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夏への扉、再びーー日々の泡

甲南大学文学部教授、日本中世文学専攻、田中貴子です。ブログ再開しました。

スペース・バートルキャット・きなこ

2010年12月01日 | Weblog
 「さらば~地球よ~」の歌が懐かしいヤマトの映画、見に行く予定はありませんが、

久々にあの戦艦の映像を見て、思い出したのがこのきなこの姿です。

 「バートルキャット」とは「場・取る・キャット」の造語であります。つまり、

ふくふくと肥えてきたきなこが「場所をとるほどでかい」という意味です。

 横から見ると、「宇宙戦艦ヤマト」に見えなくもない。口から波動砲発射、とか

いって。

 これには典拠があって、亡くなった母が女学校時代友人たちと使っていた「外国語

に聞こえる造語」のなかで「スワルトバートル」というのがあったのでした。「座る

」と「場を取る」、その心は「フレアースカート」。たしかにあれで座るとぱっと裾

が広がって場所を取りますね。

 ほかに秀逸だと思ったのは「ワルトアンデル」。まるでドイツ語。でも、ほんと

は「割ると餡出る」で、おまんじゅうのことでした。

 きなこ、猫用こたつを買ったのにまったく入ってくれません・・・。

おこしやす

2010年11月29日 | Weblog
 「まいどおおきに。きなこです。おこしやす」。

と言っているような姿です(目をつぶっていますが)。昨日は寒かった・・・・。

 いつもの場所でついうとうとしております。なんだか冬眠しているようにも見えま

す。しかし、耳がやや後ろを向いているのは、隣りで私がPCをぱちぱちしている

から。耳だけ起きているのでした。

『西鶴と浮世草子研究』第4号「性愛」発刊

2010年11月28日 | Weblog
 いつもDVD特典がついている『西鶴と浮世草子研究』の最新刊が発売されます。

 今回は、座談会「東アジアの遊女・遊郭から西鶴の性愛を考え直す」を中心に、

論考、エッセイ、解説などヴァラエティ豊かです。ぜひ、お手にとってみてください。

 私は西鶴エッセイを初執筆です。男色に使われたという「通和散」を卒業生が制作

したものの写真もついています。私も初めてみたもの。当時の教え子kさん、元気

ですか?

警察犬なんかに負けへんで

2010年11月27日 | Weblog
 またまた、きなこがTVの前に陣取っています。今見ているのは、和歌山県で小型犬

が警察犬の試験を受けたというニュース。見れば、きなことほとんど変わらない大き

さです。きなこ、対抗心を持っているのか(「きな子」という警察犬もいることです

からね)いわゆる「ガン見」状態。

 猫は、警察とはあんまり合わないと思いますけどねえ・・・。

 それより、きなこには整理整頓のお手伝いをしてほしいです。

猫の祖先?

2010年11月25日 | Weblog
 きなこが真剣に見ているのは、動物番組のトラです。

「ママ、これ、ぼくに似てるで~」

 そうです。室町時代の『猫の草紙』では、猫が「自分の祖先はトラである」と訴え

る場面が出てきます。「だから、つないで飼うのはけしからん」と。

 きなこもクリームタビーなので、横顔にはトラのような縞模様がくっきり見えます。

彼も往古のトラの血をうけているのかもしれません。

 ちなみに、きなこは動くものが出る番組が大好きなようで、このあと出ていた

ゴマフアザラシの赤ちゃんも一所懸命に見つめていました。何だと思っているのか、

たずねてみたい気がします。

 私のほうは、40年前、ミシマが市ヶ谷で演説していた姿に思いを馳せつつ、TV

ニュースを見た一日でした。あの演説、ほとんど何を言っているのかわからなかった

ですが、「君たちも武士だろう」という字幕が今日のニュースで出て、ようやくわ

かった次第。

きなこテレビ劇場「医龍3」

2010年11月19日 | Weblog
 きなこ「これより、三尖弁並びに僧帽弁形成術を行う。メス」

 私「はい(と、メスの三毛猫を渡す)」

 きなこ「ちがーう!電メス」

 私「はい」

 きなこ「開胸器」

 私「はい」

 きなこ「サンゼロ」

 私「はい」

 きなこ「ササミ、早く!」

 私「・・・先生?」

 きなこ「間違えた。かつおぶし」

 私「・・・」

(しばらくきなこのゴッドハンドの手技が続く)

