側弯症は早期発見早期治療が望まれるわけですが、現実はその理想どうりには
進んでいません。
側弯症学会の講演記事を転記しました。
(特発性側弯症治療の広場も参照ください)
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脊柱側弯症検診とその課題
財団法人弘潤会野崎東病院 田島 直也
まとめ
脊柱側弯症検診は学校保健上重要な問題であるが、検診にかかる時間的、経済的
負担、発見の効率の低さが指摘されている。今回の調査等から主に以下の問題が
あげられる。
1. 学校検診は地域によってかなり差がみられ、検診が行われていない地方は、
検診システム確立が望まれる。
2. 学校検診は本来学校保健法の下、教育委員会等が主体性をもって取り組むべき
問題で、学校医・養護教諭の参加が重要であるが、父兄に対する啓発活動も
普及する必要がある。
3. 整形外科医は学校医として参加し側弯症ばかりでなく運動器の検診にもあたっ
てもらいたい。
4. 進行性・難治性側弯症は、先天性・症候性のものが多く、早期発見と治療法の
確立が今後の課題といえる。
進んでいません。
側弯症学会の講演記事を転記しました。
(特発性側弯症治療の広場も参照ください)
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脊柱側弯症検診とその課題
財団法人弘潤会野崎東病院 田島 直也
まとめ
脊柱側弯症検診は学校保健上重要な問題であるが、検診にかかる時間的、経済的
負担、発見の効率の低さが指摘されている。今回の調査等から主に以下の問題が
あげられる。
1. 学校検診は地域によってかなり差がみられ、検診が行われていない地方は、
検診システム確立が望まれる。
2. 学校検診は本来学校保健法の下、教育委員会等が主体性をもって取り組むべき
問題で、学校医・養護教諭の参加が重要であるが、父兄に対する啓発活動も
普及する必要がある。
3. 整形外科医は学校医として参加し側弯症ばかりでなく運動器の検診にもあたっ
てもらいたい。
4. 進行性・難治性側弯症は、先天性・症候性のものが多く、早期発見と治療法の
確立が今後の課題といえる。