10年前の2002年9月23日は
大阪プロレスIMPホール大会
伝説の三大シングルマッチが行われた日です
ケガによる欠場等によって急遽組まれた三つのカード
次期大阪王座挑戦者決定戦と銘打たれ
ビリーの出世試合となった
「ツバサvsビリーケン・キッド」戦
○ビリー(逆さ押さえ込み)ツバサ×
正規軍・ルード軍頂上対決であり
ケンカマッチとなった
「村浜武洋vsGamma」戦
○Gamma(エビ固め)村浜×
以上二試合も大阪プロレス史に残る死闘でしたが
その日もっとも観衆の度肝を抜き
”プロレスの一線を超えた死闘”
”大阪プロレス史に残る壮絶なシバキ合い”として
今なお語り継がれているのが
「”ビッグボス”MA-G-MA※vsブラックバファロー」戦です
ツバサとのタッグで(当時)人気絶頂のバファローと
その年の春に怪獣Zマンドラから変身&ヒールターン
「お前ら見たらわかるやろ!」の言葉通り
連勝街道を驀進していたMA-G-MA
そんな両者がメインで激突しました
試合前からヒートアップする両者
序盤は静かな展開でしたが
MA-G-MAがイスを持ち出し
お互いの頭をぶち抜いたあたりから俄然ヒートアップ
両者真っ向勝負 力と力のぶつかり合い
しかしMA-G-MAの攻撃の前に
次第にバファロー劣勢
防戦に回り返し技が増えだします
それではフォールを奪えず
逆にMA-G-MAは多彩な攻撃でバファローを追い詰め
遂に必殺技ラストライドへ!
しかしこの流れを読んでいたバファロー
無防備なMA-G-MAの頭にパンチ連発脱出を図る!
だがMA-G-MA
これに動ぜずマットへ叩きつけ! すかさずフォール!!
バファローカウント2で返す!
衝撃でボロボロのバファロー
ファンの子供たち声も無くただ見つめるのみ
しかしMA-G-MAそんなバファローを無慈悲に掴み上げ
容赦なく再度ラストライド!!
さらに
三度バファローをリフトアップ
充分な溜めをつくり
ラーーーースト ライド!!!
もはや無抵抗のバファロー
人形のように叩き付けられピクリとも動きません
さらに攻撃を続けようとするMA-G-MA
ここで「これ以上は危険!」と判断したレフェリーが試合をストップ
試合はMA-G-MAの一方的な勝利で幕を閉じます
○ビッグボスMA-G-MA(TKO)ブラックバファロー×
この日
文字通りバファローをボコボコにして勝利したMA-G-MA勢いそのままに
秋の大阪最強決定シングルトーナメント「天王山」を三年連続制覇
「大阪で一番強い男」の称号をほしいままに
日本のプロレスマットに覇を唱えるのでした
今にして思えば
この試合は「大阪一強い」MA-G-MA選手の
原点・出発点といえる試合でした
※大阪プロレス離脱後リングネームを
現在の「マグニチュード岸和田」に改名
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