治る力、癒しの旅

自発的治癒の探求、考察、実践でホリスティックな健康を!
~私が感銘・共感できる代替医療の備忘録~

抗生物質への暴露による腸内細菌とパーキンソン病の関連について。

2019-12-03 01:28:17 |  ・腸内細菌叢

皆さんこんにちは!

さて、この度は抗生剤が

いかに腸内細菌を滅茶苦茶にしてしまうのか、

その研究報告がありますので、記事を投稿させて頂きました。

いつも読んでいる方のブログの方に書かれてありますので、

下記リンクよりお読みいただきたいと思います。

 

私はホメオパシーを学び始めた12年前より抗生剤は一切取っていません。

歯を二本抜いて歯槽骨を削った時も、

その後に、20年近く前の歯の神経治療の悪影響により、

慢性副鼻腔炎になり歯を2本抜いて1本は再植の手術をしましたが、

その時も痛み止めは流石に2錠くらいは摂ったように思いますが、

その他の抗生剤などは飲みませんでした。

私には抗生剤の代替として使える自然なものが手元にあるので、

摂らなくても良いのですが、今思えば、

そういった時に抗生剤や解熱剤、痛み止めなど、

2、3日飲むのなら別に良かったのではないのかなとは思います。

内蔵や腸内細菌のケアをしっかりしていたら、

一次的な薬害は最小限にとどめる事ができ、

後でホメオパシーで解毒もできますし。

なので、一般的な普通の方は医師の処方はしっかりと守り、

ちゃんと摂ってくださいね。

ちなみに、歯槽骨を削った時に驚くべき事が起こりました。

治療をしたその部分の下の顎の皮膚からなんと!

歯科治療で使う2センチくらいの針がでてきたのです!

その時の治療では使わない針でしので、以前の治療で歯の中に

置き去りにされてしまった針だという事になるのだと思いますが、

この細い針が血管に入ってしまっていたら、一体どうなっていたのでしょう。

治療をしていただいた歯科医院は自然な方法で治療をしてくれる医院であり、

治療の最中にレメディも投与されていましたし、

私自身もホメオパシーのレメディで対処していたので、

ちゃんと最も安全な場所から自己免疫機能が出してくれたのだと思います。

お薬をガンガンに摂っていたら、免疫が正常に働かないので、

治療した患部近くの皮膚からは出てこなかったのではないだろうかと思う訳です。

その時というのは、治療をして1週間になり幹部の痛みはないのに、

あごを触ると死ぬほど痛いしこりができていまして、

何か細長いものが入っているように感じられ、ちょっと押してみたら、

血なども一切でずに、皮膚から針だけが出てきたのです。

それがでてくるまで、

その痛すぎるしこりが何なのかは全く分かりませんでした。

自発的治癒の力により、こんな奇跡のような事が起こるのだなと、

つくづく感心したものです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、

アトピーも自閉症も腸内細菌との関わりが
明らかになってますが、その他の脳疾患、
ありとあらゆる病気とも腸内細菌は関わっています。


腸内細菌については、
私が講義用に文字だけで簡潔にまとめたものでも
6ページにもなり、長すぎるので掲載しませんが、
腸内細菌は健康への大きな鍵なのです。

日本人は抗生剤や解熱剤に慣れしたんでいる

世界的にも稀な人種ですが、
その嗜好?は間違っていますよね。
普通に生きていたら、
本当に必要な時は、そんなにないはずです。

そろそろ改めないと難病まっしぐらです…
抗生剤が健康の要である腸内細菌をも殺菌してしまうのは
皆さんも良くご存知だと思いますが、こちらの記事を是非お読みください!

