新聞に見るオーストラリア

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ザ・ガン

1000年01月01日 | キーワード
鉄道旅行: 
オーストラリア大陸の広さが実感できる大陸縦断鉄道ザ・ガン号の旅

日本の約21倍の広さを持つオーストラリア。そうした大陸の広さを実感するには、やはり陸路の旅がおすすめです。なかでも豪華寝台列車での旅は、世界中の鉄道ファンが憧れる旅のひとつです。

オーストラリアには世界的に知られる豪華列車がいくつかあり、中でもアデレード~ダーウィンを結ぶ世界で唯一の大陸縦断特急ザ・ガン号は大人気です。 「ガン」という変わった名称は、かつて大陸の内陸探査に活躍したラクダの隊列(当時ラクダの隊列はラクダの輸出元であるアフガニスタンにちなみアフガンと呼ばれていた)に由来しています。今も名前通り、大陸を疾走する先頭車両にはラクダの絵が描かれています。

 ザ・ガン号は、一等寝台車にあたるゴールドカンガルークラスと二等車両にあたるレッドカンガルークラスに分かれています。バックパッカーには手頃な料金のレッドカンガルークラスが人気ですが、どうせなら最高の設備、最高のサービスが受けられるゴールドカンガルークラスに乗ってみたいもの。二人部屋のコンパートメント(夜間には二段ベッドになります)には、シャワー、トイレが完備され、毎朝モーニングコーヒーのサービスもあります。料金に含まれる食事は、優雅な雰囲気のレストランカーで。朝は英国風フルブレックファスト、昼、夜は3コースの食事となります。

 アデレード近辺のブドウ畑や牧草地、内陸部のアウトバックと呼ばれる赤土の土漠、北部キャサリンを超えると熱帯の森やアリ塚など、大陸のさまざまな表情を車窓に見ることができます。また、2泊3日の行程の中、アリス・スプリングス、キャサリンでは数時間のオフトレインツアーも催行されています。もちろんアリス・スプリングスで途中下車し、ウルル(エアーズ・ロック)観光を数日かけて楽しみ、次の列車に乗り込むのもいいでしょう


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