引き続きネット検索を続けています。
本日は、goo で検索しました。
goo検索 キーワード:側弯症 結果 約3000件
3000件すべてを見ることはできませんでしたが、傾向はgoogle検索と同様に
多くは、民間療法を営業する方のサイトでした。
民間療法によって側弯症が治癒した、という発信をしている個人の方の
ブログは発見できていません。
とある民間療法者は、アダムスミス大学に博士論文を投稿し、理学博士の称号を
得た、と宣伝されていました。
アダムスミス大学については、下記のURLを参考にしてはいかがでしょう
http://khon.at.infoseek.co.jp/daigaku/adamsmith.html
また、Adam smith universityのホームページは
http://www.adamsmith.edu/index.htm です。
ちなみに、所在地は、Saipan サイパンです。
ヨガによって治療できる、と宣伝されているホームページもありました。
体験談が4件記載されているのですが、
そのうちレントゲン写真で矯正が確認できているのは、1件だけで
しかも、その1件は、「装具療法」によるものです。
残り3件について私見を述べさせていただきますと、
体験談2の患者さん :
30代女性。2年間のぶら下がりヨガにより、27度から17度に減少。
この方の場合は、いつ発症した側弯症なのか不明です。
思春期特発性側弯症の患者さんが、この30代女性の矯正写真を見て
ヨガで思春期特発性側弯症が治療できると誤解することが怖いです。
体験談3の患者さん :
左から右に写真が移るにしたがって、確かに胸部の変形が減少しているように見えます。
でも、この患者さんの腰部に注目すると骨盤の位置から腰椎L5,L4,L3,L2,L1の
ラインが正中をとおらずに、変形しているのがわかります。
L1を境に、再び胸郭にかけて右側convex変形があります。
骨盤に対して、対軸が左傾しているのもわかります。
体験談4のアシスタント講師のかた :
右胸部そくわん 約98度 と記載されています。
98度というのは、脊椎がほとんど横倒れしてしまうほどの角度です。
直ちに手術しなければ、生命維持にも影響します。
写真を見るかぎり、この方は98度ではありません。
どうしてこうも、悩んでいる患者さんを惑わすような宣伝をするのでしょうか !!
ヨガが身体に良いのは否定はしません。
柔軟体操をし、筋力を整え、呼吸法を整えることは健康に良いと思います。
運動することは側弯症治療にも役立つと思います。
でも、そのことと、ヨガで「装具療法が不要になります」的な宣伝をすることは
許されるものではありません。
運動療法は側弯症治療にも効果的だと思います。
でも、それは、定期的に側弯症専門医に診てもらい、アドバイスをもらいながら
実施されてこそ、安全に進めることができるのではないでしょうか?
患者さんの健康を真剣に考えたら、すべきことと、してはいけないことの区別は
自ずとわかるはずです。
(御願い:本ブログ内で使用している「整体」とは、特発性側弯症を医学的根拠を
示すことなく治療できると宣伝し、特発性側弯症という原因不明の病気で苦しんで
いる患者さんとそのご家族を「ビジネス」のために利用している一部の整体のこと
を示しています。そのような整体のために、多くの良識ある整体の方々が同列で
呼称されることは本意ではないかと思いますが、その点に関しては整体という業界
内で解決されることを期待しております。業界基準と倫理規定を持たれているカイロプラクティックの方々は、もちろん含むものではありません)
本日は、goo で検索しました。
goo検索 キーワード:側弯症 結果 約3000件
3000件すべてを見ることはできませんでしたが、傾向はgoogle検索と同様に
多くは、民間療法を営業する方のサイトでした。
民間療法によって側弯症が治癒した、という発信をしている個人の方の
ブログは発見できていません。
とある民間療法者は、アダムスミス大学に博士論文を投稿し、理学博士の称号を
得た、と宣伝されていました。
アダムスミス大学については、下記のURLを参考にしてはいかがでしょう
http://khon.at.infoseek.co.jp/daigaku/adamsmith.html
また、Adam smith universityのホームページは
http://www.adamsmith.edu/index.htm です。
ちなみに、所在地は、Saipan サイパンです。
ヨガによって治療できる、と宣伝されているホームページもありました。
体験談が4件記載されているのですが、
そのうちレントゲン写真で矯正が確認できているのは、1件だけで
しかも、その1件は、「装具療法」によるものです。
残り3件について私見を述べさせていただきますと、
体験談2の患者さん :
30代女性。2年間のぶら下がりヨガにより、27度から17度に減少。
この方の場合は、いつ発症した側弯症なのか不明です。
思春期特発性側弯症の患者さんが、この30代女性の矯正写真を見て
ヨガで思春期特発性側弯症が治療できると誤解することが怖いです。
体験談3の患者さん :
左から右に写真が移るにしたがって、確かに胸部の変形が減少しているように見えます。
でも、この患者さんの腰部に注目すると骨盤の位置から腰椎L5,L4,L3,L2,L1の
ラインが正中をとおらずに、変形しているのがわかります。
L1を境に、再び胸郭にかけて右側convex変形があります。
骨盤に対して、対軸が左傾しているのもわかります。
体験談4のアシスタント講師のかた :
右胸部そくわん 約98度 と記載されています。
98度というのは、脊椎がほとんど横倒れしてしまうほどの角度です。
直ちに手術しなければ、生命維持にも影響します。
写真を見るかぎり、この方は98度ではありません。
どうしてこうも、悩んでいる患者さんを惑わすような宣伝をするのでしょうか !!
ヨガが身体に良いのは否定はしません。
柔軟体操をし、筋力を整え、呼吸法を整えることは健康に良いと思います。
運動することは側弯症治療にも役立つと思います。
でも、そのことと、ヨガで「装具療法が不要になります」的な宣伝をすることは
許されるものではありません。
運動療法は側弯症治療にも効果的だと思います。
でも、それは、定期的に側弯症専門医に診てもらい、アドバイスをもらいながら
実施されてこそ、安全に進めることができるのではないでしょうか?
患者さんの健康を真剣に考えたら、すべきことと、してはいけないことの区別は
自ずとわかるはずです。
(御願い:本ブログ内で使用している「整体」とは、特発性側弯症を医学的根拠を
示すことなく治療できると宣伝し、特発性側弯症という原因不明の病気で苦しんで
いる患者さんとそのご家族を「ビジネス」のために利用している一部の整体のこと
を示しています。そのような整体のために、多くの良識ある整体の方々が同列で
呼称されることは本意ではないかと思いますが、その点に関しては整体という業界
内で解決されることを期待しております。業界基準と倫理規定を持たれているカイロプラクティックの方々は、もちろん含むものではありません)