In Deepさんの記事から一部抜粋しました

「抗生物質への暴露とパーキンソン病の関連は、患者のかなりの割合で、おそらく、パーキンソン病の病理が腸内微生物環境の変化に起因する可能性があるという見解に向かうと思われます」

「パーキンソン病患者の腸内の細菌組成が異常であることは、これまでも知られていましたが、原因は不明でした。私たちの今回の研究の結果は、腸内細菌叢に強く影響することが知られている抗生物質が素因になる可能性があることを示唆しています。それらは一般的に使用される抗生物質でした」

パーキンソン病の患者においては、20年以上前から、腸に典型的な病理学的変化があることが観察されている。また、便秘、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患の患者の人たちは、パーキンソン病を発症するリスクが高いことも知られている。

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健康の要~腸内細菌叢の新細菌論~

2012-11-01 11:38:55 |  ・腸内細菌叢

腸内細菌叢の健全性は、健康を考える上で大変重要です。今日は、腸内細菌研究者の高畑宗明博士のブログ「科学と世界と自分」から腸内細菌叢についての記事をご紹介します。


(転載開始)


みなさんは、体中に「菌」が住んでいる事をご存知でしょうか?口、皮膚、膣、そして腸に至るまで、数えきれないくらいの「菌」と一緒に暮らしています。

数年前までは、私たちのお腹には「100種類100兆個」の「腸内細菌」が住んでいると言われてきました。

しかし、ここ2年くらいの間に、微生物を探す技術が飛躍的に進歩し、なんとその10倍の1000種類1000兆個の腸内細菌が住んでいる事が分かってきたのです。

普段、「微生物の重さ」なんて意識する事はありませんよね。

でも、この腸内細菌をまとめると、なんと1.5kgにもなるのです。

体重60kgの人は、そのうち1.5kgが「菌」の重さなのです。

私たちの体は、60兆個の細胞でできていますから、それよりも遥かに多い数の「菌」が住んでいるのです。

それでは、こんなにたくさんの腸内細菌は、一体なぜ住んでいるのでしょうか。


腸内細菌は人体最大の「新しい臓器」

私たちの体では、自分で作る事ができる栄養素が限られています。

例えばビタミンは、ほとんど体の中で作ることができません。

そのため、食事やお肉から摂取する必要があります。

腸内細菌は、こうした人間が作れない種類のアミノ酸やビタミン、その他色々な栄養素を作ってくれるのです。

また、近年、腸内細菌がいなければ「免疫機能」も働かないことが明らかになっています。

研究手法として、腸内細菌のいない「腸内無菌マウス(ネズミ)」を作ることができます。

この無菌マウスでは、驚く事に免疫反応が起きない事が分かっています。

また、免疫に関わる遺伝子やタンパク質も、腸内には存在しません(存在しないというか働いていません)。

この無菌マウスに、少しずつビフィズス菌や乳酸菌を口から加えていくと、それに従って免疫遺伝子が現れてきます。

面白い事に、普段「悪玉菌」として嫌われている大腸菌や、クロストリジウム菌も、加えていくと新しい免疫遺伝子が現れてきます。

これは、普段悪玉菌と言われている菌も、実は「免疫機能が働くスイッチ」になっていることを示しているのです。

腸内細菌は、肝臓にも匹敵するくらいの膨大な仕事を体の中で行っています。

このように、体にとって欠かせない「腸内細菌」は、「新しい臓器」として考えられるようになりました。



最先端の研究は「腸内細菌を集団として考えている」

2010年11月25日号の世界的な研究雑誌である「Nature」に、とてもおもしろい記事が掲載されました。

タイトルは「The new germ theory」。日本語では「新・細菌論」と訳せます。

つい数年前までは、腸内環境を整えるためには1つの乳酸菌やビフィズス菌を食べれば良いと考えられていました。

そして、ヨーグルトにたくさんの乳酸菌を入れたり、粉末で1種類の乳酸菌やビフィズス菌をサプリメントで食べたりという商品が出ています。

この考え方は、今も多くの人が言っていますし、病院でも「整腸剤」として乳酸菌粉末が処方されています。

