ゲイリー・ムーアが天国へ旅立ち、先に来ていたフィル・ライノットと会った時、二人が最初に何を話したのか考えてみた。
フィル:お前、随分歳とったな。それに随分太ったし。
ゲイリー:お前が早く行き過ぎるんだよ。これぐらいの歳になればそりゃ太ったりもするだろ。
フィル:そう言うもんなのか?
ゲイリー:ああ、そう言うもんだよ。ところでお前は銅像になったんだぞ。ダブリンに立ってる。
フィル:知ってる(ニヤニヤ)。
ゲイリー:知ってるのか!?
フィル:知ってるよ。一度見に行ったんだ。まぁまぁだったな。お前のライブに行った事だってあるんだぞ(ニヤニヤ)。
ゲイリー:・・・そうか・・・やっぱりな。
フィル:俺がいるって分かったのか?
ゲイリー:まぁ・・・感じるもんだよ、そう言うのは。
フィル:へぇ、そうか。俺はお前にまた会えて嬉しいよ。
こんな感じかなぁ。
フィル・ライノットはアイルランド出身のバンドTHINLIZZYのベースヴォーカルで、1986年ドラッグによって亡くなりました。
ゲイリー・ムーアはギターリストでTHINLIZZYの元メンバー。2011年58歳でこの世を去りました。
THIN LIZZY名義で「Dedication」と言う曲があります。これはフィルの死後、彼の追悼のために制作されたアルバムの中にある曲でフィルのソロでの曲を、彼に馴染み深いメンバーが演奏し収録された物のようです。
「dedicate」とは捧げると言う意味。
自分の死に対して追悼の意味を持つ曲となるとは、創ったフィル・ライノット本人も夢にも思わなかったんじゃないかと思うと不思議な気持ちになります。
早くに天国へ旅立ってしまった素晴らしいミュージシャン達は、きっと音楽の中で生き続けているんだとアタシは思うんです。
フィル・ライノットがこの世を去ったのは、偶然にも藤岡幹大さんと同じ36歳。
この曲の印象深く力強いギターフレーズを聴いていると勇気が湧いて来るような気になります。
繰り返される美しく誇り高いギターリフレインの中に、絶対に、絶対に、彼らは生きてる。
愛するミュージシャンを失い途方に暮れる時、助けてくれるのもまたミュージシャンなのかもしれない。
昨日より今日、今日よりも明日、少しづつ悲しみを力に変えてゆこう。
Thin Lizzy Dedication(HQ)
フィル:お前、随分歳とったな。それに随分太ったし。
ゲイリー:お前が早く行き過ぎるんだよ。これぐらいの歳になればそりゃ太ったりもするだろ。
フィル:そう言うもんなのか?
ゲイリー:ああ、そう言うもんだよ。ところでお前は銅像になったんだぞ。ダブリンに立ってる。
フィル:知ってる(ニヤニヤ)。
ゲイリー:知ってるのか!?
フィル:知ってるよ。一度見に行ったんだ。まぁまぁだったな。お前のライブに行った事だってあるんだぞ(ニヤニヤ)。
ゲイリー:・・・そうか・・・やっぱりな。
フィル:俺がいるって分かったのか?
ゲイリー:まぁ・・・感じるもんだよ、そう言うのは。
フィル:へぇ、そうか。俺はお前にまた会えて嬉しいよ。
こんな感じかなぁ。
フィル・ライノットはアイルランド出身のバンドTHINLIZZYのベースヴォーカルで、1986年ドラッグによって亡くなりました。
ゲイリー・ムーアはギターリストでTHINLIZZYの元メンバー。2011年58歳でこの世を去りました。
THIN LIZZY名義で「Dedication」と言う曲があります。これはフィルの死後、彼の追悼のために制作されたアルバムの中にある曲でフィルのソロでの曲を、彼に馴染み深いメンバーが演奏し収録された物のようです。
「dedicate」とは捧げると言う意味。
自分の死に対して追悼の意味を持つ曲となるとは、創ったフィル・ライノット本人も夢にも思わなかったんじゃないかと思うと不思議な気持ちになります。
早くに天国へ旅立ってしまった素晴らしいミュージシャン達は、きっと音楽の中で生き続けているんだとアタシは思うんです。
フィル・ライノットがこの世を去ったのは、偶然にも藤岡幹大さんと同じ36歳。
この曲の印象深く力強いギターフレーズを聴いていると勇気が湧いて来るような気になります。
繰り返される美しく誇り高いギターリフレインの中に、絶対に、絶対に、彼らは生きてる。
愛するミュージシャンを失い途方に暮れる時、助けてくれるのもまたミュージシャンなのかもしれない。
昨日より今日、今日よりも明日、少しづつ悲しみを力に変えてゆこう。