６８年後の８月５日

きょうの午後、突然空が暗くなって、すごい雨が。
ちょうど、車で出かけていたんですが、
家の駐車場に帰ったとたんに、ザアーと降り出しました。
あすの式典に備えて、平和公園で準備をされている人たちは大丈夫？

日本へ来て、ヒロシマに来て、日本を撮り続けている
ドイツ人の若い写真家がこう言ってました。

「第２次世界大戦の清算という意味では、
　日本は、ドイツほど進んでいないと思いました」

戦後６８年の今。
もうすぐ、原爆の日が来る。
そして、１５日の終戦記念日も。

日本はただ、敗戦国になったままで６８年が過ぎた。
まだまだ、戦争の清算はできていない。
戦争は、終わってはいない。

だから、僕は、１５日は“敗戦記念日”だと思っている。

最近の橋下徹氏の“慰安婦”発言といい、
麻生太郎氏の“ナチス憲法”発言といい、
まだまだ、清算は終わっていない。

それどころか、１５日が近づくと、
面々たる国会議員が、靖国参拝を仕掛けてくる。

戦争という話になると、
権力を握った者や、ええとこの坊ちゃんたちが、
わざと、悪ぶって「みせたがる」、日本人の未熟さ。


素直に謝ったら、ええと思うんですよ。

戦争は、喧嘩とは違うんですから。


“焼き尽くせ”
“奪い尽くせ”
“殺し尽くせ”

侵略戦争を仕掛けていったのは、日本なんです。

謝ることも知らないで、
未だに、世界に“悪ぶって”見せる、一部の権力者たち。

日本人は、いつまでたっても、戦後を生き抜いてきた世界の
“おとな”たちの仲間入りはできそうにもない。



　
きょうも来てくださって、ありがとうございます