
ジュリアガレージに佇む2000GTV
非常に長い時間が掛かりクライエント様にご迷惑をお掛けしましたが何とか完成を見ましたので
お披露目します。
クライエント様のリクエスト作業は下記でした。
■ エンジンO/H+ファインチューニング
■ ミッション・クラッチO/H
■ クーラー取付
■ 車検

エンジンO/H&クーラー取付完了 熱対策済
ザクっとエンジンのモディファイは下記になります。
■ 10.4ピストン&ライナー交換
■ コロンボ 280° 10.9 カムシャフト交換
■ クランクシャフトリバランス
■ ピストン等リバランス
■ フライホイール軽量化&リバランス
■ 一次チェーンテンショナー取付

デロルトからWEBERに交換
WEBERはアルファ純正を使用してO/HはDrが担当しました

全体的にトルクフルでレッドゾーンまでキッチリ回りますが、まだ余裕を残したチューンと言えましょう。
懸案のクーラー付けはそれなり苦労しました。
今回のコンセプトは以下でした。
■ R134冷媒仕様
■ 小型コンプレッサー仕様
■ 強力噴出し仕様(日立製)
■ オーバーヒート&熱対策

軽四用小型コンプレッサー
コンプレッサーマウントは伊藤忠純正をモディファイしております。
低圧ホースの取り回しが少々しんどいですがコスト重視でこのままいきます


オートスプリントヘッダー取付 ブレーキマスター熱対策済

最強日立製エバポ オートカットリレー取付
絶版パーツにつき入手は苦労しました。

アディショナルファン取付

バッテリー移設
通常トランク内に移設するバッテリーは出し入れが難儀ですが、下留めにしてネジ一本で簡単にスライドして
出し入れが出来ます。
マイナスアースもボディに加えてエンジンまでもう一本追加しました。(セルの回りが違う!)
オルタネーターは国産小型ICタイプに交換しましたが、ほぼ見えないので良しとします。
クーラーの効きは上々で、真夏でも十分に威力を発揮すると思われます。
オーバーヒート等はもちろんありません。
以上、何とか格好が付いたと思います。
諸事情にて作業がたいへん遅れたと事をお詫び申し上げます。
クーラーに関しては、ちょうどこれから活躍するので誠にタイムリーであるかと思います
