アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヤクシマリンドウ - 雄性先熟

2021-10-24 08:09:44 | みんなの花図鑑

屋久島の高山の岩上に生える小型のリンドウですが、撮った場所は 幸田憩いの農園の園芸コーナーです。




「屋久島の固有種で、環境省のレッドリスト絶滅危惧ⅠB類(近い将来絶滅の危険性が高い)に指定されている貴重なお花で、屋久島の高山帯の花崗岩の割れ目に生えています。」(aperuy「ヤクシマリンドウ」)




雄しべが5本、中心の雌しべを覆い隠すように中央に集合しています。この状態を雄性期といいます。




雄性期(花粉の放出)が終わると、おしべは 花弁のほうに離れていきます。




中から りっぱな子房の雌しべが現れます。









雌しべの先端が割れ始めます。柱頭が熟しだします。




2つに割れた柱頭が活動を始めます。雌性期です。




現地での花期は8〜9月。




2 コメント

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リンドウ (カンサン)
2021-10-24 19:23:16
アブリルさんへ、リンドウは私が住んでいる近くでは見られない花です。どこか、田園地帯か山に行かないと自然な状態では見られません。
本土で一番人口の少ない村、数年前の秋に奈良県野迫川村に行って、伯母子岳に登った時、山頂にリンドウが咲いていました。
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Re: カンサンさん^^ (アブリル)
2021-10-24 21:06:54
カンサンさん、こんばんは~
> 伯母子岳
うかつにも初めて聞き、検索しましたが、
奥高野の秘境にそびえる山なんですねぇ
リンドウが似合うような雰囲気です
(コロナも嵐の前の静けさか、一息ついてますが…これで終わりではないんでしょうね
これから、大谷翔平の特集、観ます
藤井君と大谷さん、今年はこれで元気づけられましたからね^^)
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