こんな時は、少し休めとのサインと思って、おとなしくしておきます。

 夜走る時は、コケないように気をつけますが、なんの前触れもなく。このようになるのは、仕方ないですね。皆さんも、気を付けるとこは、気を付けてください。

怪我をして 初めてわかる 物事に 感謝の気持ち 深く思わん  あやパパ


秋は夜 

2020年09月15日 | ハーフマラソンぐらい
 皆さんこんばんわ。関西は今日から秋になりましたね。なんとなくの、あやパパ基準です。宇宙に抜けるような秋晴れ、そして何よりも玄関出た途端に秋の匂いが初めてしました。わかりますかね、秋の匂いなんて、。

 あやパパは田舎者なので、春、秋の観光シーズンは田圃で子供の頃から遊んだり、少し大きくなると労働補助として農作業に駆り出されました。田舎では、呑気にマラソンなんかはできなかった時代があります。皆が、楽しくレジャーで遊びに出掛ける中、あやパパは春は田植え、秋は稲刈りです。運命を呪いましたが、そんな時間の中でこそ、全てがあったりしたのです。今だからそう思います。

 そんな環境で嗅いだ匂い。この時期、稲穂滴る、独特の匂いと稲刈りする汗の匂いがごちゃ混ぜになった季節の便りです。田舎の田んぼもなくなって(草ボウボウ)しまい。もう、あの時間は帰ってきません。両親も元気でした。働き者でした。凍らせた時間の結晶の中に残る風景は、心の中では永遠の時間で止まっています。

 京都も横浜も郊外なので、すぐ近くに田圃があります。カエルさんが鳴きます。カエルさんの鳴き声が聞こえるエリアには、秋の匂いも届くのでしょう。あやパパが都会に近づけるギリギリの境界点です。ひと昔は、超満員の田園都市線で大手町なんかに通勤してて、乾燥して寒い時期と蒸し暑い時期だけが、季節の移ろいでした。そんなのを何十年とやれば、何かの病気にもなるはずです。走らないし。走る気もなかったし。走る意味もわかりませんでしたから。

 COVIDー19による、リモート勤務環境は長期的には、通勤地獄に垂らされた蜘蛛の糸の如き仕掛けとも思います。糸の先にあるものが何かは登って見なければわかりませんが、登る価値ある環境変化と思います。みんなで登りましょう。蜘蛛の糸の先には、デッカイ蜘蛛が、、、いないですよね。

 さて、この3日間は夜のRUNです。すっかり、涼しくなったので気持ちいいです。同じ時間に、走ったら、暗闇の中、散歩する人が結構います。お姉さんはごく僅か。そんな夜に、不夜城のごとく煌く、写真の店は”びっくりドンキー”ハンバーグ美味しいよ。を建物にしていますね。ここは、沓掛9号線。246号の青葉台駅近くにもあります。23年ぐらい前に、食べてから、全然行っていません。今度、行ってみようかな?でも、ハンバーグなんて、食べないよなー。また今度です。秋を現す、ハンバーグとかあったりして。栗入り?、きのこかなー。

 空高く 季節の香り 漂いて 闇に溶けゆく 草虫の声  あやパパ


久しぶりの桂川

2020年09月14日 | ハーフマラソンぐらい
 皆さん、おはようございます。爽やかな朝でしょうか?あやパパは、いろんな事があっても、爽やかでいたいと思うので、爽やかであります。はい。生きていると、いろんな事がありますが、もしも、”あまり良くない”気分になったならば、こんな手段で切り替えたりしています。

 昔、ローマにセネカという哲学者がいました。有名な暴君ネロ帝の先生です。「われわれは、頻繁に自己に帰らなければならない。なぜなら、自分と違う性格の人たちと交われば、落ち着いた気持ちがかき乱され、いろいろな感情が沸き起こるからだ。」otsubonaoto. Lucius Annaeus Seneca (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1965-1967). Kindle 版. 
 
 他にも、沢山。「怒りについて」とか、御苦労してるなセネカ先生。後期ストア派の重鎮。走りながら、先達の言葉を自分なりに吟味すると面白い解釈やら、連動した原理やらに出会える気がします。自己に帰る場所が、走る時間だったりします。

 そんな感じで、久しぶりに桂川まで、降りてゆきました。このコース、夏場は、日陰がないので、とても走る気にはなれないのです。土曜日も31℃ありましたが、曇っていたので大丈夫かな?、と、GO桂川。6月以来です。

 見慣れた景色ですが、道端に咲く花が変わっています。写真は桂川支流・小畑川のカンナ。ちょっとピンボケ。でも人工では作れない紅。秋が詰まっていますね。変わらない建物や橋なんかは、「やあ、あやパパ久しぶり。前よりも、なんか気合が入っていないよー。練習不足やねー。」と、言われ。そやねー。と返します。本当、そやねー。一文橋では、赤。まあ、いいか。羽束師橋は、相変わらず、涼風そよぎ、やっぱ特別な場所と再認識しました。

