~step by step~[ 側弯症ライブラリー]患者の皆さんへ

側弯症(側わん症/側湾症/そくわん)治療に関する資料と情報を発信するためのブログです

5月31日投稿えにまるさんへ ...... こちらこそ、ご協力ありがとうございました

2009-06-02 01:13:02 | VEPTR COM JAPAN
はじめまして! (えにまる)
2009-05-31 22:49:08
こんばんは!
先日、私のブログに訪問して頂いていたみたいで、
ありがとうございました。
今頃ですが、気づきました・・すみませんです。

昨年は、ベプターの嘆願運動に参加できまして、
私を始めとするたくさんの友人も、
協力で来た事、そして何よりも、皆の力が集まって
認可されたことに、多大なる喜びを感じていました。

私も、参加できた事を誇りに思いますし、
自分の中で、社会福祉というもののありかたなど、
目標になるものを見つけることができました。

我が子も、先天性口唇口蓋裂です。
手術など確立されている時代に生まれてきてくれたからこそ、
不自由のない今があります。

そのことに感謝しながら、障害をもつお子さんの
力にこれからも、少しでも協力できればと思って
います。

本当にありがとうございました。

......................................................................

 えにまるさんへ

 ご丁寧なお言葉、いたみいります。
 わたしのほうこそ、えにまるさんはじめ、多くの皆さんのご協力に感謝しても
 しきれないものがあります。
 本当にありがとうございました。

   >>私も、参加できた事を誇りに思いますし、
   >>自分の中で、社会福祉というもののありかたなど、
   >>目標になるものを見つけることができました。

 嬉しいお言葉ですね
 普段の生活のなかで、「他人」に優しくする、ということが理念としては理解は
できていても、実際に行う。ということになりますと、これがなかなかに簡単では
ありません。
ときには、自分の思いが正しいのかと思い悩むこともありますし....これは私自身の
ことですが..... なによりも、なぜ自分(達)のこの思いが通じないんだ、という
ような「大衆」に対する怒りにも似たような気持ちにもかられるものです.....
と、これも私自身の経験ですが......

少しづつ、少しづつ何かを積み重ねていくしかないのだと思います。そのときに
「仲間」と呼べる人たちがそばにいてくれると、意思は継続の“力”へとステップ
アップしてくれるようで、ひとりよりはふたり、ふたりよりは三人と、輪が広がって
くれることが社会への働きかけの原動力になりますよね。

世界の半分は、女性です。
皆さんがちょっとづつ声をあげるだけで、社会を大きく変える力になります。
私は、このブログの主題である側弯症という病気を通じて、日本の医学の現状や
行政の実態などを勉強するほどに、皆さんが「考える」主体になって欲しい。
そういう願いもあります。

話はずれてしまうかもしれませんが、かつて福島県で出産にともなう死亡事故が
あり、その執刀医が逮捕される。という事件がありました。それ以前からも、多く
の新聞やテレビで報道されているように、小児科医師の減少、産婦人科医師の離脱
全般的な医師不足、病院の閉鎖等のニュースがひきも切らずに続いています。
この傾向は、続くこと-増えることはあっても、当面は解決することはないでしょう

日々健康に過ごしている大勢の人たちには、これらのニュースも実は他人事にしか
映りません。そんなことにかまっていられないほどに、自分のいまの目の前の仕事
や対処しなければならない日常生活があるからです。
でも、そうしているうちに、事態はどんどんと進んでいきます。悪い方向に進んで
いきます。政府や政治が何か手をうってくれるだろう、と普通は考えます。それが
普通の感覚です。
でも、残念なことですが、このいまの日本の行政にはこの現状を打開する方策は
ないと思います。

......すみません、どうも、話がどんどんと脱線していくようです。

高速道路が1000円で載り放題という施策が行われ、それを享受された方も大勢おら
れると思います。でも、何かおかしいと思われないでしょうか。そんなことで経済
が立ち直る? あの施策を実施するにも「財政」負担が発生しています。そのお金が
あるなら、赤字の病院を再建する資金にまわしたら?  疲れきっている先生がたに
もっと余力の生まれる体制を作ることにお金をまわしたら?

先の福島の死亡事故にしても、その前段階としては、福島県内の産婦人科医師が
どんどんと現場を離れて、残った先生がたにますます大きな負担が生じていた。
という話もあるようです。

このブログを読んでいただいている皆さんの多くが、側弯症のお子さんを持つお母さん
がただと思います。おそらくは、この病気を宣告されるまでは、お子さんも皆さん
も、病気とはほとんど無縁、病院ともほとんど無縁の生活をされてこられたのでは
ないでしょうか。そして、いまはじめて、本格的に、病気と向き合うこととなり、
病院(医師)とはどういうところか、ということにも次第にいろいろと学ばれている
ことだと思います。
いまは、まだお子さんのことで頭がいっぱいで、周囲に目をやる余裕はないかも
しれませんが、外来で働く先生、看護師の方々、病棟をかけまわる看護師さん、
朝から夜遅くまで手術を続ける先生、そういう病院のあり様にもちょっとづつ
気付いてみて欲しいと思います。

日本には、「赤ひげ」という良い意味でも、そして悪い意味でも、理想とされる
医師像ができあがっているので、忙しく患者さんに「尽くす」医師が当たり前の
ことと感じているかもしれませんが、本当にそうなのでしょうか?
日勤から夜勤をへてさらに日勤と、連続30時間以上、40時間近くも連続で働き続け
るのが、「当たり前」のことなのでしょうか?

社会福祉の話から、大きくづれてしまいましたが、日本の医療現場をなんとかしな
ければ、やがて、このブログを読まれている皆さんの誰か、あるいはお子さんの誰
かが、医療事故の犠牲者になる可能性は決して小さいものではありません。
そのとき、皆さんは、「あの医師」が悪い、「あの医師ひとり」が悪いんだ。と
責めるのでしょうか........ 
いまの日本の医療現場は、その悪循環に陥っている、ということをこれから少し
づつこのブログの中でも取り上げていきたいと考えています。

august03


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