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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ユーパトリウム - アゲラタムにそっくり

2020-09-18 18:17:35 | みんなの花図鑑
キク科のユーパトリウムですが、花はキク科のアゲラタム(オオカッコウアザミ)の花にそっくりです。


私も園芸に詳しくないので、あれっ、どっちだったっけとなります。そんなときは 葉を見るといいです。
ユーパトリウムの葉っぱの先は尖っていて三角状です。
アゲラタムのほうは キクの葉に似てるかな?
〔参考〕アゲラタム - 安城デンパーク




ずーっと 「花と虫」やってきましたので、一枚だけ 虫のいる画像をアップします。




ユーパトリウム(セイヨウフジバカマ)は、北アメリカに約4種が分布するキク科コノクリニウム属の多年草です。主に流通するのは、アメリカ南東部からメキシコにかけて分布するコノクリニウム・コエレスティヌム種(Conoclinium coelestinum)です。(ガーデニングの図鑑「ユーパトリウム(セイヨウフジバカマ)の育て方」)




ところで、花のほうはどうなってるのでしょう。
ユーパトリウムの最大の特徴は、他のキク亜科の花に見られるような舌状花(花弁のように見える小花)がありません。全部 筒状花で出来ています。




そしてこの長いひも状の器官は 雌しべの花柱で、各小花から 2つづつ出ています。




伸びた雌しべに白い粉のようなものが付いていますが、花粉でしょうか?




伸びているものが 雌しべだとすると、この画像では おしべがはっきり写っていないことになります。
他のキク科の筒状花からの推定ですが、最初に雄しべ筒が産まれ、そのあとその筒の中を貫通して この雌しべの花柱が伸びたんだろうと思います。




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