 でも、走りは、ガタガタです。暑いせいばかりではありませんね。情けなし。暑さのせいにできない、10月までには、ハーフ走を元に戻さなくてはいけませんね。自己に戻れません。まあ、ボチボチやるです。

 桂川 花咲く道の 優しさよ 黒き思いを 風に流して  あやパパ




多摩川の黒い道(その3:完走)

2020年06月27日 | ハーフマラソンぐらい
 10時から走り始めて、正午を過ぎました。後からスタートした、10km組や5km組ももういません。一番暑い時に走りたがる裸ランナーもいなくなってしまいました。横のグランドで野球していた子供たちも続々と帰ります。”このおっさん、まだ走っとるで!”な感じが伝わってきます。
 
 ここでも、一人旅。多摩川の黒き道、ヘロヘロ一人旅です。最後なので、水もポカリもあやパパ専用。”どんどん、飲んで下さいねー”と、ありがたいお言葉に”すみませーんー”と応える、あやパパの心境を誰ぞや知らん。です。旅の恥は、掻き集めて、次回のチャレンジのエネルギーとして蓄積です。捨てたりしませんよ。

 サングラスを借りたので少し紹介。AirFlyと言うブランドさんで、鼻に当たらないので軽快です。
 https://netshop.zygospec.com/shop/item_detail.php?mode=_ITEM_DETAIL&i_xid=199
 を掛けて走りました。おかげで、ヘロヘロな表情は少し隠せた?用途外の効用ありです。WEBで見たら、2万6千4百円。良いですよねー、なかなかです。でも、一番良い奴を、あやパパの汗だらけにして申し訳なし。これなければ、もしかして、リタイヤだったかも。
 
 4周目に入りました。”ラスト1周です!”のお言葉がなんとも嬉しいです。周回コースはげんなりですが、このお声が掛かるのは、ありがたいですね。制限時間が5時間と、大盤振る舞いだから良いのですが、収容バスが後ろからきたりしたら、もう真っ青で、熱中症確実です。あー多々良木ダムが恋しいなー。ダム湖に飛び込み、泳いだらどんなに、どんなにーーーっ。

 なーんて、つまらない事を考えながら、もう、何回も見た景色の中を行きます。国道246号の下、少し日陰が天国の木陰はさもありなんと思わせる安堵感、優しさ。数秒だけ。そう安楽は数秒なのです。それも、100倍の苦難超えてね。だから、天国。次は、アマゾン倉庫を右手に見て、最初の高圧線くぐります。そして、左手のゴルフ練習場。暑いので、朝居た人も、もう誰もいません。

 そして、野球グランド。ここも、誰も居なくなりました。時折、市民ランナーとすれ違いますが、まばらです。こんな日差しの正午過ぎに走る人はいませんね。そして、高圧線2条目を超えて、折り返しのカラーコーンが見えて来ました。嬉しい。掛かりの人も、あやパパが終わると撤収できますので、応援二人前ですかね。ありがとうございます。お待たせして、すみません。

 最後の給水で、3杯水を被り、2杯ポカリを飲んで、ラスト2.5kmです。正直、桂川ではもっと軽快に走れるはずが、ここでは、体が思いです。息が切れます。水の飲み過ぎ?でも、すぐに汗になって出てゆく感じです。さっきの高圧線、2つくぐり、246も超え、あと500m、最後ぐらい軽快に走ろうと踏ん張りモード。ゴールが近づきます。掛かりのお姉さんが、テープ持って”頑張ってくだざーい”のお声。、、、がんばりました。。。ヒェーー。ただし、体は熱中症手前です。

 初ハーフマラソンは炎天下、楽天ビルを横に見ながらの修行で、ありました。もう、この夏はマラソン大会は暑いのでやめです。練習で、涼しい時間に走ります。GAMIN時計を外すと、しっかり、日焼けの焦げ目が付きました。またソバカスが増えそうです。ビタミンCを飲まないと。ランナー用の日焼けドメないのかな?今度探してみます。

 2リットルの水で頭を洗い、顔を洗います。濃密な、おっさん汗、塩水、その他もろもろが滴り落ちます。生き返りますね。その後、予言帰りに二子玉川のケンタッキーで、豪華に1000円セットのバーガ。もちろん、アイスコーヒー付きです。これまた、生き返りました。走っている間の、焼ける思いがあればこそ。今の復活の時あらんです。ケンタッキーも5、6年ぶり。これも何かのご縁です。

 あれからちょうど一週間。濃厚な一週間でした。幸せな一週間でした。ハーフマラソンチャレンジなどと言う、1年前は、考えもしない経験ができた事に感謝です。ホノルルに、一歩クローサーです。だから”黒き道”なんちゃって。
I ain’t heard nothin’ yet!

 天国は 地上にありて 気づくには ハーフ走らば そこにありなん 
                             あやパパ