でも、この「Nature」の記事では、『1種類の菌だけ摂っても体には定着しない。そうではなくて、腸内細菌を集合体として考えなければならない』と伝えています。

例えばアレルギーや喘息、クローン病や自閉症など、腸の乱れによっておこる病気は、1000種類いる腸内細菌のバランスが乱れる事によって発症している可能性があります。

その時に、1種類の菌だけを大量に体に摂っても、根本的な改善にはならないのです。

腸内細菌は、1億人いれば1億パターンあると言われています。

あなたと、隣の人の腸内細菌は同じではないのです。

顔や性格のように、腸内細菌も「十人十色」ですね。

1つの機能性成分や1つの有用菌を口から摂っただけでは、腸内細菌のバランスは良くなりません。

むしろ、ある特定の菌だけが強くなると、「臓器」としての機能を乱してしまうのです。

要するに、1000種類もいる腸内細菌のバランスを、どうやって整えるかが大切なポイントなのです。

「生きた乳酸菌を摂ること」「死んだ乳酸菌でも大丈夫なこと」「腸内細菌にエサを与えること」「バランスの良い食生活」「自律神経を整えること」など、色々なポイントがあります。

次回から、そういったポイントについて書きたいと思います。

(転載終了)


☆ポイント

・1000種類1000兆個の腸内細菌が住んでいて、腸内細菌の重さは1.5kgにもなる

・その働きは、人間が作れない種類のアミノ酸やビタミン、その他色々な栄養素を作ってくれる事

・腸内細菌がいなければ「免疫機能」も働かない

・普段悪玉菌と言われている菌も、実は「免疫機能が働くスイッチ」になっている

・腸内細菌は十人十色であり、1種類の菌だけ摂っても体には定着しない

・腸内細菌を集合体として考えなければならない

・アレルギーや喘息、クローン病や自閉症など、腸の乱れによっておこる病気は、1000種類いる腸内細菌のバランスが乱れる事によって発症している可能性がある

・1つの機能性成分や1つの有用菌を口から摂るなど、ある特定の菌だけが強くなると、「臓器」としての機能を乱してしまう

・1000種類もいる腸内細菌のバランスを、どうやって整えるかが大切なポイント


☆一口メモ

体内の中で複雑かつ重要な働きをしている腸内細菌叢です。

たった一種類の菌入りの食品を食べただけで腸内環境が整うなんていう事はありませんので、色々な種類の微生物を体に取り入れて、腸内細菌叢全体を改善していく事を心がけて食事をすると良いですね。

また、熱を加えていない新鮮な食材には色々な微生物が住んでいるので、多種類の食材を新鮮なまま食卓に取り入れることが大切です。

味噌や醤油(何種類もの微生物で発酵されている)などの伝統的発酵食品や、機能性ヨーグルトなら何種類もの微生物で発酵されたものを選ぶと良いでしょう。

なお、味噌や醤油も同じ商品には同じ微生物しか入っていませんので、毎日同じ物を食べるのではなく、違ったものを取り入れると良さそうですね。

でも、生まれたばかりの赤ちゃんの腸内細菌バランスは生まれ出た時の環境と出産時のお母さんの腸内環境を引き継いで形成されていくという事を考えると、腸内細菌叢のバランスの乱れを整える究極の方法は、幼い頃から食べていた発酵食品を食べたり、育った地域で療養したり、究極的には母親と同じ空気を吸って生活する事なのかもしれません。

基本的には、生まれ育った地域の地場は乱れた気のバランスを整えてくれるものですし、腸内細菌叢の形成の過程を考えましても、生まれ育った土地の食べ物が体にとっては一番合う事は間違いないと思います。

私が幼い頃から毎日の様に食べていた生まれ育った地域で生産された「なまはげ納豆」を時々食べたいと思うのは、腸内細菌のバランス維持の為に体が欲しているせいかもしれませんね。

 

 

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自然体の幸せ地球人『フェリスライフコーチ』&

『ホリスティックヘルスプロデューサー』井元希です

 地球と地球人の健康と自然体な生き方をサポートしています

 

・・・皆さまがいつも温かな幸せにつつまれますように・・・

 

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