ジンチョウゲ(沈丁花)の蕾。
沈丁花は蕾の時代が長い。
蕾のときによくわかるように、赤い部分は筒型の萼片で、これの先端が開いて 花弁のようになって開花となります。
この一番よく見る外側がピンクの、内側が白色の花の沈丁花は「ウスイロジンチョウゲ」と呼ばれています。
沈丁花の学名は Daphne odora Thunb
属名 Daphne はギリシア神話の太陽神アポロンの求愛から逃れるために、自らの身を月桂樹に変えたダフネにちなみます。つまり、元々は月桂樹を Daphne と呼んだのでした。
種小名 odora は 「芳香のある」の意。
学名の3番目の Thunb は 学名の名付け親であるスウェーデンの植物学者カール・ペーテル・ツンベルク(Carl Peter Thunberg)の略号です。