 私「先生、血圧下がってます」

 きなこ「視野確保、田中、前立ち代われ!!!」

 私「はい。お前立は観音でいいでしょうか?」

 きなこ「え?」

 私「救世観音のお前立は聖観音、如意輪観音でもOKです!」

 きなこ「・・・それって、医龍じゃなくて仏龍やろ?」

 私「文龍、でもええっすよ」


*本番組はフィクションであり、手術の内容ならびに器具の順番等はまったくの嘘です。

 

ますます寒く・・・

2010年11月18日 | Weblog
 みなさんおなじみのきなこです。こんばんは。

 今日はカゴの中から中継します。ぼくは今日、鼻づまりのため病院に行きました。

風邪らしいので注射を打たれて、お薬をもらったのです。このお薬、ちょっと苦くて

うまく飲めません。病院の先生は、「いつもの粉ではなくて錠剤ですから、口を開け

て奥に放り込んでください」と言って「デモンストレーションしてみましょうか」と

ぼくの口を開けて錠剤を入れようとしますが、何度やってもぼくがぺっとはき出して

しまうので、最後には錠剤が溶けてしまう始末。センセイ、「面目ない」と反省さ

れていました。ママは、ぼくがいつもうまく吐いてしまうのを知っているから、

先生の奮闘ぶりを気の毒そうに見ていました。

 ふん、飲んでやるもんか。ぼくを甘くみたらあかんで~。

 そういえば、ママは今日誕生日だといって、自分で豪華なお総菜を買って来ました。

ぼくにはいつものササミをくれました。ママ、誰も一緒にお祝いしてくれへんのや

な・・・。せめてぼくがお祝いしてあげるわ。「セカンドヴァージン」みたいには

ならんといてな。

柿のティラミス

2010年11月14日 | Weblog
 このブログの左にある柿のティラミスの文字をクリックすると、作り方が書かれたウインドウが開きます。お試しください。

 甘いものはあまり得手ではありませんが、甘栗は大好物です。食べ過ぎて胃痙攣を起こしたことがあります。ほかには「ふたば」の豆餅、美玉屋のくろみつ団子。熟柿をスプーンですくうの。焼き林檎(今、タイプミスして「焼き論語」と出ました)。たけむらの揚げまんじゅう。豆かん。・・・和菓子好きです。

め・た・ぼへの道

2010年11月13日 | Weblog
 ちょっと恥ずかしい、きなこの下半身です。床暖房で広がっています。どうです、

この無防衛な姿。

 このごろずっと、夜中の3時に私を起こしてご飯をねだるので、きなこは秋のきの

こが肥え太るようにどんどんふくれていっています。

 このおなか、触ると和毛がもふもふとして気持ちいいんですよ。でも、適正体重

は守りましょうね。

きなこの「夕暮れ族」

2010年11月11日 | Weblog
 今回は、きなこ日本文学全集で吉行淳之介の『夕暮まで』を取り上げようとしたの

ですが、ずいぶん前に買った本のせいか、どこにあるかわからなくなっていたので

取りやめました。

 発表当時、若い女性と遊ぶ中年男のことを「夕暮れ族」(夕方にグレる)と呼ぶ

週刊誌などがありました。よくある「何何族」の一つですが、きなこは夕方になる

とグレるのではなく、食欲が旺盛になります。お昼寝から覚めた彼は、杉子を求め

て、いやいや、食物を求めてうろつくのでした。

 私は昨日「おなかの風邪」を患ったのですが、どうもある魚介からノロウイルス

をもらってしまったらしく、点滴に行ってなんとか復帰しました。それ以後、ちょ

っと生の魚介は当分見たくない感じ。きなこもおさしみ嫌いでよかったです。