豪暮らしの覚え書き

日々の暮らしの覚え書き。

初めての試み subcutaneous fluids(皮下点滴/輸液)

2018-08-29 | ネコ

うちのネコちゃんは1週間に175mlから200mlの輸液を入れるよう獣医さんに言われている。

1週間で2回に分け1回(1日)で75mlから100mlを入れるのに25mlのシリンジ(病院から支給)だと

3回から4回ネコちゃんに針を刺すことになるし、

自分1人でネコちゃんに輸液を入れるから何回も針刺しやシリンジに輸液を注入するのが大変で

ネコちゃんにも私にも相当なストレス。なので毎日1回25mlの輸液を入れていた。

毎日25mlの方が本当に気持ちが楽になった。

 

先週、ふとしたときに「あらかじめシリンジ(25ml)2つに輸液を注入しておいて1つ目をネコちゃんに注入し終わったら

針をそのままネコちゃんに刺したままで2つ目を注入できるのでは?出来たら皮下輸液も2日に1回(50ml)で良いし針も節約できる!」と、思い早速挑戦してみた。

25mlのシリンジ2つ

 

針を刺したままシリンジを交換が一番の難関・・・ネコちゃんが大人しくしているかどうか。

なんせ1人でやるから・・・。

大体毎回うちのネコちゃんはブーブー文句を言うが頭と首を撫でてると逃げることはない。

1つ目を注入してすばやく2つ目に交換・・・・・・!出来た!!成功です!!やったーーーー!!!

結構簡単に2つ目交換できたな。えらいぞ自分!!

 

2日後、前回は成功したけど今回はどうだろう・・・。

1つ目のシリンジを抜いたら・・・!ええー!!どうしてーーー???

なんと!液が勝手に体に吸い込まれて管に空気が3cmくらい入ってる!

少量の空気なら体に入っても大丈夫らしいけどさすがに3cmは多いよな・・・。

と思い、結局一旦針を抜いて2つ目のシリンジを付け管の空気を抜いてからまた針をネコちゃんに刺し注入。

あぁ・・・。失敗。

なぜにシリンジを抜いたとたん勝手に液が吸い込まれたのだろう?

管は下がっていたんだけれどなー。不思議!

 

また2日後。前回の失敗を踏まえて用意したのがクリップ(ヘアクリップ/消毒済)。

1つ目のシリンジを抜く前にクリップで管を挟んでおく。

そして2つ目のシリンジに交換・・・・!

やったーーー!成功したーー!

こうやればシリンジを交換しても空気が入らないぞ!!

えらいぞ自分!!

これで針を節約できるしネコちゃんと自分の負担も減るだろう!!

めでたしめでたし。

4cmくらいのヘアクリップ

シリンジ3つは2つでだいぶ慣れたら挑戦するつもり。

 

追記

2020年8月

2年後のネコちゃんは先生から褒められるほど血液検査の結果が良い(ほぼ標準値)。

皮下輸液も同じく週175mlから200ml入れている。

2日に1回50ml  と75ml 。

変わったことと言えばシ50mlシリンジも買えるようになってシリンジ交換無しの1回で入れることができる。

ヘアクリップも今では使用していない。

シリンジ交換の時しなくても液が吸い込まれることもなくなった。

比翼針のシリンジ差し込みを針先(猫に刺している所)より下にすれば液が吸い込まれない事が分かった為。

以前は寝ている時にしたり、膝に乗せて行っていたが今は、

ネコちゃんを105cmの高さのドレッサーの上(お気に入りの場所)に乗せ、

階段を外し降りないようにして皮下輸液を行っている。

うちのネコちゃんは関節炎を患っているので高いとこから降りられない為、階段をはずすと逃げないのである。

元々ビビりで大人しいので一人でも余裕で皮下輸液ができる。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