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~私が感銘・共感できる代替医療の備忘録~

ドイツで発見された短鎖ペプチド(抗生物質に変わる物質)

2013-02-27 14:52:25 |    ・ペプチド


InDeepさんからの転載

フラウンホーファー協会 研究ニュース 2011.06.08

抗生物質に代わるもの

抗生物質は、医学での最も偉大な業績のひとつといえる。

しかし、近年、以前のこの多目的の「医学の武器」が次第に伝染病との戦いにおいて負ける局面が多くなってきた。バクテリアはますます抗生物質に対しての耐性を獲得し続けている。

そんな中、フラウンホーファー研究所の研究者たちは、ペニシリンと関連した薬剤の治療と同等の価値を持つと思われる物質を発見した。




▲ 抗菌性ペプチドが、虫歯の原因となるミュータンス連鎖球菌の成長を確実に止めた様子を見ることができる。


現在、ますます多くの病原菌が、抗生物質に耐性を持つようになり、その中のいくつかの細菌には、すでに抗生物質がまったく効かないという状態になっている。

世界保健機構 WHO の事務局長マーガレット・チャン氏は、かつて強力に治療効果のあったそれら抗生物質について警告を発しており、これに対して何らかの手立てを打たなければ、現在多く発生している感染症を治療することができなくなることも想定されると発表している。


2010年には抗生物質の多くに耐性を持つ結核に約 50万人が感染し、その約3分の1が死亡した。

病原体が次々と耐性を獲得していることに関しては、ペニシリンや他の抗生物質の濫用にあると WHO は指摘している。


ライプチヒにあるフラウンホーファー研究所の細胞理論と免疫研究部門の科学者たちは、抗生物質に代わるものを発見した。

それは抗菌性ペプチドで、近い将来、これが病原体との戦いを始めると思われる。

研究者のひとり、アンドレアス・シューベルト博士はこう言う。

「我々はすでに、腸球菌、酵母、カビなどの様々な微生物だけでなく、人間の口腔内に発見されている虫歯の原因となるミュータンス連鎖球菌などのヒト病原性細菌を殺すアミノ酸と、これらの短鎖の 20の特定に成功した。耐性黄色ブドウ球菌には、完全に対抗できるというわけではないが、その成長はかなり抑制されたことが確認された」。

研究者たちは、ありふれた殺真菌性の殺菌ペプチドを、試験管内で人工的に構成された条件下のさざまなバリエーションで、微生物に対しての試験を繰り返した。

たとえば、人工に生産された抗菌性ペプチドの元で1時間培養された腐敗菌の場合、その新しいペプチドには、カチオン性アミノ酸残基が含まれており、それは負に荷電した細菌の細胞膜と結合した。それらの試験で、研究者たちは、病原体の生存率を未処理のものと比較し、その中で、20程度のアミノ酸の短鎖ペプチドに焦点を当てた。


「試験されたペプチドの有効性の範囲には、細菌やカビだけでなく、脂質エンベロープウイルスも含まれている。そして、もう一つ重要な点は、これらが健康な体細胞には影響しないということだ」と、研究者は言う。


細菌による食品の汚染は、毎年、食品業界に非常に大きな被害を与えており、食品産業では、この抗菌性ペプチドで利益を上げることもできる。新鮮なレタスや、他のサラダ用の野菜は、毎年のように細菌による汚染の問題が発生する。

これらの製造工程の間に抗菌性ペプチドを加えることによって、食品の貯蔵寿命を改善されることができるのだ。

「短鎖ペプチドが食品に加えられてもアレルギーなどの原因にはならないので、可能性は大きい」と、シューベルト博士は言う。

(転載終了)


☆一口メモ

「ペプチド」、これは今後特に注目していかなければならないと思っています。

国立がん研究センターでは、「がんペプチドワクチン」の試験が進んでいます。

HPから一部を引用しますと、

『早期がんを視野にいれた研究を』

次に必要なのは、「がんが進行していない、元気な患者さんにがんペプチド療法を行い、効果を検証すること」と中面さんはいう。

「患者さんの免疫力をもとにした治療ですから、元気な患者さんで大きな効果が得られる可能性は高い。

今までは治療法のなくなった進行再発がんの患者さんにしか治療が行えず、1度がんが大きくなっても、あとから小さくなるといった例も、免疫療法ではありえるのですが、ちょっとでもがんが大きくなったら、治療を中止することがきびしく求められました。

(引用終了)

免疫療法は、手術、抗癌剤、放射線に続く、第4のがん療法と言われています。

現代医学の免疫療法、正しい方向性に向かってくれればと願うばかりです。

現代正統派医学界でも免疫に着目した治療法が非常に注目されてきていますので、今後も免疫療法などの情報を掲載していきたいと思います。

なぜなら、知る事で救われる人がいるかもしれないからです。

しかしながら、やはり私はホリスティックな視点で人間をみつめ、自然療法を利用して健康管理をしていきたいと思っています。

なにはともあれ、健康の為には、結局は免疫が正常通り働いていれば良い話なんですから、普段から免疫を下げないような生活をしていたら、がん他、あらゆる病気にはかかりません。

免疫を下げない生活、それが簡単なら誰も苦労はしないわけですけど、自然療法をする上で、ホリスティックな視点、これは絶対に忘れてはならないと思っています。

自然療法を取り入れるということは、生き方の問題にもなってきますから、色々と考えさせられる事も増えますね。

でも、ホリスティックな視点で物事を考えられるようになると、人生に深みが増し豊かさが増すとは思います。

そこが、肉体的健康の他に得られる大きな利点といえるかもしれませんね。

 


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自然体の幸せ地球人『フェリスライフコーチ』&

『ホリスティックヘルスプロデューサー』井元希です

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