ヘリコニア・ロストラタという名前を聞いてもピンときませんが、一度実物を見れば、だれも「オウムのくちばし」で記憶に残ります。
科名も 「オウムバナ科」というのがありそこに分類されています(バショウ科に入れることもあります)。
外国には この花を「釣り下がったロブスターのはさみ」と呼んでいるところもあります。たしかに、そんなふうにもみえます。
派手な「オウムのくちばし」は花ではなく 苞と言って 葉の変化したものです。
ほんとうの花部分は 苞の中にあります。ヘリコニアは特定の鳥によって受粉する「鳥媒花」です。その指定された鳥専用の窓口を作っているのです。
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