きなこです。
ぼくがすむ関西では、お盆は8月の旧盆が普通です。ママによると、実家では
「おがら」というものを門口で炊いて、祖先の霊をお迎えしたといいます。
もちろん、今は集合住宅なので、おがらは炊きません。でも、きっともうここに
は、お精霊さんが帰ってきてるよね。
ぼくが知らないママの実家には、たくさんの猫がいたそうです。ママは6歳か
らずっと猫といっしょに暮らしてきたので、猫がいない生活の方が不思議だと
いいます。ママが一人暮らしになってから初めて「自分の子」となったのが、
16年前に亡くなった初代の「福」ちゃんでした。ペルシャの男子です。次が、ぼ
くもしばらくいっしょに暮らした「くりこ」さん。昨年8月30日に、15歳で他界
しましたので、今年が新盆ですね。
お供物を供えるくらいで、とくに何もしないけど、ぼくの生まれる前から続く
猫とママとの関わりに思いを致しています。なんちゃって。
昨日、ママといっしょに、戦争で犬が徴収されるドラマを少し見ました。
人間より動物のほうに親近感を覚えるらしいママは、しんみりした顔で見ていた
ようです。兵隊さんの防寒用の毛皮のため、一般家庭の犬の供出が求められたと
いうのは知っていましたが、もしかしたら猫だって供出させられていたかもしれ
ません。戦争のときは、ぼくらのような猫は「何の役にも立たない」だろうから
です。
今年は3月11日の震災で、犬猫だけでなく、牛や豚、その他の動物が被害を
受けたと聞いています。ぼくらが家族の一員だという認識は、まだまだ広まって
いないようで、実に情けない思いで一杯です。家庭で育った猫には、外に放り
出されても食べ物をとって生き延びることができません。だって、人間がぼくら
のような「愛玩動物」(嫌な名前だ)を作り出し、人間に依存しなければ生きて
ゆけなくしたんだから。だったら、責任とれよ、ヲラッ。
少し乱暴な言葉遣いになってしまいました。すみません。
16日には、いろいろ問題になった「五山の送り火」があり、これでお精霊さ
んは再び戻って行きます。全国のみなさん、京都の人が全員、「放射能が飛び
散る」と思っているわけではないことを知ってくださいね。ぼくからもお願い
します。
送り火が終わると、猛暑なのになぜか秋っぽく感じられるのはなぜなんでしょ
うか。ぼくとママとの夏休みは、まだ始まったばかりなんですけど・・・。
ぼくがすむ関西では、お盆は8月の旧盆が普通です。ママによると、実家では
「おがら」というものを門口で炊いて、祖先の霊をお迎えしたといいます。
もちろん、今は集合住宅なので、おがらは炊きません。でも、きっともうここに
は、お精霊さんが帰ってきてるよね。
ぼくが知らないママの実家には、たくさんの猫がいたそうです。ママは6歳か
らずっと猫といっしょに暮らしてきたので、猫がいない生活の方が不思議だと
いいます。ママが一人暮らしになってから初めて「自分の子」となったのが、
16年前に亡くなった初代の「福」ちゃんでした。ペルシャの男子です。次が、ぼ
くもしばらくいっしょに暮らした「くりこ」さん。昨年8月30日に、15歳で他界
しましたので、今年が新盆ですね。
お供物を供えるくらいで、とくに何もしないけど、ぼくの生まれる前から続く
猫とママとの関わりに思いを致しています。なんちゃって。
昨日、ママといっしょに、戦争で犬が徴収されるドラマを少し見ました。
人間より動物のほうに親近感を覚えるらしいママは、しんみりした顔で見ていた
ようです。兵隊さんの防寒用の毛皮のため、一般家庭の犬の供出が求められたと
いうのは知っていましたが、もしかしたら猫だって供出させられていたかもしれ
ません。戦争のときは、ぼくらのような猫は「何の役にも立たない」だろうから
です。
今年は3月11日の震災で、犬猫だけでなく、牛や豚、その他の動物が被害を
受けたと聞いています。ぼくらが家族の一員だという認識は、まだまだ広まって
いないようで、実に情けない思いで一杯です。家庭で育った猫には、外に放り
出されても食べ物をとって生き延びることができません。だって、人間がぼくら
のような「愛玩動物」(嫌な名前だ)を作り出し、人間に依存しなければ生きて
ゆけなくしたんだから。だったら、責任とれよ、ヲラッ。
少し乱暴な言葉遣いになってしまいました。すみません。
16日には、いろいろ問題になった「五山の送り火」があり、これでお精霊さ
んは再び戻って行きます。全国のみなさん、京都の人が全員、「放射能が飛び
散る」と思っているわけではないことを知ってくださいね。ぼくからもお願い
します。
送り火が終わると、猛暑なのになぜか秋っぽく感じられるのはなぜなんでしょ
うか。ぼくとママとの夏休みは、まだ始まったばかりなんですけど・・・。